LIMBOエンディング考察

誰が死んでいるのかで大きく変わります
2通り考察してみた
理由は下の方に書いてあります。
その1(少年死亡、妹生存)

少年には妹がいた

二人は森にある小屋で遊んでいた

しかし小屋の窓が割れ、放り出された少年は

地面に叩きつけられ死んでしまう



そのまま天国か地獄か、少年は逝くべきだった


でも少年は妹を置いていけなかった



そして



運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる。




LIMBOとは辺獄のこと

現実の世界から地獄へ向かう間の世界

様々な理由で現世に戻ろうとする者がいる
それを阻み地獄へ送ろうとするモノがある



少年は妹に逢うためにLIMBOを彷徨う


幾多の困難を乗り越えて、少年は妹に辿り着く



妹は少年が死んだ場所に座りこみ
その場所から離れようとはしない



少年は妹に近づく

妹はその気配を感じとる













それが精一杯だった




少年は死んでいる

ただ見守ることしかできない





妹はいつもそこに座りこみ、兄のことを考える

兄に見守られながら




小屋が朽ち果て、縄梯子が腐り落ちようと


妹は兄のもとに通い続ける







最期まで

兄に見守られながら



理由

主人公に妹がいるのは公式設定

LIMBOは辺獄のこと。
地獄界の第一圏で、洗礼を受けなかった者が、呵責こそないが希望もないまま永遠に時を過ごす。らしいです。
諸説あるようなので調べてみてください。

公式英語ゲーム説明「Uncertain of his sister's fate, a boy enters LIMBO」
公式日本語ゲーム説明「運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる」



ここから、


少年はLIMBOの世界に足を踏み入れる→少年は死んでいる

ということが分かる。



少年が最初目覚めた場所は
地獄前域
罪も誉もなく人生を無為に生きた者が、地獄の中に入ることも許されず留め置かれるところです。


そして少年は川を船で渡ります。
これはおそらく

ダンテ「神曲」の「地獄篇 Inferno」におけるアケローン川

を意識していると思われます。

アケローン川を越えると地獄の第一圏辺獄(limbo)に辿り着きます。


ここから、

「運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる」

を踏まえて考えると、

運命に逆らい→死の運命に逆らい。あるいは、地獄へ行く運命に逆らい。(アケローン川はそもそも自ら渡るものではない)

妹を探して→妹は少年が最初居た「地獄ではない場所」ではない場所にいる。(天国か地獄か現世)

エンディングをみる限り妹がいる場所は地獄とは思えません。
なので天国か現世だと思うのですが、少年は天国に探しに行かずに迷わずに地獄へ向かいます。
妹が天国に居るとすれば辺獄に向かう必要はないですよね。
(もしくは、スタート地点の左側は崖になっていますが、崖の上が天国で、行きたくてもいけなかっただけかもしれません。)

また、辺獄は、父祖の辺獄ではキリストが死後復活までの間に留まった場所とも言われており、
少年が現世に帰るために、復活するために辺獄へ向かったのではないかとも捉えられます。

そこで妹が居たところは現世だと推測します。


ステージは
森のような場所で、何者かに襲われながら逃げる
都会のような場所で、トラップを避けながら進む

と変わっていきます。

森から都会への変化は、非現実的な場所から現実的な場所へ
つまり死後の世界から現実世界へ近づいていることを暗示しているのではないか。

襲われて逃げることから、自ら進んでいくことへの変化は
地獄から逃げ出し、追っ手がいなくなり、別の世界へ移ろうとしているのではないか。


途中にHOTELがありますが

HOTELの後に矢印があり、それはアルファベットのLの形をしています。


つまり、HOTEL  L
並び替えると TO HELL

最初の矢印は進行方向を向いていてホテル(現実世界の暗示?)はこっちと示していました。
つまり、現実世界は進行方向にあると

ギミック発動後の矢印はもと来た方向を向いていて地獄はこっちと示しています。
つまり、地獄は来た方向にあると


これらから、主人公は地獄側からそうでない方向へ進んでいると考えられます。





最後にガラスを突き破るような演出がありますが、あれは

・第一圏辺獄(limbo)の終わりにある、ミーノスの審判所における審判(死者がどこへ行くか決められる)
・あの世とこの世の境目

を暗示しているのではないでしょうか

ガラスを突き破った先は、ゲームのスタート地点、少年が起き上がった場所です。
おそらく、現実世界で少年は窓を突き破り転落死したことを意味しているのではないか。

そして

審判が下されて、あの世とこの世の境目を越え、死んだときと同じようにガラスを突き破り、
死んだときと同じ場所に落ち、なにごともなかったかのように起き上がる少年は

現実世界へ戻った(生き返った?)

