ご挨拶

 2009年10月31日の記念集会およびシンポジウムは、おかげさまで130名の参加者を得て、たいへん充実したものとなりました。
 あの熱気を、医療基本法の早期成立へ、そして患者の権利の確立へつなぐ運動を強めていきたいと思います。
 シンポジウムの様子については,追々このサイトにてご紹介しますので、お待ち下さい。

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 1984年の「患者の権利宣言」に始まった患者の権利運動は、インフォームド・コンセント理念の普及、カルテ開示の制度化、医療安全に対する取組の強化等、医療のありかたに大きな影響を与えてきました。しかしその一方で25年前から既に課題になっていた救急医療や周産期医療の体制整備 の問題も、医療の質や患者安全の確保の問題も、いまだに解決できていません。

 にもかかわらず、この25年間、医療費の自己負担額も保険料も年々増加し、経済的理 由で医療機関を受診できない患者も増えてきました。また、心ある医療者ほど心身ともに疲弊するなど、医療界内部の様々な矛盾も、解決の兆しが見えません。

 私たちは、患者の自己決定権や最善の医療を受ける権利を国民に保障し、かつ、その権利を実現するための医療供給体制や医療保障制度を整備する国や地方公共団体の責務を明らかにする法律の早急な制定を求めます。

 「患者の権利宣言」25周年を迎えるこの秋、この記念集会で、これまでの患者の権利 運動の成果を共有するとともに、患者の権利法制化の実現へ向けた決意を新たにしましょう。

患者の権利宣言25周年記念集会実行委員会

シンポジウムのチラシはこちらです。