ボードゲームの話

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ボードゲームの感想で「ノットフォーミー」はもっと気軽に使えば良いと思います

2017/06/19 1:49 に Jun Shin が投稿   [ 2017/06/20 6:45 に更新しました ]


ノットフォーミーという言葉が嫌いだ、クソゲーという意味で使われている事があるから、という意見を最近見ました。
私は、その方々がそのように思ってしまう事自体は、仕方がない事だと思うし、批判するつもりもありません。
ただ、それによって「言葉狩り」にまで発展してしまうのは、ちょっと私は困ります。

「ノットフォーミー」とは「私向きではない」という感じの意味であって、クソゲーという意味は一切含んでいません。私は「これ面白いって人もいるんだろうけど、自分は楽しめなかった…」という悲しさを表す時によく使います。「このゲーム面白くない」とハッキリ書くよりマイルドだし、そもそもゲームが面白くないなんて私に決めつける権限はないからです。単に、私向きではなかっただけで、他に楽しめる人がきっといます。そういういろんな気持ちを表すのに「ノットフォーミー」はとてもしっくりきます。
ノットフォーミーTシャツ」というシロモノを過去に作って販売したこともあります。ノットフォーミーという言葉自体がまるで忌み嫌われる言葉になってしまうのは、喜んで買ってくださった皆様に申し訳なさすぎます。
また、「ルールを読んでノットフォーミー」のシミーズさんの一言レビューも大好きなので、あの語り口が消えてしまうのは困ります。

だから、自分の為にこの記事を書きました。主旨は「これは言葉の問題ではない」ということです。

ノットフォーミーという言葉を嫌う皆さんに言いたいのは、その人がノットフォーミーという言葉が嫌いな理由は、ノットフォーミーが「クソゲー」という意味で使われているからではなく、その人が「おまえは本当はクソゲーって言いたい気持ちを隠してノットフォーミーって言ってるだけだろう?」と思ってしまったからではないですか?ということです。

そういう方々に配慮して、ノットフォーミーという言葉を廃止し、「自分には合わない」に統一させたとしても、恐らく、いずれ「クソゲーって言う代わりに合わないって言ってるだけだろう?」という人が現れ、「わざわざ合わないとか表明しなくてもいいのでは」という意見が出てくるでしょう。言葉の問題ではないのです。

作品に対してネガティブな事を言うこと自体に批判的な人が居て、逆に、ネガティブな事も(穏便に)表明したいと思う人も居て、後者の人が辿り着いたのが「ノットフォーミー」なのですが、それすらも気に食わなかった人がネガティブレビューそのものに「カチン」と来て、言葉のせいにしてはいないでしょうか

こう書くと、「私は決してネガティブレビューそのものを批判しているわけではない」と言う人もいるでしょう。「ノットフォーミーという言葉を使うと、せっかくの良い批評が誤解されて台無しになるから良くないということなのだ」と。

しかし、「ノットフォーミー」という言葉をボードゲーム界隈に広めたシミーズさんのレビューツイートを見れば、そもそも「ノットフォーミー」という言葉に「クソゲー」という意味がまったく含まれていないことは自明です。


八人の魔術師、ゲームNOWA。2人用カードバトル。同じデッキを使って先手が1枚出しこれをみて後手が1枚出して数字比べ。裏向きじゃないから後手を取る意味が大きく、また、手札5枚1セットでの区切りがあるので戦略性がある。効果を掴んでから、のゲームだ。ノットフォーミー。 

ゲームの内容を説明し、分析し、「戦略性がある」とまで書いた上で、最後に「ノットフォーミー」。これを「クソゲー」に置き換えたら、文脈が通りません。

であれば、なぜこれが「クソゲー」という意味だと捉えられてしまったのでしょうか。ノットフォーミーというのは「私向きのゲームではない」という感じの意味であり、否定の言葉です。上記のツイートの例では、たまたま良いレビューに見える内容の後に「ノットフォーミー」がついているので「クソゲー」という意味ではない事は分かりますが、中にはもっと批判的なレビューの最後についている事もあります。恐らく、そういうツイートを読んだ人が、レビュー内容に対して不快感を感じ、最後についた「ノットフォーミー」を捨て台詞と受け取ってしまった可能性があります。

そして恐らく、これが「ノットフォーミー」ではなく、「自分には合わない」という言葉だったとしても、同様のシチュエーションならば、「捨て台詞」として解釈する人は必ず現れると思います。なぜなら、言葉が問題なのではなく、その人はネガティブレビューそのものが嫌いだからです。

繰り返しますが、ノットフォーミーを廃止したとしても、「自分には合わない」が次の言葉狩りの対象になるでしょう。「その言葉は誤解されるから」はこの問題の原因ではなく、どんな分かりやすい言葉を選んでも、ネガティブレビューが上がってくるたびに、「誤解」は生じてくると思います。

ノットフォーミーよりも、自分には合わない、の方がまだ誤解を生みにくいのでは」というご意見も頂きました。そうかもしれないと私も思います。知らない言葉よりも、知っている言葉の方が、誤解を生みにくいと思います。

