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退職祝い
 
 
平成24年3月12日、仙台市内で開催された国際会議 ACCMS-VO(アジア計算材料学コンソーシアム下層組織会議)の懇親会と退職祝い
 
 
最近のニュース
 
1.4月から、青葉山キャンパスのはっチェリースクエアに移動し、研究活動を続けています。
 
 
2.平成24年5月タイ国スラナリ市を訪問。スラナリ工科大学で講演。2013年度のACCMSの開催予定地。
 
 
 
3.平成24年6月、大阪大学で開催されたナノ学会で会長職を退きました。
 
 
 
0.ウィキペディア
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I. 略歴

 昭和221216日宮城県仙台市に生まれ、昭和453東北大学理学物理第二学科卒業し、同年4月東北大学大学院理学研究科修士課程原子核理学専攻に入学昭和473課程修了しました。同4東北大学大学院理学研究科博士課程原子核理学専攻に進学し、昭和503月に同課程を修了し、東北大学理学博士の学位を授与されました。昭和504に東北大学教養部に助手として採用され、昭和5611に同情報処理教育センター助教授に昇任し、平成元度から3間、文部省視学委員を勤めました。平成25月に東北大学金属材料研究所の教授に昇任、同計算材料学センター長としてスーパーコンピューターの導入から運用に当たりました。平成174月に東北大学シナジーセンター長(現サイバーサイエンスセンター)に就任し、この間、東北大学情報シナジー機構副機構長及び同本部事務機構情報部長を併任しました。平成203月に同センター長等を任期満了で退任し、平成24331日付けで定年により退職し、現在、東北大学名誉教授として、未来科学技術共同研究センター内で研究を継続しています。

 
II. 業績

同人のこれまでの研究は、東北大学大学院生及び教養部助手時代の原子核物理学、同情報処理教育センター助教授としての計算機教育分野、及び同金属材料研究所教授としてのスーパーコンピューターを用いた新材料設計と非平衡系材料データベース構築・提供と広範にわたるものです。これらの内でも特筆すべきものを挙げます。(1)原子核による電子散乱理論の高度な計算プログラムを作成して実験家との共同研究を行い、その成果を公表することにより、本学の成果が世界に知られるようになりましたた。(2)計算機を用いた教育管理システムを構築し、教養部全学生に対して国内初の大規模情報処理教育を可能とし、実際に多人数教育を担当しました。(3)仏教文献の自動認識によって科学的な仏典の比較研究法を確立し、仏教の本質に迫る成果を出すことに寄与しました。(4)世界で初の非平衡材料データベースを構築し、著名なLandolt-Börnsteinシリーズとして出版しました。現在も、継続敵に出版を行っています。(5)スーパーコンピューターを用いた超大規模シミュレーション計算により、新規材料設計開発を行いました。(6)磁性の根源を解明し、これまでの標準的な教科書が誤っていることを正しました。これらの研究成果に対し、東方学術賞(Eastern Prize)科学技術情報センター学術賞、The Ken Francis Award日本金属学会学術功労賞、IBM Shared University Research Award、日本金属学会学術貢献賞、ACCMS賞等が授与されています。

【顕著な主な研究業績の具体的内容】

 上記(5)と(6)に関しては、特に顕著な業績が挙がっており、以下にその概要を述べます。

1.全電子混合基底法第一原理シミュレーションプログラムの開発と適用

我が国では希有な独自の定式化による材料設計用ソフトウェアを開発し、ACCMS等を通じてその普及に努めた。芯電子を含む材料系の精密な電子状態を少ない計算量で求めることが可能で、他では不可能な超微細構造定数の精密算定や化学反応過程のダイナミクスシミュレーションに成功した。材料の発光波長の絶対値算定が可能で、新たな発光材料の理論設計を可能としました。

2.格子振動の第一原理計算法の確立

 従来、モデル計算が主体だった格子振動計算を、電子状態計算に基づく新方法によって可能とするための定式化とプログラム作成を行い、主要な材料系に適用しました。このプログラムはPHONONという名称で市販化され、現在、研究方法自体も標準的なものとして広く活用されています。

