ライフサイクルコスト

ライフサイクルコスト(LCC)とは
ライフサイクルコスト(LCC)とは、システム/製品が①研究・開発段階から、②生産・構築、③運用および支援、④回収・廃棄に至るまでの全てのライフサイクルにかかる費用のことを指す。⇒物としての製品・商品ばかりでなく、ソフトウェア、ITシステムにも適応できる
例えば、飛行機を1機を購入したとすると、購入した時のコストを取得コストといい、その後運用段階で、燃料費、修理費、交換パーツ費、整備費、最終的には、回収・リサイクル費、廃棄費などを加えた全ライフサイクルにおけるコストを指す。
企業活動はライフサイクルコストを最小にすることが目標であり、顧客満足、環境保護と合わせて最も重要な概念である。
日本では企業が、特に情報システム部門がライフサイクルコストに注目しているケースは非常に少ない。
元々、ライフサイクルコストはミリタリーロジスティクス分野で生まれた概念であり、ビジネスロジスティクス分野では、DOD(米国国防総省)、日本の防衛省などとの関連取引企業で、主に耐久消費財(航空機、自動車、電気・電子機器・・・)の一部メーカーの設計・開発部門、販売・購買部門、エンジニアリング企業の極一部の担当者のみがライフサイクルコストに注目している。
現実にはLCCの重要性は、一部の限定された企業の一部担当者のみにしか認知されておらず、広く認知されることが重要だと考えています。
(⇒現状の情報産業界ではLCCがほとんど考慮されていないことが問題であります)
 ライフサイクルコスト(LCC)の構成要素
1.研究・開発費(R&D費)
 ・初期企画、マーケットリサーチ、フィージビティ・スタディ
 ・製品研究・開発、技術設計など

2.生産・構築費
 ・IEおよび作業解析、調達、生産(製作、組立、テスト)、施設建設
 ・工程開発、品質管理など

3.運用および支援費
 ・システム/製品の運用(使用)、製品の物流費(販売、営業、輸送、保管)
 ・その他ロジスティクス支援維持(顧客サービス、補給支援、試験支援用
  機器、輸送および取扱い、技術資料、施設、システム改修など)の費用

4.回収および廃棄費
 ・ライフサイクルを通じて修理不能品の回収、リサイクル、廃棄費用   
ライフサイクルコスト(LCC )の構成と把握実態
ライフサイクルコスト(LCC )の発生過程
 ライフサイクルコスト(LCC )の決定段階
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