ただ、このケースで言えば、私自身は、「合わない」という言葉は少しきつく感じます(こじつけで言っているのではなく、本当にそう感じるので、ちょっと使うのに抵抗があります)。「合わない」はその人の主観そのものであり、本人がそう言っている以上、事実として確定させた表現ですが、「ノットフォーミー(私向けではない)」は、現実的にはそれが本当に自分向けの商品かどうかなんて作った人以外に分かりませんから、本来は「推測」としての表現になります。推測をまるで確定事項であるかのように言う所に私は少しユーモアを感じるぐらいです。「おい待てよ、なんでそれがお前向けに作られたものじゃないって分かるんだよw」と言う事です。

もちろん、ノットフォーミーと聞いてそこまで感じる人は多くはないと思いますし、だからこそ日本語の「自分には合わない」の方が誤解がなくて良いのでは、と言う事だというのは分かるのですが、「合わない」という表現は私が「ノットフォーミー」で言いたいこととはかなり違うのです。「合わない」はちょっとキツイ印象が強いです。「どうやらこれは私向けに作られたものではないようです(にこっ)」とか毎回書けばよいのかもしれませんが、正直それもどうかと思います。どう表現していいか分かりません。ノットフォーミーはノットフォーミーです。

ここで言いたいのはノットフォーミーの定義でも「合わない」の定義でもありません。どちらにせよ「合わない」という言葉一つとっても、恐らく人によって受け取り方も違うし、使う人によってもそこに込めた意味は違ってくるだろう、ということです。そこで「再定義」をしようとしても、そもそも日本語として普通に使われている言葉をゲーム用に再定義するのは困難です。結局これは、英語だから、知らない言葉だから、という問題でもないと思うのです。文脈で、受け取り方はどうにでも変わるものです。

もっと丁寧な長い言葉で説明した方が誤解が生まれにくい。新しい、短い言葉で説明しようとするから誤解を受ける」というご意見も頂きました。それはその通りだと思います。しかしこれはちょっとまったく別の話で、「新しい言葉」自体は悪いものではないですし、それが浸透していく過程でいろんな誤解が生まれ、定着していくものです(不要な言葉なら、無理に止めなくても、自然と淘汰されるでしょう)。また、短い言葉にはそれはそれで意味があります。常に長い言葉で全てを説明できるシチュエーションばかりとは限りません。「新しい言葉を浸透させるには努力が必要」というお話もあり、私も同感ですが、私はその努力がまったく行われていないとは思っていません。ちゃんと配慮して使っている人もいます。実のところ、むしろ、問題が起きているケースの方が少ない可能性すらあります。

ある言葉について「それを使わない方がいいなら使わなければいいのでは」は、その言葉を必要としていない人の、あまりにも気軽な意見です。ノットフォーミーという言葉を聞いて不快になる人は実際にいるのでしょう。それを今すぐ廃止すれば、恐らく実際に、その人たちにとって平穏な日々が訪れると思います。しかし、それも長続きはしないでしょう。その人達の言う通り、ノットフォーミーという言葉を使って「クソゲー」という事を表現したい人がもし実際にいるとすれば、その人達は、すぐに次の新しい言葉を「クソゲー」という意味で使ってその人達を攻撃してくるはずです。

そのうちその人達は、どのような言葉にも「クソゲー」という意味を感じ取れるように進化してしまう可能性があります。

いや、すいません、冗談です。

何はともあれ、「ノットフォーミーという言葉が嫌い」という事を批判するつもりはありません。それは人それぞれですし、他人がどうこう言える事ではありません。
でも、ノットフォーミーという言葉を使っている人にもいろんな理由がありますし、「クソゲー」という意味で使っている人は恐らく少数派です。

Twitterで行われた「普段ボードゲームをされる方にお伺いします。あなたはNotForMe(ノットフォーミー)の意味をどのように解釈していますか? 」というアンケート。

(この記事が公開される直前の、2017/6/19 17:45頃の途中集計)
75% 自分には合わないゲーム
03% 嫌いなゲーム
02% クソゲー
20% その言葉を知らなかった

まとめると、今回の話は、ノットフォーミーという言葉が問題だったのではなく、ネガティブレビュー自体に対するくすぶった反感が、そのキーワードを「材料」として一気に噴出しただけである、と私は考えています。ノットフォーミーが持つ意味を同じぐらい簡潔な言葉で言い換えるのは困難ですし、例え「私には合わない」のように言い換えが成功したとしても、「このゲームにはかれこれこういう問題があるように感じます。私には合いません。」というような使い方を見て「なんだ?合うとか合わないとかわざわざ言うような事か?」という反感が出てくるだけでしょう。そういう人達は、ネガティブなレビュー自体を見るのが嫌なのですから、言葉を変えても何も解決しません。ノットフォーミーという意味を知らなくても文脈から「クソゲー」という意味であると判断してしまうぐらいですから、例え別の言葉を使っても、そこにクソゲーの意味を見出してしまうでしょう。言葉が問題なのではないのです。

ノットフォーミーという言葉の言葉狩りは、下手をすれば、ネガティブレビューの封じ込めと同じ効果を生み出すと思います。ネガティブなレビュー自体が嫌われるという問題は、もちろんレビュアーの言い方の問題もあると思いますし、受け取る側の意識も変わっていく必要があると思いますので、そう簡単には解決しないだろうと思いますが、言葉狩りで解決する問題でもないと思います。「言葉狩りがしたいのではなく、ネガティブレビューが誤解されないようにして欲しいんだ」という事なのかもしれません。そのお話は良く分かります。ただ、問題の本質は言葉にあるのではなく、恐らく「ネガティブレビュー」そのものに対する環境にあります。