3.シリコンフラーレンの予言

  炭素で発見されたフラーレン構造がシリコンでも存在し得ることを理論的に示し、それが医療用ナノ粒子として活用可能なことを示しました。この予言後に実験的に合成され、特許化も行われました。また、シリコンフラーレンは、それを単位として結合でき、シリコンナノチューブが容易に合成出来ることを予測し、その後実験的に合成され、理論予言の正しさが証明されました。

4.新規水素貯蔵材料設計

 エネルギー・環境問題解決の切り札の一つとして期待されている水素を多量に貯蔵し、容易に移送を行え、100℃程度で放出出来る新材料の理論設計に当たり、可能性のある多くの材料の提案を行いました。特に、ロシア科学アカデミー無機化学研究所との共同研究として実施したクラスレート水和物中への水素貯蔵は最もクリーンなエネルギー貯蔵材料として注目されています。

5.磁性の根源解明

 量子力学確立直後から標準的な教科書に記述されて来た、電子の交換相互作用による磁性の説明が全くの間違いであり、多数の電子と原子核の間の複雑な相互作用の総合的な結果であることを精密な数値計算によって示すことに成功しました。これにより、研究者は正しい磁性材料設計指針を持つことが出来るため、今後の新規磁性材料設計開発に大きな寄与をなしました。

 

 以上のように、物理の基礎理論に基づいて幅広く計算機シミュレーションによる材料研究を進め、基礎と実用化の両面で顕著な研究成果を挙げてきました。また、科学的研究手法を文科系の研究テーマに適用して新たな研究方策を確立すると共に、情報処理教育の抜本的改善法に寄与しました。それらの研究成果を原著論文950件、国際会議発表858件、国内会議発表1388件、講演494件(内、国際会議基調講演及び招待講演50件)、著編訳書80件、公開特許12件、新聞記事151件、テレビ放映5件等で発表・出版し、その研究成果は国内外の研究者から高い評価を得ています。(数値は平成24年3月現在)

 

III. その他功績となる活動、栄誉に関する事項

ナノ学会会長、NPO科学協力学際センター代表理事、スーパーSINET推進協議会委員ナノテクノロジー部会部会長、JST科学技術振興調整費審査部会委員・ナノテクノロジー分科会委員長などを務め、計算機シミュレーションによる新材料設計研究分野から、ナノテクノロジー一般の発展のために大きな役割を果たしました。さらにAsian Consortium for Computational Materials Science (ACCMS) を創立し、その発展に多大の努力を払い、現在では、アジアに止まらない、この研究分野の重要な国際会議に育て上げました。その功績により、ACCMS賞を受賞、また、インド材料学会名誉会員に任じられました。東北大学CIO補佐官、文部省視学委員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、地球シミュレーター民間利用課題選択委員会委員長、日本金属学会東北支部長を努め、研究組織の運営面でも積極的に活動しました。また同人は、マックスプランク研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校客員教授、オーストラリアWACAE客員教授、復旦大学及び西南師範大学顧問教授、南京大学客座教授、東京大学、北陸先端科学技術大学院大学、京都大学、国立情報学研究所、東北学院大学をはじめ多くの大学の併任・兼任・非常勤講師等を勤め、国内外で教育研究活動にも積極的に寄与しました。特に、計算機シミュレーションによる新材料設計分野からの社会貢献に強い関心を示し、実験家や企業との共同研究で、科研費、NEDOJSTの大型プロジェクトに数多く採択され、それらの研究成果の実用化も行われています。

 
IV. 出版論文
原著論文等は以下のPDFをご覧下さい。
 
V.  編著書翻訳
編著書翻訳は以下のPDFをご覧下さい。
 
VI. 解説・紀要
 
VII.公開特許
 
 
VIII.趣味
クラシックギター演奏、カエルグッズ蒐集、ガーデニング
ユーチューブで演奏をご覧いただけます。 
 
 
その他、添付ファイルの呼び出し
 
 
 
 
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