鎌ケ谷は昔から剣道の盛んな所でした。昭和のはじめの頃まで、白井町北辰一刀流、押田富蔵先生の道場へ防具を肩に歩いて通った思い出のある方々が現存されています。これらの先輩方は、農家の庭先や公民館などで技を磨き、又、後に続く者の指導に力を尽し、剣道の灯を消さないために心血をそそいだのでした。
その後、鎌ケ谷市軽井沢に居住された一刀流小野派の流れをくむ、鈴木正弘教士から指導を受けた人達が中心となり、時の町長浅海精作氏(押田門下)をはじめ、町役員の方々の強力なご援助により、昭和34年剣道部を設立することに決し、同年12月6日設立委員会を開き、鎌ケ谷市剣道部として正式に発足したのでした。
その前月、11月3日文化の日に鎌ケ谷町文化祭行事の一端として、鎌ケ谷中学校々庭おいて開催された剣道大会を第一回大会としました。
昭和47年4月、鎌ヶ谷市剣道連盟を結成し、千葉県剣道連盟に加入、同連盟鎌ヶ谷支部として認められ、一つの独立団体として、対外的にも一人前の剣道団体となったのです。連盟への発展に至るまでには長い年月と市や学校の援助、東京明電舎、船橋春風館、松戸剣連などの支援団体、多数の会員、先頭に立った指導者のたゆまぬ努力などが終結したたまものなのです。
<会 長> 落合 正勝
<副会長> 本田 隆幸
<事務局長>日高 健詞
<理事長> 速水 武人
<常任理事>北川 有明 坪谷 幸則
<理 事>添野 良一 清田 雄介
西田 亜里沙 瀧澤 浩代
村松 敦 佐々木 美穂
山田 圭之輔 目崎 誠
<会 計>村松 敦