今回の話を、「言葉の問題」というように矮小して捉えて、言葉狩りという安易な結論を出さないで欲しいと願っています。
(「別の言い方にすれば良い」というのは、言葉狩りそのものです)

【資料】
「Not for me」は海外では普通に使われています。forとは「~の為に」という意味で、meは「自分」を表し、「not」は否定を表します(中学校でみんな習うと思います)。合わせると、「自分の為のものではない」という意味です。「It's not for me.」の省略形です。ストレートに意見を言う海外には珍しく、ある種の責任回避的な意味あいを含む、聞いている人も傷つけにくい言葉なのだそうです。但し、ネガティブな事をバンバン書いた後にNot for meと言えば、もちろん嫌味として受け取られるでしょうから、注意は必要だと思います。何事も前後の文脈次第であり、その言葉を変えればよいという問題ではないのだろうと思います。多少褒めるポイントも付けて、でもノットフォーミー、という言い方が出来るとベターな気がします。

【追記】
英語で言うから誤解を受けるのだと思う。わざわざ誤解を受ける英語を使わなくても日本語で言えばいい」というお話をチラホラ見かけます。これは一般的には納得できるお話で、一見正しく感じるので、おもわず「そうかもしれないなぁ」と思ってしまいがちなのですが、今回のケースには当てはまらないと思います。そもそも意味が分からない言葉を聞いて「何か悪い事を言っているに違いない」と誤解できてしまうのは、前後の文脈がそういう雰囲気だったからでしょう。だから、例え日本語で「自分には合わなかった」と言い換えたとしても、前後の文脈から「合わないというのは否定の意味で言っているんだろうけど、わざわざ言わなくても良くない?」という反感を買う事になると思います。英語で言うから良くない、もっと分かりやすい言葉で言い換えれば大丈夫、という意見は、参考として聞くのは良いと思いますが、それに流されて「そうだそうだ、なんでわざわざ誤解を受ける言葉を使うんだ!」という雰囲気にならない事を祈っています。単語の誤解が問題なのではなく、結局、ネガティブレビューそのものが悪く受け取られがち、というだけなのです。ネガティブレビューを装った人格批判は、論外ですけどね。

【追記2】
自分がノットフォーミーって言われたら、傷つくでしょ?」というお話も見かけました。人間に対してノットフォーミーだとかいう人がいるとしたら(いないと思いますけど)、それは言葉が悪いんじゃなくてその人の問題だと思います。「自分の作品に対して」という事ならば、それはそれで多少傷つきますが、じゃあ別の言葉で「合わない」って言われたとしても一緒です。「微妙だった」でも「一回遊べば充分」でも「他の人には合うかもしれないけど自分にはちょっと」だったとしても、結局一緒です。ある程度傷つきます。でもまぁ、それは、作品である以上、仕方ない事だと思います。念の為、「これを作ったやつはゲームをなめてる」とか「作者は真面目にゲームを作ろうと思ってない」とかは、作品のレビューじゃなくてただの人格批判なので、怒ればいいと思います。



ボードゲームデザインの棚卸し(2)「ランダムの魔の手からゲームを守る」

2017/06/14 2:53 に Jun Shin が投稿   [ 2017/06/15 7:17 に更新しました ]

この連載記事「ボードゲームデザインの棚卸し」では、私がふと感じたり思ったりした、ボードゲームデザインに関する気づきを備忘録としてメモしていきます。先人のデザイナーの皆様にとっては自明のことばかりでお目汚しになる事と思いますが、文章として残すことを、どうかお許しください。

前回の記事は「ルールの圧縮」についてでした。今回は、「ランダムの魔の手からゲームを守る」ことについてです。


デザイナーは、ランダムが引き起こすゲーム展開を割と「理想的」に考えてしまう事があります。しかし、デザイナーが考えるよりもランダム性はゲームをぶち壊す事が多いのです。今回はそういう事例を見ながら、解決策を探っていきましょう。


名作「カタン」の面白さの一つに、「ランダムセットアップ」があります。カタンでは、準備の際にゲームの舞台となる「カタン島」を、六角形のタイルを組み合わせて作りますが、この組み合わせ方によってゲームの展開が変わります。また、名作「ドミニオン」でも、25種類の王国カードのうち、ゲームではランダムに選んだ10種類のみを使います。デザイナーたるもの「遊ぶ度に異なる展開がキミを待っている!組み合わせは◯◯◯通り!」という殺し文句を、一度は使ってみたいものですよね。

さて、ここであなたは今、次のようなゲームを作っているとします。

・全9ラウンド。
・各ラウンドで「台風」「雨」「好天」「日照り」等のイベントカードが実行される。
・各ラウンドでどのイベントが実行されるかはゲーム開始時にランダムに決まり、全員に公開される。
・そのイベントの並び順を見て、各プレイヤーはそのラウンドに実行できるアクション「収穫」「作物の手入れ」「水やり」「種の仕入れ」「種蒔き」などを選択する。
・うまく台風などのイベント避けつつ、効率的に作物を育てて最高のタイミングで収穫するのを競うゲーム。

なかなか面白そうです。実際にテストプレイを何度かやってみると、「こりゃ面白い!」という事になりました。

ところが、実際にゲームを作って販売すると、プレイヤーの感想が「めちゃくちゃ面白い」と「あんまり面白くなかった」というばらつきが出てしまいました。おかしいなと思って「あんまり面白くなかった」という人のツイート写真を見てみると、イベントの並びがこんな風になっていました。