のではないか。


そして妹のもとへ向かいます。

妹は少年の死を悲しんでいるのか座りこんでいますが
少年が近づくと、気配を感じたのか驚いたような仕草をします。


そしてスタッフロールがあり、この間二人が何をしていたのかはわかりません、


ですが、その後の展開に気になる点があります。


・二箇所のハエ
・朽ち果てた小屋と腐り落ちた縄梯子

おそらく、ハエは死体に群がっている、つまり二箇所のハエは二人が死んでいる事を表しているのではないでしょうか
老朽化した小屋と縄梯子は、長い年月が経ったことを表していると思われます。
間にスタッフロールが入るのも時の流れを感じさせます。
そして、ハエは年月が経ってから湧いているので、二人はかなりの年月を経ってから死亡したことになります。


・二箇所のハエの「位置」

二箇所のハエの位置は、スタッフロール前に少年が立っていた位置と妹が座っていた位置から変わっていません
なぜ長い年月もの間、二人は近づかなかったのか

少年が立っている場所と妹の座っている場所の、坂の傾斜が違ったり、
少年の目は白く光っているのに妹の目は黒かったり、

そもそも、色の無い世界のままです。


なので、少年は

現世にはこれたが生き返ることはできなかった

のではないかと考えなおします。

自縛霊のような状態。
霊だけど現世にいるような存在です。


少年はただただ見守り
妹はかすかに兄の気配を感じながら、兄の死んだ場所に通い続ける


そして、最期に妹が死んで、それを見届けた兄は成仏する。

そこでエンディングは終わり。

そのあと、天国で二人が逢えたらいいですね。


まとめ

少年死亡→地獄前域→アケローン川→LIMBO→ガラス突き破って脱出→現実世界へ→現実世界に漂う霊



補足

現世にいる霊ではなく、少年はLIMBOから抜け出せていないと捉えることもできるでしょうね。


小屋で遊んでいた、というのはエンディングで最後小屋のような建物が見えることからの推測です。


最後のハエは、妹は普通に死んだことを、少年は成仏したことを暗示するハエです。


その2(少年、妹死亡)

少年には妹がいた

二人は森にある小屋で遊んでいた

しかし少年は小屋の窓を割ってしまう、そして放り出された二人は

地面に叩きつけられ死んでしまう



少年は地獄へ、妹は天国へ逝くこととなる


でも少年は妹が心配だった



そして、妹のいる天国へ向かって

少年は地獄から抜け出そうとする



地獄から天国へ逝こうとする者を
多くのモノが阻もうとする


少年は地獄を進む
天国にいる妹に逢うために


幾多の困難を乗り越えて、

運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる。



LIMBO、地獄と天国の境目

地獄行きの少年と天国行きの妹が

一緒にいられる唯一の場所





少年は妹に辿り着く



妹は待っていた、花を摘みながら待っていた

天国へ行かずに









二人はずっとLIMBOに居続けた




小屋が朽ち果て、縄梯子が腐り落ちようと

最期まで、二人一緒に





























理由

公式英語ゲーム説明「Uncertain of his sister's fate, a boy enters LIMBO」

妹に何かあったのではないか
妹も死んだとして考えていく

少年は小屋の窓を割ってしまい、妹は少年と一緒に窓から落ちてしまう

妹は天国へ逝く事になり
少年は地獄へ逝く事となる(妹を殺した事になったのか、自殺したことになったのか)

一緒に死んだはずの妹が見あたらないため少年は妹を探しに行く

ガラスを突き破り地獄から脱出するとそこはLIMBOだった。

そこには天国へと逝ったはずの妹が待っていてくれた、という結末です。
妹の右上にある縄梯子は、天国へ向かう道を暗示しているともとれます。

そして地獄逝きのはずの少年はその縄梯子を登って天国に逝くことはできない。

二人はずっと天国と地獄の合間で過ごすことにした。

その1に比べて理由をつけにくいです。

そもそもすでに死んでいるのに、なんでまた最後死ぬような(ハエにたかられる)演出があるのか謎です。

ただ、呵責こそないが希望もないまま永遠に時を過ごすというのはLIMBOらしいですよね。


その1と違った解釈をしてみようと両者死亡、最後の場所がLIMBOとして考えてみましたがやっぱり厳しいです。