シンポジウムの具体的内容について

学術シンポジウムⅠ
「白亜紀以降の山陰から中北部九州の火成活動の変遷」
日 時:8月23日(土)9:00〜11:45
場 所:佐賀大学 教養教育大講義室
世話人:角縁進、木戸道男、柚原雅樹(九州支部)

講演者と構成
  9:00〜  9:05 シンポジウムの趣旨説明(角縁:柚原)
  9:05〜  9:25 「中・北部九州,白亜紀貫入岩類の岩石学的特徴と地殻進化」
          大和田正明(山陽支部)、亀井淳志(山陰支部)、赤﨑英里(山口高)、
          浦島遼平(山口大)、池田慎一郎(山口市)、西塚 大(ドーコン)、矢田  純(カミナガ)
  9:25〜  9:35 「花崗岩質岩と同時期に活動した苦鉄質岩の産状と化学組成」
          柚原雅樹(九州支部)
  9:35〜  9:55 「中国地方の白亜紀–古三紀火成活動の時空変遷」
          今岡照喜(山口大・理)、早坂康隆(山陽支部)、君波和雄(山陽支部)
  9:55〜10:10 「中新世末期以降の北部九州地質構造形成史と火山活動」
          木戸道男(九州支部)
10:10〜10:30 「西南日本の新生代後期マグマ活動:高温のフィリピン海プレートの役割」
          木村純一(神奈川支部)
10:30〜10:40 「九州での中新世〜鮮新世火成活動へのマントルプリュームの役割」
          角縁 進(九州支部)
10:40〜10:55 「豊肥火山地域北部の新生代後期珪長質マグマの起源とマグマティズムの変遷」
          堀川義之(山口大・理)
10:55〜11:15 「阿蘇における新第三紀以降の火成活動の変遷」
          長谷中利昭・三好雅也(熊本大・理)
11:15〜11:45 総合討論

ねらい:山陰〜九州の火成活動は白亜紀以降、連続しておこっています。そのすべてを連続して考えることで、火成活動の変遷を考えていきます。その間、日本海の拡大やホットスポットに由来するアルカリ玄武岩の活動.鮮新世の以降の大量の安山岩、フィリピン海プレートの沈み込み開始などがおこっています。
山陰地方と比較をしながら、九州のマグマティズムの特徴について議論を深めたいと思います。

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学術シンポジウムⅡ
「原子力発電所をめぐる地球科学的課題」
日 時:8月23日(土)13:00〜14:45
場 所:佐賀大学 教養教育大講義室
世話人:柴崎直明(福島支部)、末永和幸(埼玉支部)、立石雅昭(新潟支部)、中山俊雄(東京支部)

講演者と構成 
司会:中山俊雄、末永和幸
13:00 〜13:10 シンポジウムの趣旨説明(世話人会)
13:10 〜13:40 「 日本の原発の実態」
          立石雅昭(新潟支部)
13:40 〜14:20 「 福島第一原発の汚染水問題について」
          柴崎直明(福島支部)
14:20 〜14:45 討論
ねらい:福島第一原発の事故やその後の汚染水処理の問題発生などから、原発立地条件の重要性が浮き彫りとなり、活断層の存在だけではなく、地質構造発達史、地震動の伝播、地下水流動系、地盤改変などの検討が求められています。日本の原発の問題点と福島第一原発の汚染水問題に関する最新情報を共有するとともに、地球科学的視点に立った原発立地条件の問題点を議論したいと思います。

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学術シンポジウムⅢ
「地球史統合科学」
日 時:8月24日(日)9:00〜11:30
場 所:佐賀大学 教養教育大講義室
世話人:狩野彰宏(九州支部),高島千鶴(佐賀大学)

講演者と構成
  9:00〜  9:05  シンポジウムの趣旨説明(狩野彰宏)
  9:05〜  9:20 「生命進化の場としての海洋火成活動環境」
          池上邦彦(九州大学・理)
  9:20〜  9:35 「薩摩硫黄島の浅海熱水域における、鉄酸化バクテリアによる水酸化鉄マウンドの形成」
          倉富 隆(九州大学・理)
  9:35〜  9:50 「鉄質温泉堆積物のミクロスケール縞状組織の生成プロセス」
          高島千鶴(佐賀大学・文教)
  9:5010:05「太古代中期の堆積岩の解釈: 安定同位体組成を用いて」
          三木翼(九州大学・理)
10:0510:15 休憩

10:1510:35 「深海熱水噴出孔で生命の起源を探る」
          柳川勝紀(海洋研究開発機構)
10:3510:55 「温泉成炭酸塩堆積物から探るストロマトライトの成因」
          奥村知世(海洋研究開発機構)
10:5511:15 「先端的手法を用いた微生物性堆積物の研究」
          白石史人(広島大学・理)
11:1511:30「エディアカラ紀の異様な炭素循環と多細胞動物の進化」 
          狩野彰宏(九州支部・九州大学)

ねらい:地球環境と生命進化の歴史を統合的に理解するために,地質学・地球化学・生命地球科学からの知見と解釈について具体例を交えて議論する。

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科学運動シンポジウム
「地域に根ざす地学の普及活動」
日 時:8月24日(日)13:00〜15:00
場 所:佐賀大学 教養教育大講義室
世話人:澤田武美、小田康則、寺井邦久、松村秀喜(九州支部)

講演者と構成
13:00~13:05 シンポジウムの趣旨説明 (世話人会)  
13:05~13:20 「島原半島ジオパークを活用した防災教育」
          寺井邦久(九州支部)
13:20~13:35 「天草におけるジオパークへの取り組みと大地遺産の活用と保護」
          長谷義隆(九州支部)・鵜飼宏明・廣瀬浩司(御所浦白亜紀資料館)
13:35~13:50 「大学と連携した野外実習」
          澤田武美(九州支部) 
13:50~14:00 「看板が出来ました」
          松村秀喜(九州支部)
14:00~14:15 「持続可能社会と科学運動」
          田中昭雄(熊本大学)
14:15~15:00 総合討論

ねらい:九州各地で行われてきたジオパークの活動、博物館の友の会活動、大学と連携した野外実習などの地学の普及活動を紹介。 地学の復権・普及を目指して今後の発展につなげたいと思います。