台風→台風→日照り→雨→雨→好天→好天→雨…

あなたはそれを見てハッとします。「この並びでは、プレイヤーは最適戦略が定まってしまう」と。つまりプレイヤーは、最初の数ラウンドは作物をまったく育てなくても良く(育てても台風と日照りで消えてしまう)、やることが全員限られてしまう感じなのです。しかも後半は雨と好天が連続し、ゲームに起伏もありません。

あなたは考えます。

雨→好天→台風→雨→日照り→好天→雨→台風…

こんな感じで、作物が育つタイミングと災害のタイミングが3ラウンドぐらい毎に絶妙にかみ合ってやってくると、プレイヤーにとって挑戦しがいのあるゲーム展開が訪れる事が、デザイナーのあなたには分かりました。

「よし、これをお勧めの初期配置として周知しよう」

しかしここで良く考えてみて欲しいのです。お勧めの初期配置についてはそれでよいのですが、そのあとは本当に「ランダムセットアップ」で良いのでしょうか。その時に、例の「面白くない組み合わせ」が出来てしまう可能性は依然として残っています。

あなたが「絶妙のゲーム展開」になると思う組み合わせを1つ決め、それで常にゲームを遊んで貰うのでは、ダメなのでしょうか? どうしてもランダムセットアップにこだわりたい理由はなんでしょうか。

ランダムセットアップには、デザイナーが思いもよらない「面白くない組み合わせ」が発生してしまう事が良くあります。それらを注意深く避ける簡潔なルールが作れるなら良いのですが、妙にセットアップ手順が複雑になってしまったりするぐらいなら、いっそランダムセットアップを諦めてしまうべきでしょう。

もしそれでゲームが面白くなくなってしまうのであれば、そもそもあなたのゲームには「面白さ」が足りていない可能性があります。カタンは、毎回「推奨のタイル配置」で遊んだとしても充分に面白いゲームです。ランダムセットアップはその魅力を引き出す最高のルールではありますが、カタンの基本ルールが面白いからこそのランダムセットアップです。

ランダム性を完全に除外する方法以外にも、イベントの並びによる「面白さ」をある程度安定させつつ、ランダムセットアップを実現させる方法もあります。例えば次のような方法です。

「雨 → 好天 → 台風」「好天 → 好天 → 台風」「日照り → 雨 → 好天」

このように、3ラウンド分のイベントをまとめて1つのカードに記載し、「3ラウンド分の展開」をデザイナーが決めてしまうのです。このやり方ならば、その3ラウンドの面白い展開をデザイナーが保証しつつ、全9ラウンドの展開にある程度の揺らぎを持たせる事が可能です。

他にも、最初の3ラウンドを「レベル1のイベント山札」、次の3ラウンドを「レベル2のイベント山札」、最後の3ラウンドを「レベル3のイベント山札」のように分け、必ずゲームが盛り上がるような山札のバランスにしておくというのも手です(今回のゲームにマッチさせるには工夫が必要ですが)。

もちろん、一番良いのは、どんなセットアップになったとしても面白くなるようにゲームを調整する事ですが、その辺はデザイナーとしての落としどころになるのだろうと思います。大事なことは、ランダムセットアップにこだわりすぎない事です。一番面白い組み合わせがあるのなら、それを遊ばせれば良いのです。プレイヤーをランダムの魔の手から守ってあげてください。


もう一つ事例を見てみます。

こんなゲームを作っているとします。

・毎手番、プレイヤーは山札からカードを何枚か引く
セットが揃ったら自分の前に出して得点化させる。セットの枚数は多いほど高得点。
・山札から「ボム」カードを引いたら「バースト」で、全員が手札を半分に減らす。
・ボムカードは山札80枚中5枚

ゲームの一番の盛り上がりは、やはり「ボム」カードを引いた瞬間です。みんなが「うわーw」と叫び、手札を減らされたりします。そうならないようにどこまで粘って手札のセットを育てていけるか、という、ある種のチキンレースです。

ゲームはすこぶる面白く、早速製品化して販売しました。しかしあなたは、とある点が気になってはいました。それは、山札のボムカードが偏ってしまった場合についてです。

山札のボムカードが偏ってしまうと、次の残念がことが起こります。

1. 連続してボムカードが出てしまうことで、殆ど手札構築が出来ないのにバーストさせられてしまう展開が続き、ゲームが盛り上がらない。
2. 早々に5枚のボムカードが全部でてしまった後は、ゲームが盛り上がらずにのっぺりとした展開になる。

かといって、ボムカードをこれ以上増やすと、あまりにもバーストの回数が増えてしまいます。あなたは「まぁ、そんなに頻繁に起こるわけでもないだろう。そうそう偏ることもあるまい。ランダムの神様を信じよう」と、軽く考えました。しかし、ランダムの神様は非情で、基本的にはカードを偏らせるものなのです。残念ながらあなたのゲームは、様々な場面であなたが懸念していた事が頻発し、「微妙なゲームだった」の烙印を押されてしまいます。

まんべんなくボムカードが分散していれば、ゲームはかなり面白いのに…。
あなたは考えて、次のような「ゲームの準備手順」を提案します。

・山札からボムを全て抜き、抜いた後の山札を5つの山に分けます。
・5つのそれぞれの山にボムを1枚ずつ加え、個別によくシャッフルします。
・その後、5つの山を順番に重ねて1つの山札にします。

