9月28日那珂川のアユ漁とアユの生態


子供のための観察会を開きます。小中学生親子同伴、一般の方の参加も歓迎します。

城里町を流れる那珂川で漁協の方の協力を得て、那珂川でアユ漁をみます。取ってもらった天然アユを川原で塩焼きにして食べます。バーベキューをしながら、今産卵期を迎えるアユの生態について学びましょう。ほかに川辺の水生生物を採集観察します。中流で産卵し、海に下り、また上流まで上ってくるアユの一生をインストラクターの先生に解説してもらいます。いまアユは産卵前です。秋の産卵後アユの稚魚は海に下ります。普段アユの棲んでいないあまりキレイとも思われない那珂川の水戸市の下流域が実は、日本一のアユ漁獲量を誇る那珂川のアユの一生に取って非常に大事な役割を果たしていることが分かります。観察会の詳細は追って連絡します。アユは産卵後、数日で海にたどり着かなくては生きられません。

那珂川下流域では河口から20キロメートルほど常時海水が川底側に流れ込んでいます。この海水が汽水域を作り豊富な栄養を蓄え、ワムシ、アミ等のプランクトンを含んでいます。孵化すると自身の栄養では数日しか生存できないアユの稚魚がこの汽水帯に到達し、餌を摂取し、無事海に下ることができます。もし、霞ヶ浦導水の取水口が那珂川にできたらどんな影響が出てくるのか漁協の皆さんの意見を聴き、生態学に詳しい先生と一緒に考えてみます。導水は水戸の人は千波湖がきれいになるからいいやとぐらいしか思っていませんが、大変な弊害を将来に残すことになるかもしれないそうです。アユを食べながらお話を聞きましょう。

集合場所:城里町圷公民館 茨城県東茨城郡城里町大字上圷594−1029-289-2477

集合時間:9月28日日曜日 13:30

漁法:投げ網、友釣り

申し込み:kansatsukai@gmail.com まで、またはひたちの自然観察会事務局 井戸ライフ 西原 電話:029-247-8246。FAX:029-355-1735

案内状印刷

漁協ではこんな主張をしています。

『 那珂川はアユの漁獲量日本一、57種類もの魚が棲息する清流です。
  巨大な取水口が作られて、毎秒15トン、毎日129万トンもの水が取水されたら、
   那珂川のアユと魚類は壊滅的な打撃を受けてしまいます。
  源流から河口まで、すべての漁協が一致して「霞ヶ浦導水取水口建設中止」を求めて、
  「那珂川アユ裁判」をおこしました。
  裁判に勝つための署名に、ぜひともご協力をお願いします。』
■霞ヶ浦導水「取水口」が動き出したら■
 *流水量減少で、魚類棲息環境が著しく悪化。
 *アユ仔魚や各種稚魚が取水口に吸い込まれてしまう。
 *霞ヶ浦から外来魚や微生物が移送され、那珂川の生態系が破壊される。飲み水なども心配…
 *流水量減少で、アユ仔魚等が成長する河口浅海にも大きな悪影響をおこす。
■霞ヶ浦導水事業■
霞ヶ浦と那珂川を43キロのトンネルでつなぎ、
毎秒15トン霞ヶ浦に導水、
那珂川渇水期に毎秒11トンを霞ヶ浦から送水する計画。
昭和59年着工、4回計画変更、総事業費1900億円。
すでに1400億円使ったが、トンネル工事は3割しか出来ていない。
現在裁判を起こし、導水反対の署名を集めています。

署名のご送付、お問い合わせは、
那珂川関係漁協協議会、那珂川漁協