甲骨文字の文章構造

甲骨文字の文章構造

 1.前辞
 2.命辞
 3.繇辞(占辞)
 4.験辞
 5.記辞




甲骨文字「乙寅王卜貞,今夕雨不雨,在三月」 1.前辞
   占卜をおこなった際の状況を記したもの。
   文章の最初に記される。

「干支卜某貞」 の 五文字が典型

(例)「乙寅王卜貞」
    「乙寅(の日に)王卜(ボク)す。貞(き)く、

2.命辞
   占卜の内容。
(例)「今夕雨不雨」
    「今夕、雨ふるか、雨ふらざるか?」

3.繇辞(占辞)
   吉凶を判断した内容を記したもの。
(例)「王占曰雨」
    「王占いて曰く、『雨降らん』と」

4.験辞
   実際にどうなったかを記したもの。
(例)「允雨」
    「允(まこと)に雨ふれり」
「允獲鹿五」
    「允(まこと)に鹿五を獲たり」

5.記辞
  末尾に「○月」や「在○月」という形式で、月次を記したもの。
(例)「在三月」
    「三月に在り」

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荘周,
2016/09/13 8:56
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