こうすることで、ボムは適度に80枚の山札の中に分散されます。めでたし、めでたし

ちょっと待ってください。確かにこれでゲーム展開はある程度保証されます。しかし、このセットアップは明らかに面倒なセットアップです。軽めのバーストゲームにまったく似つかわしくありません。恐らくこのゲームは準備がめんどくさすぎてリプレイされないでしょう。また、どちらにせよ、5枚目のボムカードが山札の4/5の時点ですぐに出てしまったら、ゲームの残りの1/5は盛り上がらない事になってしまいます。

これらの問題を解決する良い方法があります。盛り上がりの問題を解決する方法は「5枚目のボムカードが出たらその時点でゲームを終わらせる」事です。これで、ゲームを最高に盛り上がるタイミングで終わらせ、消化試合を避けることができます。もう一つの、ボムの偏りの問題については次のような方法で解決できます。

ボムカードを15枚に増やす。
・ボムカードを引いたら場に出しておき、その時は何も起こらない。
場に出たボムカードが3枚になった時点でバースト処理(全員手札を半分にする)を行い、その後、場に出ているボムカードを全て捨て札にする。

ボムカードを15枚に増やす事で、山札中のボムカードの「偏り」を減らす事ができます。5枚だと偏る事が頻発しそうですが、さすがに15枚全部が偏ってしまうような事はごくごく稀でしょう。これによって、複雑な「準備」を丸ごとなくすことができます。その上、「いつバーストが起こるか」という事をプレイヤーにある程度予測させ、ゲームに起伏を持たせる事ができました。一石二鳥とはこのことです。3枚ごとのボムカードをまとめて場に残しておき、「5回目のバーストが起きたらそこでゲーム終了」としておけば、問題は全て解決、傑作の誕生です。


2つの事例を見てきましたが、どちらのケースも、「理想的なケースならゲームは面白いのに、ランダムによってそうならない事がある」というものでした。一つ目のケースはランダムそのものを手放す事が解決策でしたが、二つ目のケースはランダムであることが面白さの源泉だった為、手放す事ができず、その中でどうランダム性をコントロールするかということを考えました。

ランダム性は、予測可能性に丁度良い揺らぎをもたらし、プレイヤーに驚き新鮮さを与えます。それをデザインでうまくコントロールできれば、ゲームはよりエキサイティングで面白いものになるでしょう。

余談になりますが、最近では、プレイヤーに驚きや新鮮さを与える方法を「ランダム性」以外から持ってくる新しい手法として「レガシーシステム」というものも提案されています(「パンデミック・レガシー」というゲームで注目された手法の為、ここでは便宜上こう呼びます)。これは、予め「プレイヤーをびっくりさせる最高のゲーム展開」を1つだけ用意しておき、それを「一度限りしか遊べない」という制限で提供するというものです。これもまた、ランダムの偏りからゲームを守る方法の一つと言えそうです。


今日は「ランダムの魔の手からゲームを守る」について棚卸しをしてみました。
また次回をお楽しみに。

【今回のまとめ】
  1. ランダムセットアップが「面白くない組み合わせ」を発生させてしまう恐れがあるのなら、「最高の組み合わせ」だけをいくつか提示し、それだけを遊ばせる事を検討した方が良いケースもある。
  2. セットアップの全てをランダムに任せるのではなく、ある程度の単位でまとめて「面白さを保証」した範囲内でのランダムを行う方法もある。
  3. 消化試合を避けるには、ゲームが一番盛り上がるタイミングでゲームを終わらせる方法を検討する。
  4. 山札のカードのばらつきを避けるには、カードそのものの数を増やし、複数枚で1つの効果を発揮するようにすることで解決できるケースもある。

【夢想企画】紙と木のゲームで遊べるお店「テン・ゲームズ」開業!

2017/05/25 21:25 に Jun Shin が投稿   [ 2017/05/28 18:07 に更新しました ]

妄想でボードゲームショップを開業してみる。

私がボードゲームショップを開業するとしたら、どんな店舗にしたいか?
基本、極力一人で回せる店にしないとですね(自分がやるにしても、バイトを雇うにしても)。

■ターゲット

  • ゲーム好きだけど、自分で100個も200個もゲームを買っちゃうようなコア層ではない人達(自分でたくさん持ってる人は、自分で会議室を借りたりしてゲーム会を開催してしまう)。

■コンセプト

  • 初心者向けのマニアック。引いちゃうほどマニアックでもないけど、すぐに底が見えるほど浅くもない、そんな優しくて楽しい世界。
  • 遊べるゲームの数を敢えて絞る。「誰でも楽しめる10種類のゲームがあなたをお出迎え」。

■サービス

  • プレイスペースの提供。150円/30分(キッズ100円/30分)。平日:3時間パック600円(キッズ300円)、5時間パック900円(キッズ500円)。
  • フリードリンクバー650円(時間無制限)。キッズドリンクバー350円。平日はそれぞれ450円/250円。※注文必須
  • 軽食(スナック菓子/パン)販売。持込不可。
  • 「スタンダード」「キッズ」「エキスパート」の3部門それぞれに「10個」ずつの店長お勧め定番ゲームを常に用意。遊び方の説明も無料。定番ゲームは毎月少しずつ更新されていきます。
  • 上記の定番ゲームは店内でも購入可能。
  • 新作もどんどん仕入れて遊べるようにしますが、ある程度の評価の高いもの以外は入れないようにして品質をコントロールします。
  • 定番以外にも遊べるゲームを100~200個ほどストック(但し、遊び方の説明は基本、各自で読んで頂く)しておきますが、基本は過去の「定番ゲーム」からの移行分となり、人気ではなかったゲームなどは中古販売によってどんどん棚から消えていくので、棚には「面白いゲーム」しか残らないようになっています。

