教育催眠研究会メーリングリストより

※教育催眠研究会メーリングリストより、
 プライバシー等に関係しない話題を抜粋しました。

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▼催眠誘導の技術(補足説明)その2 催眠誘導極意 は 研修会 と メーリングリストで!
▼飛躍しすぎた「催眠療法」(前世退行) ※前世退行 は 空想 輪廻・輪廻転生(りんねてんしょう)
▼インド思想から見る「前世退行」の愚(1) ※「人間」五十年 は 「下天」の一日
▼インド思想から見る「前世退行」の愚(2) ※大焦熱地獄 の 刑期 は 1兆6200億年×8の5乗
▼インド思想から見る「前世退行」の愚(3) ※弥勒菩薩 の 兜率天の平均寿命 は 5億6千7百万年
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Date:  2003年2月18日 (火)  午後8時05分
Subject:  ★催眠誘導の技術(補足説明) 002
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   催眠誘導の技術(補足説明) 002
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禁止暗示解催眠について

【暗示の鉄則】

 ・その人に不利な暗示は絶対に使用しない。
 ・「ことば」そのものに「強い影響力」があるということを自覚すること。
  ※これは、唯識学阿頼耶識(alaya識・アーラヤ識)を説明する時に詳述しま
   す。ことばそのもに強い力があり、とりわけ催眠状態では「ことば」そのも
   のが深層心理に影響しますので、施験者には深い自覚が必要です。
 ・「禁止暗示」を与えた場合は、必ずその場で解催する。
  ※相手のことを考え、手間を省かず、その場でていねいに解催しておきます。
 ・瞬間催眠はなるべく使用しない。
  ※これも、相手の立場に立つとわかります。手間を省かないこと。


【解催眠】

 ・催眠深度や催眠状態でいた時間に比例して、解催眠にも時間をかけます。
 ・できるだけゆっくり解催します。記憶支配の段階まで入った人には一度ゆっく
  り解催し、再度強い口調で解催暗示を与えます。
  ※講習会の時のモデルさんもそうでしたね。1回目の暗示では完全には覚めて
   いません。もう一度解催します。

※誘導の極意「三段階暗示法」「サンドイッチ話法」については、(その1)で
解説しています。メーリングリストでどうぞ!

<事務局 渾沌※ページのトップへ!
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Date:  2003年3月17日 (月)  午前2時45分
Subject:  飛躍しすぎた「催眠療法」(前世退行)
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   教育催眠研究会のみなさまへ!
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■催眠療法(飛躍しすぎた例)

※前世退行療法

教育催眠研究会の例会にご出席された方は
「退行催眠」をすでにご存じですが、
その時コメントしました「前世」への退行
(これはナンセンスです)
でも、これを「ウリ」にする商売があるのですねえ。
困ったものです。

「前世退行」が「空想」であるという前提のもとで行う場合には意味があるか
もしれませんが、「前世まで退行」して「前世の記憶を呼び起こしている」と
信じて行う場合はきわめて不条理です。

「前世」とは何か?
次回の投稿で、輪廻の専門インドの思想についてご紹介します。その記事を読
んでいただくと、たとえ前世があると仮定した場合でも「前世退行療法」は
不可能だということを理解するでしょう。


