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平成27年度 (2015年度)科研費・ 基盤研究(B)採択「官版日誌類に関する史料学の構築および戊辰戦争期の情報と地域に関する学際的研究」(研究代表:藤實久美子・ノートルダム清心女子大学教授)の研究サイトです。


<研究目的>
政治・社会の激動期である戊辰戦争期(慶応 4=明治元[1868]年正月~明治 2年 5 月)の維新政府系の出版物である官版日誌類の調査を通じて官版日誌類に適合的な史料学を確立し、官版日誌類の作成・交付・流通・受容・蓄積の諸相、古書市場への流出と購入・利用の諸相という史料のライフコースの視点から、当該社会の情報空間の状況を解明することにある。


維新政府系の官版日誌類は官報前誌に位置づけられるが、日本近世・近代史研究の狭間にあって研究が著しく立ち遅れている。故に本研究では1所在状況の確認、2現地調査の実施、3官版日誌類の関係性の解明および基礎データの蓄積、4維新政府の政治情報開示の意図と官版日誌類の作成過程、5交付・流通のルート・範囲・速度、6様々な受容と蓄積の諸相について研究する。