■特別サービス

【ゲームマスター制度】
  • 同じ「定番ゲーム」を3回遊ぶと、そのゲームの「ゲームマスター」の称号が与えられます。ゲーム毎に「遊んだ回数」をスタンプで管理していきます。一回の来店で同じゲームを複数回遊んでも、増えるスタンプは1個だけです。また、一回の来店で押せるスタンプの数は、1時間毎に1個です。
  • ゲームマスターと一緒にそのゲームを遊ぶと、マスターも含めて、全員に駄菓子コーナーで好きな駄菓子(「うまい棒」「コインチョコ」「あわ玉」「モロッコヨーグル」「蒲焼さん太郎」「ミニプリンちゃんチョコ」とか)が1個貰えます(複数のゲームマスターが同卓しても、貰えるのは1個だけ)。ちなみに駄菓子販売はしていません。
  • ゲームマスターは、そのゲームを割引価格で購入できます。ゲームマスターが店内に居れば、マスターにお願いして割引価格で買って貰う事もできます。

【イベントオーナー制度】
  • twitter等で「◯月◯日◯時から、◯◯◯を遊ぶ人募集」のように、ゲーム名を明記したイベントを立てて召集してくれた場合、3人以上集まると、イベントオーナーのプレイ料金の最初の1時間を無料にします。4人以上集まったら、2時間無料になります。但しルール説明はイベントオーナーに任せます。ゲームの持込も歓迎です。1週間以上前の告知が必要です。同じ人が同じ日に複数のイベントを立てる場合は、そのイベント毎に割引制度を受けられますが、イベントの開催間隔を最低でも2時間以上空けてください。

【定番ゲーム大会の定期開催】
  • 定番ゲームの大会を定期的に開催します。ゲームマスター制度に加え、各ゲーム毎に大会の入賞履歴を首から下げるメンバーズカードに「★」で表記します。

■運営の考え方

  • 店長が全部のお客さんにルール説明して回るのは無理。なので、お客さん自身がルールを覚え、自分でルール説明してくれるような仕組み作りを心掛けた。一つは「定番ゲーム」の存在。基本、これらのゲームを遊ぶ場所、という定義付けにより、お客さんが毎回新しいルールを覚えなければならない状況を減らし、お客さん同士でルールを教え合う状況を作る。ゲームマスター制度によりそれを促し、定番ゲーム大会によって、同じゲームを繰り返し遊ぶことの成果を試す場も用意する。但し、あくまでも「遊び」であり、「競技」にはならない範囲に留める。
  • 接客コストを下げる為、長時間利用のお客さんを優遇する。単位時間当たりのプレイ料金は安めに設定し、ドリンクバーを高めに設定することで、長時間いるほどコストパフォーマンスが良くなるように調整する。
  • 人手や場所のコストを下げる為、キッチンが必要な飲食物は提供しない。ドリンクバーは専用の機材を設置し、セルフサービスとする。フードも、調理が不要である程度の保存がきくパンやスナック菓子のみとする。
  • 「イベントオーナー制度」は、本来カフェのターゲットにならない「コア層」を、店舗のユーザーとして取り込む為のサービス。コア層に新作の持込やルール説明、お客さんの集客を手伝ってもらう代わりに割引を行う事でWin-Winの関係を目指す。

■実際にどれぐらいの売上になるか?

  • 休日の客単価計算:5時間1500円+650円+軽食350円=2,500円。約500円/時間。25人収容可能(4人テーブル6個)で11時~21時まで営業し、10時間で250人・時×500円=125,000円(最大)。70%の利用率を目指して、87,500円。87,500円×土日が月に8回=700,000円。
  • 平日の客単価計算:3時間600円+450円+軽食150円=1200円。約400円/時間。25人収容可能で11時~20時まで営業し、9時間×400円=36000円(最大)。30%の利用率を目指して、10800円。火・水を休みとして、月に12回×10800円=129600円。
  • 合計、829,600円/月。うーん、なんだこれ。圧倒的に足りないな…w
  • ゲーム販売は、恐らくそこまで期待できないが、土日で一日10個売るとして月に80個~100個程度。1個あたり3000円ぐらいとして100個で300,000円。粗利が25%として75,000円。うーむ。足しにはなりますかね…。先ほどのと併せて約90万円。
  • ドリンクやフードの仕入れや機材に月に10万はかかりそう。店舗維持に月25万、遊ぶ用のゲームの仕入れに月5万。合計40万。先ほどの90万から引くと50万円。
  • 毎月の粗利は50万円。ここから各種税金などを支払うと…おぉ…下手すると手取りサラリーマンより低いですね! しかもこれ、すんごくザックリの話なので、実際にはもっといろいろあるとすれば、とてもとても…。ギリギリ食ってはいけるとは思いますけども…。
  • 粗利100万ぐらいまでもっていかないと、人も雇えないし発展できないですよね。ということは、そもそも25人収容可能ってぐらいでは無理があるのかな…。もしくは、時間当たりの客単価を上げていかないとですが、ゲームプレイで取れるお金の上限なんてたかがしれてるので、そうすると、やはり手っ取り早くフードメニューの拡充が必要…。ゲーム販売やるなら通販もやらないととても合わないでしょうし、それは目利きや仕入れ含めてだいぶ大変な気がしますし。

