慶應義塾大学大学院経営管理研究科・浅川和宏研究室(浅川ゼミ)を簡単に紹介します。
KBS浅川ゼミは、国際経営学、グローバル・イノベーション論、グローバルR&D戦略、グローバル技術開発、多国籍企業の組織・戦略、多文化・多言語・多国籍マネジメントを学ぶゼミです。1996年度に第1期生を迎えて以来、2023年度現在、第27期生が当ゼミで学んでいます。KBSにて最も歴史の古いいくつかのゼミのひとつとなりました。
浅川ゼミの特徴は、①国際経営論を集中的に学ぶゼミであること、②国際経営を単に知識として学ぶのではなく、多言語、多文化環境の中で学ぶこと、③ゼミ生のメンバー構成が多文化、多国籍、多言語であること、です。ゼミ生の関心テーマは多彩ですが、全員が「国際経営」を専門的に学んでいます。また、当ゼミでは、議論を主に英語で行っています。指導教授として、ゼミ生に対し、国際経営を学び実践していくうえで、バイリンガル、マルチリンガルであることの重要性を強調していますので、私のそうした考えに賛同する学生が当ゼミに集まり、更なる能力開発に向けてゼミ生同士で切磋琢磨しています。
ゼミ選びの際に浅川ゼミの雰囲気を理解するには、3学期に私が担当する修士課程国際単位交換科目Multinational Strategy and Organizations(英語IP科目)を履修もしくは聴講すると良いでしょう(講義使用言語は英語)。また、ゼミにおける国際経営の研究を推進するうえで、私の1学期担当の修士課程専門科目、グローバル・イノベーション(Managing Global Innovation)を履修・聴講すると学習が深まるでしょう(講義使用言語は英語)。また、博士課程で更に高度な研究を志向する学生を対象に、博士課程専門科目、多国籍組織戦略特論(Advanced Study in Multinational Organizations and Strategy)が設置されています(使用言語は英語)。