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動物、昆虫、植物など多様な生き物は、進化の過程で、微生物との緊密な共生関係を築いてきました。共生微生物は、宿主生物の近傍・体表面・体内といったきわめて密接な空間に棲息し、植物では生育の促進や耐病性・耐虫性の増強、昆虫では生存や繁殖、環境適応、薬剤感受性等、宿主の生態的性質にも大きく影響することが明らかになっています。 これらの共生微生物の持つポテンシャルを活用することで、低環境負荷型の病害・害虫防除の実現が期待されており、既に作物生産場面でさまざまな試みが行われています。
本会では、多くの可能性を秘めた「共生微生物利用の今と未来」について、植物病害防除および害虫防除の観点からの講演を行います。さらにシンポジウムでは、ポスターセッションも行います。対象は、農業・作物生産分野に限りません。共生や生物間相互作用、有用微生物などに関わる幅広い領域での基礎から応用に亘る幅広い取組みを歓迎いたします。
日時:平成27年11月25日(水) 13:00~18:00
場所: 富山大学五福キャンパス 学生会館ホール(富山県富山市 ※9月30日 場所を変更しました)
主催: 富山大学理学部・富山県農林水産総合技術センター農業研究所
参加費:無料(交流会は有料)
オーガナイザー:
土`田 努(富山大学 理工学研究部(理学))
守川 俊幸(富山県農林水産総合技術センター 農業研究所)
お問い合わせ:
「共生微生物利用の今と未来」開催事務局 <symbiosissnf@gmail.com>
開催案内のpdfファイルは、以下からダウンロードできます。