<事務局 渾沌>

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※ページのトップへ! ───────────────────────────────────── Date: 2003年3月19日 (水) 午前2時09分 Subject: インド思想から見る「前世退行」の愚(1) ───────────────────────────────────── ==========================================================================    人間五十年、下天のうちをくらぶれば・・・ ========================================================================== さて、輪廻の本家であるインド思想を概観いたしましょう。これを見ていくと 「前世退行催眠」というもののバカバカしさがよくわかると思います。 まずは、話の枕として 「人間五十年、下天のうちをくらぶれば・・・」 これは、信長の最期で有名ですね。 出典は、幸若舞「敦盛」の一節。 さて、この「人間五十年」ですが、 一般に大変な誤解をされています。 一般的な解釈は「人生五十年」 しかし、これは全くの誤解! この「人間」とは、もともと仏教用語、今風にいうと人間世界。 「人間五十年」とは、「人間世界の五十年は・・・」という意味。 では、「下天のうちをくらぶれば・・・」とは? つまり、比較対象が「下天」なのです。 インド思想では、六道輪廻といって、 衆生は、次の世界に生まれ変わり死に変わりすることになっています。 ─────────────────  人-天-修羅-餓鬼-畜生-地獄 ───────────────── この「天」のうちの最も下等なのが、「下天」なのです。 何が下等かというと、他の「天」と比較して平均寿命が短い。 平均寿命が「五百歳」。 天上界では最も短命。 でも、この「五百歳」は天上界での時間における五百歳。 天上界では「相対性原理」のごとく、人間界と時間のすすみ具合が違います。 それでは、「下天」と「人間(人の住む世界)」との時間換算表です。 ────────────────────────────    下天  |  人間 ────────────────────────────    1日  |  50年    五百歳 |  九百万年(50×365×500=9,125,000) ──────────────────────────── まあ、要するに、 「人間五十年、下天のうちをくらぶれば夢まぼろしのごとくなり」 とは、


「人間世界の50年とは、下天の時間に換算すると、たったの1日、 (しかも、下天というのは、天上界でも一番平均寿命が短いところだから) 天上界からみると、人間世界でのことはみなまぼろしのようなものだ」
・・・という意味。 昔の人は、本当に教養があったのですね。 さて、文章が長くなりますので、本日は枕のみ。 次回にご期待ください。 ※注:なぐり書きですので、あしからず。 <事務局 渾沌> ───────────────────────────────────── ※Myプロフィールの「名前」欄にハンドルを記入し、このグループの会員に公開 しましょう!(ハンドルや趣味等を公開できます) ※グーグルツールバーをインストールしましょう!(必須・簡単) http://www.konton.net/bookmark/tools.html ─────────────────────────────────────

※ページのトップへ! ───────────────────────────────────── Date: 2003年3月19日 (水) 午前3時10分 Subject: インド思想から見る「前世退行」の愚(2) ───────────────────────────────────── ==========================================================================    人間五十年、下天のうちをくらぶれば・・・ ========================================================================== ついでに、他の「天界」と「人間界」の換算表を作成します。 忉利天(とうりてん)・・・下天の上  ここでの「1年」=下天の「2年」  平均寿命は 1,000歳 = 人間世界の 3,600万年(50×365×2×1,000=36,500,000) 夜摩天  平均寿命は 2,000歳 = 人間世界の 1億4400万年 兜率天(とそつてん)  「1日」=「400年」(人間)  平均寿命は 4,000歳 = 人間世界の 5億7600万年 楽変化天(らくへんげてん)  「1日」=「800年」(人間)  平均寿命は 8,000歳 = 人間世界の 23億400万年 他化自在天(たけじざいてん)  「1日」=「1,600年」(人間)  平均寿命は 16,000歳 = 人間世界の 92億1600万年 等活地獄  「1日」=「九百万年」(人間)  寿命(刑期)は500年=一兆六千四百二十五億年 地獄の刑期の長さ  等活地獄:1兆6200億年×1  黒縄地獄:1兆6200億年×8   人間世界の100年=忉利天(とうりてん)の1日   忉利天(とうりてん)の寿命が1,000歳   忉利天(とうりてん)の1,000年 = 黒縄地獄の1日   黒縄地獄の寿命は1,000歳 = 人間世界の 1兆6200億年×8  衆合地獄:1兆6200億年×8の2乗   人間世界の200年 = 夜摩天の1日   夜摩天の平均寿命は2,000歳   夜摩天の2,000年 = 衆合地獄の1日   衆合地獄の寿命は2,000歳 = 人間世界の 1兆6200億年×8の2乗  叫喚地獄:1兆6200億年×8の3乗   人間世界の400年 = 兜率天の1日   兜率天の寿命は4,000歳   兜率天の4,000年 = 叫喚地獄の1日   叫喚地獄の寿命は4,000歳 = 人間世界の 1兆6200億年×8の3乗  大叫喚地獄:1兆6200億年×8の4乗   人間世界の800歳 = 楽変化天の1日   楽変化天の寿命は8,000歳   楽変化天の8,000年 = 大叫喚地獄の1日   大叫喚地獄の寿命は8,000歳 = 人間世界の 1兆6200億年×8の4乗  焦熱地獄:1兆6200億年×8の5乗   人間世界の1600年 = 他化自在天の1日   他化自在天の寿命は1,600歳   他化自在天の1,600年 = 焦熱地獄の1日   焦熱地獄の寿命は1,600歳 = 人間世界の 1兆6200億年×8の5乗  大焦熱地獄:1中劫の半分  阿鼻地獄:1中劫 ※注「劫」とは時間の単位  約160キロ四方の大岩を、三年に一度 天女がシルクの衣の袖で軽くサラー っと一拭きし、この岩が磨滅するまでの時間。 1小劫=1679万8千年 1中劫=二十小劫 1大劫=四中劫 さらに続きます。 <事務局 渾沌> ───────────────────────────────────── ※Myプロフィールの「名前」欄にハンドルを記入し、このグループの会員に公開 しましょう!(ハンドルや趣味等を公開できます) ※グーグルツールバーをインストールしましょう!(必須・簡単) http://www.konton.net/bookmark/tools.html ─────────────────────────────────────

