Yizhan PS-605D

記事日付:2012/4/15

低価格な実験用の直流安定化電源」の項で紹介した
60V 5Aの直安 DAZHENG (Yizhan) PS-605D が届いたので
レビューをまとめる。

※メーカー公式:
Shenzhen yizhan instruments co., ltd.


◆1 購入先ほか
今回の直安は、ebayを使って MIB Instruments より購入した。
価格は送料込み177USD。(1USD=82JPY換算で、約14500円)
また、輸入時に消費税700円とられたので、合計すると約15200円である。
なお、消費税はクロネコの代引き払い。

発送は中国からで、注文後約1週間で手元に届いた。

◆お試し

①外箱

高精度・高効率・高質量とある。
「高質量」とは中国語で「高品質」を意味するようで、別に重たくて
ありがたみがあるという事ではないよう。
外箱には0~30Vの連続可変と書いてあるが、今回購入した製品は
0~60Vの連続可変である。

②外観

付属の電源コードは日本で使えるBタイプ (アース端子付きのやつ)。
本体背面の電源設定も100Vになっていたので、早速電源投入してみた。
結構でかくて重いが、なんとなくそれらしく動いている感じ。

電圧・電流の調整ノブは、それぞれ粗調整用と微調整用を持つ。

左上ロゴのDAZHENGは、Yizhan社のブランド名。

外装の板金が少し浮いているのはご愛敬。
取説の類が付属していないのもご愛敬。みんなの心の中の常識に従って使おう。

③付属品
付属の電源コードと、おまけのバナナ-ミノムシケーブル。

バナナ部分の拡大。どうやって電線が留まってるのだろう?
分解してみよう。

折りかえした線をねじでぎゅっと締めてるだけ!
しかもなんだか微妙な締まり方・・・ちゃんと接触するのかな?

バナナ部に開いている穴をつかうと、ミノムシでタコ足配線が可能な親切設計。


④電圧チェック
まずは、無負荷で電圧確認をしてみる。
最小設定。

中くらい。

粗調整用ノブ・微調整ノブともにめいっぱいにすると、62Vまで出力された。
テスタの表示値ともそれほど差はない。


⑤電流制限チェック
次に出力端子間を短絡して、電流制限が効いているか確認した。
なお、数字が消えて見えるのはカメラのシャッタースピードの都合。
不具合ではありません。

最小設定。

中くらい。

めいっぱい。5.2A。

見た感じ、電流制限は正しくできているよう。
このときの出力波形はどのようになっているだろう?
Amazonで買った安物オシロ OWON PDS5022 で見てみる。

5A電流制限時の波形。変にギザギザしているようなことはなく、きれいな波形。
この電源、結構いけるんでないか?


◆分解

ひとしきり触って満足したので、中身がどうなってるのか確認しよう。

ふたを開けた。プラスねじ10個くらいで分解可能。
板金の立て付けがとても悪いよ!


左側面。メインの基板が空飛んでるよ!
ねじ止め3カ所で固定されているが、ナナメっている・・・
基板が上のフレームに触れてしまいそうで怖いよ!

右側面。
写真右側の平らなアルミ板がレギュレータのトランジスタの放熱板。


メイン基板部品面。 まあ、あまり作りはよくない。
各コネクタは赤い樹脂で固定されている。
されていないコネクタもある。

メイン基板半田面。半田を盛って膜厚?を稼いでいるラインが見られる。
しかし、よく見ると、膜厚稼ぎ作業の時にできたと思わしき半田カスが
基板上にたくさん残っている。そのうちショート事故の原因なるんでないか・・・
怖いので、出来るだけ除去しておいた。


◆結論

とりあえず、電源装置として使えそうなことは確認できた。
装置の耐久性は、今後運用しながら様子を見ていくしかない。

以上。
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