■結論

  • ボードゲームカフェ運営は厳しいお! 素人が「こんな風にすればいいのに」でうまく行くほど甘くないお!
  • ボードゲームカフェ運営の皆様、応援しております。

ボードゲームデザインの棚卸し(1)「ルールの圧縮」

2017/05/02 19:05 に Jun Shin が投稿   [ 2017/06/14 20:05 に更新しました ]

この連載記事「ボードゲームデザインの棚卸し」では、私がふと感じたり思ったりした、ボードゲームデザインに関する気づきを備忘録としてメモしていきます。先人のデザイナーの皆様にとっては自明のことばかりだと思いますが、こうして残しておくことにも意味があるだろうと思い、残すことにしました。
今回は「ルールの圧縮」についてです。

自分でゲームを作っている時や、既存のゲームを遊んでいる時などに、「このルールは圧縮できるよな…」と感じることがあります。

「ルールの圧縮」とは、「削除してもゲームの面白さに大きな影響を与えない(むしろ削除した方がルールの見通しが良くなるので削除した方が良い)ルールを削除する」もしくは「複数のルールを一つにまとめる」または「よりシンプルなルールに置き換える」等のことです。ルールブックの記述内容を省略したり簡略化したりすることではなく、ルールそのものを減らすことです。

例えば、仮にこういうゲームがあったとします(たった今適当に考えた内容ですので、既存の何かを参考にしたわけではありません)。


・ゲームの準備として、全員にカードを3枚裏向きで配る。
・その後、スタートプレイヤーから順に、時計回りに各自が1枚を表向きで捨てる
・スタートプレイヤーから順に、表向きで捨てられたカードの中から(自分が捨てたカード以外を)1枚選んで取る
・合計3枚を初期手札として、毎手番1枚使って1枚補充、を繰り返すゲーム。
・プレイ人数は3-5人

この時、「表向きで捨てられたカードの中から1枚選んで取る」というのが、ちょっとユニークな感じを演出していますが、そのユニークさ以外に、このルールはゲームにどれほどの影響を与えているかを考えてみます。

「公開して捨てる」というのは、最初に配られた3枚のうち、「これは要らない」と思うものを全員に情報公開することを意味しています。「彼はあれが要らないのか…ということは、残った2枚はきっとあんな感じかな」と予測したり、されたりといった楽しみがありそうです。

しかしここで、ゲーム内容を考えてみると、毎手番1枚使って1枚補充、ということは、数手番後には初期手札はもはや跡形も残っていません。そのような変化の激しいゲームにおいて、相手の初期手札の内容を推測させる事は、ゲームの面白さにあまり寄与してない可能性が高いです。

このルールには「相手が捨てたカードのうちどのカードを選ぶか迷う楽しみ」もあるかもしれません。「相手が要らないと思ったカードだけど、実は他の人に取らせたいという意図があるのかも…」とか「欲しいけど、これを手札に持っている事が他の人にはバレてしまうのはちょっと…」といった読み合いです。

しかしこれも、前述のとおり、状況変化の激しいゲームではあまり意味を持ちません。それどころか、3人プレイ時には問題が生じる事もあります。つまり、ABCの3枚が場に出て、そのうち取れるのは自分が出したA以外のカードなので、選択肢はBCの2枚です。そのうちBを取ると、次のプレイヤーの選択肢は、下手をすると一択になります。それはまだ良いとして、プレイヤーAとプレイヤーBがカードを交換する形になった場合、Cは自分の出したカードしか残されておらず、カードを取れなくなります。

これに気づいたデザイナーが、「そうか、公開される捨て札に加えて、山札から1枚追加すればいいんだよ」と思いつくとします。ルールの追加です。

しかし、そうやってルールを増やしてしまう前に、そもそも、このルール自体が本当に必要なのかどうか考え直すべきでしょう。

場合によってはこの「公開捨て札ルール」が必要なゲームもあるでしょう。しかし、今回のように手札がスピーディに入れ替わるようなゲームの場合、初期手札がゲーム全体に及ぼす影響はそれほど大きくありません。であれば、初期手札を選択する為のルールは、単にゲームをややこしくしているだけです。

ルール量が多いことは、ゲームを遊ぶ大きなハードルとなります。最初の一回は良くても、二回目、三回目を遊ぼうとしたときに「えっと・・・準備はどうするんだっけ・・・」となると、リプレイの可能性はぐっと下がってしまいます。

いっそこのルールそのものを削除してしまうか、どうしても「手札の交換」をゲームに取り入れる事が必要であれば、もしくは次のようにルールを圧縮しましょう。

・ゲームの準備として、全員に裏向きでカードを3枚配る。
・その後、各プレイヤーは手札から1枚選んで時計回りで右隣に渡し、その後左隣から渡されたカードを手札に加える。

ルール量も減り、プレイヤー同士の手札の交換も行われ、余計な「山札から公開カードに1枚追加する」といったルール調整も不要になります。「公開する事が必須なんだ」とデザイナーが考えたなら、「手札から1枚公開し、全員がそれを確認した後、右隣に渡す」でも良いでしょう。