※ページのトップへ! ───────────────────────────────────── Date: 2003年3月23日 (日) 午前5時18分 Subject: インド思想から見る「前世退行」の愚(3) ───────────────────────────────────── ==========================================================================    阿修羅はアメリカ? ========================================================================== インド思想から見る「前世退行」の愚(3) 輪廻思想について垣間見てみましたが、要するに、 「100年前、あなたは○○家の人でした・・・」などというのは、とんでもない ことなのです。輪廻の本家インドの人に言ったら笑って相手にしてくれないでしょ う。 (再度人間世界に生まれるには永遠にあり得ないのと同じくらいの時間を要する。 人間として生まれるのは奇跡に近い。 したがって、この僥倖を無駄にせず、この世界に生まれたからには、このチャンス を利用してブッダになろうと努力するのである。 つまり、輪廻から解脱するまたとないチャンスととらえるのである。) 例えば、弥勒菩薩がいるという、兜率天の平均寿命が5億6千7百万年。(一般に いう56億7千万年というのは計算間違い) 縁起でもないが、大叫喚地獄に落ちると、1兆6200億年×8の4乗という、それは もう永遠といっていいほどの長い間「おつとめ」をしなければならない。 他にも畜生道餓鬼道があり、永遠の時間を経過しなければ人間界には生まれてこ ないことになっているのです。 それを、知ったかぶりして「さあ、前世にもどりましょう」などといって、前世が 人間であるという前提でやる「前世退行催眠」などというものは、輪廻を認めるイ ンドの人が聞いたら「インチキ!」というでしょう。 今ここにいるAさんの生まれる前の「生」が「人間」であるという確率は限りなく 「絶対」に近いほどありえない話なのです。 「前世退行」などというまぎらわしいことをやるよりも、すなおにイメージトレー ニングをやるか、せいぜい「人格変換」で、象徴的な体験をしてもらうほうが無難 かもしれません。なにせ「輪廻」といった瞬間、それを象徴的な意味に捉えず、前 世が「鎌倉時代の武士の子」などと、実際に信じてしまう人がいるからです。 「前世退行催眠」をテレビ放送で見た人、その被験者はどんな言葉づかいをして いましたか?「平安時代の公家」だった人は、その時代の公家言葉で話していまし たか?古代エジプトの王家の娘だった人は、古代エジプトの言葉で語りましたか?) ちなみに、「阿修羅」は自分のことを「正義」とし、他者を「悪」と決めつけ、 「悪」を徹底的にやっつけるために闘い続けます。つまり今のアメリカこそ「阿修 羅」ですね。 ※これも殴り書き。 <事務局 渾沌

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