プロジェクト「千波湖にホタルを飛ばそう!」
 

プロジェクト「千波湖に蛍を飛ばそう!」

-千波湖まであと100メートル-


茨城県県都水戸市の中心部には千波湖があります。湖の周囲が3.1kmある千波湖(せんばこ)。ジョギング・ウォーキングを楽しむ人を多く見かけます。ここ数年、周辺の整備がさらに進み、偕楽園から橋でつながり観梅シーズンには観光客で賑わっています。江戸時代までは現在の水戸駅南口付近まで水があったようですが、埋め立てられ現在の大きさになりました。人工的にかなりの領域がいわゆる公園化されましたが、人工的ないわゆる公園化から免れ湧水が水脈を保っている場所があります。水戸市郊外のホタル生息域との類似性からホタル生息調査を始めました。千波湖北岸及び逆川緑地公園内の2箇所で生息域がありました。地質学的構造、文化的バックグラウンドを踏まえた総合的な環境保全活動が必要と考えます。環境保全活動はネットワークであると言う基本認識から地域の大学・研究機関との連携活動を含む多くの領域の人たちとの重視しています。当会は作業となれば元造園業者のみなさんも参加してくれます。環境保全のための野焼き等の活動も推進していきたいと考えています。
ひたち野自然観察会は平成18年度よりいばらきコープ環境基金の支援を得て、「千波湖に蛍を飛ばそう」プロジェクトを開始しました。

平成20年度の活動
ロータリークラブとホタル幼虫飼育・放流をしました。平成20年3月20日

水戸ロータリークラブは十年前から千波湖公園もみじ谷及びホタル谷にホタルの幼虫を放流してきました。当初は水戸一高の安藤先生の指導を受け、ホタル
終令期まで生育させ3月中旬に放流する方法を確立しました。
今後ロータリークラブとしてのホタル放流事業は今年で終了します。今後は当会を含め大学からの生態学的な示唆を受けながら市民・地域大学研究機関連携プロジェクトとして発展させていく予定です。
ほたるは環境のある指標に過ぎず、その繁殖のみ追いかけるのは慎む必要があります。それじゃスズムシはどうなんだという意見もあるかと思いますが、環境問題は慎み深く取り組む姿勢が大切と思います。
http://members.jcom.home.ne.jp/hotaru-net/hotaru/report12.html

ユネスト認定のジオパークとは行かないまでも都市近郊型ジオパークとしてhttp://www.geosociety.jp/geopark/content0001.html
これ以上地質学的な破壊を加えない地域としての環境保全を訴えて生きたいと考えています。文化的見地からも夜中まであかあかと照明が公園に必要なのか?最低ホタルの幼虫が川から上陸する4月からホタルが飛ぶ7月までは夜間照明は落としてもらいたいものです。そのほうが環境にやさしいのでは?そもそも公園は夜中に入るところなのでしょうか?

平成20年3月20日のゲンジボタル終令幼虫約1000匹、カワニナ約500匹の千波公園モミジ谷、ホタル谷への放流の様子。
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平成20年3月29日ヘイケボタル幼虫を放流しました。カワニナ約300匹ホタル谷に放流しました。
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平成20年4月17-18日
雨が降り、ゲンジボタルの幼虫がさなぎになるため上陸を開始しました。あともう一回ほど雨が降れば上陸すると思います。不思議なことにほぼいっせいに上陸します。

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平成20年6月上旬よりホタルが飛び始める。

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平成20年6月中旬ホタル成虫捕獲、産卵

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平成20年7月上旬ホタル孵化、カワニナの生まれたばかりの小さいものを餌として与える。