「そんなのはダメだ、1枚公開して、その中から選ぶことが、このゲームの醍醐味なんだ」と思ったのであれば、そのルールが活きるよう、ゲーム内容を、もっと初期手札がゲーム全体に影響を及ぼすようなものに変更した方がいいでしょう。ちなみに私ならば、この内容ならば、初期手札は裏向き3枚で配ってそれで終わりとすると思います。


もうひとつの事例として、こんなゲームを考えてみます。

・ゲームの準備として、よくシャッフルした山札からカードを1枚引き、その後サイコロを振ります。
サイコロの出目に応じて、そのカードを1~6の対応する場に表向きで置きます。
・これを5回繰り返します。既に対応する場に他のカードが置かれていた場合、サイコロを振り直します。

このルールでは、準備処理として、山札からカードを5枚引いて、1~6の数字が振られた場にそれぞれ置くようにしています。1~6のうち、1つは置かれませんが、残りは万遍なく1枚ずつ、ランダムにカードが置かれるようにしたい、というデザイナーの意図が見えます。

しかしこのケースでは、「サイコロ」という、同じ出目が繰り返し出る可能性がある道具と、「1~6の数字が被らないように5つ選ぶ」というルールがミスマッチを起こしています。デザイナーの意図を表現する為の、別の方法を考えた方が良さそうです。

デザイナーの意図としては、1~6の場のうち、1つを今回使わない、という事だけが重要だと思われます。「山札から引いたカードがどこへ行くかをその都度サイコロで決める」という部分は、実際のところ意味を持っていません。なぜなら、そもそも山札からどのカードが引かれるかは、それ自体がランダムに決まっているからです。であれば、こうしたらどうでしょうか。

・ゲームの準備として、サイコロを1つ振り、その出目を、1~6の対応する場に置きます。
・1~6の場に、小さい数字から順番に、それぞれよくシャッフルした山札から1枚ずつ引いてカードを置きます。この時、サイコロが置かれた場は飛ばします。

もしくは、もっとルールを単純にする(つまり遊びやすくする)為に、山札の中に「ブランクカード」を混ぜておくというやり方もあり得るでしょう。準備処理では、単に「良くシャッフルした山札から6枚引いて、1~6の場に順番に並べる」だけです。その中にブランクカードがあれば、その数字の場は今回は使わない、という事になります。これで、サイコロも不要になりました。この仕組みだと、山札の枚数によっては「1~6のうち2枚がブランク」とか「ブランクが一つもない」という状況も生まれかねませんが、それを許容できる、又はその方が面白くなるゲームである場合には、このやり方も検討の余地があります。何より準備処理が簡単なのはゲームとしての大きな強みになります。

このケースでは、「カードを引く度に、そのカードを置く場所をサイコロで決める」という部分が圧縮可能なルールでした。このように、意味があると思われたルールが、よく考えるとあまりゲームに対して影響していなかったというケースは結構あります。「あのゲームではこのやり方が面白かったから」と、深く考えずに他のゲームからルールを拝借した時や、「自分はこのやり方が好きだから」という安易な理由でルールを作った場合に陥りがちな気がします。余計なルールを増やしてゲームのストレスを高めたり、時間を長引かせたりすることがないよう注意したいものです。

但し、ゲームの面白さはジレンマやメカニクスだけではありません。サイコロを振る楽しさや、極端な話「カードが公開されている事自体が楽しい」という状況は普通にあり得ますし、それが実際にゲームの魅力に繋がる事も良くあります。あまり効率を優先して、そういうものまで圧縮してしまわないよう、注意してください。

また、冒頭でも書いた通り、この話は「ルールブックの記述を省略したり簡略化したりする」ためのものではありません。ルールブックの記述は決して省略してはならず、ときに冗長であるぐらい丁寧に書かねばならない事の方が多いと思います。その為にも、可能な限りルールそのものの量を減らすことが重要なのです。


今日は、「ルールの圧縮」について棚卸しをしてみました。
また次回をお楽しみに。

【今回のまとめ】
  1. そのルールがゲーム全体にどの程度影響しているかを考える。
  2. 強く影響しているわけではないルールは、削除するか、他のルールに統合させる事を検討する。
  3. 影響していないルールを強く残したいと思った時は、そのルールがゲームにもっと影響するような変更を行う。

年間購入まとめ2016

2016/12/31 20:17 に Jun Shin が投稿   [ 2017/01/04 14:08 に更新しました ]

 今年も、昨年2016年の購入ゲームの総括と今年の抱負からスタートです。昨年一年間の購入リストは記事の最後にまとめてあり、3回以上遊んだゲームには「」マークを付けてありますので、ご参考までにどうぞ。2015年の購入まとめはこちらから

 さて、昨年と言えば、「魔の購入数制限宣言」でした。ふと魔が差して、昨年の記事に、「購入数が合計54個を超えてしまったら、上限を超えた数に等しい分、自分の棚にあるゲームを読者にプレゼントする」と書いてしまったのです。毎年増え続ける購入数を抑える為の苦肉の策のつもりでした。きっとこれなら、楽しみながら購入数を制限することができるのではないか、と…。
 …いやー、なんであんなこと書いちゃったんでしょうかね…。2月を周ったぐらいですでに20個ぐらい買っちゃってた時にはゾッとしました…(永峯さんが予言した通りの未来が…)。新作の話が出ても、「待て待て、これ全部に飛びついたら確実に上限を超える…プレゼントする為に買うようなもんだぞ…落ち着け…」という気持ちになり、全然新作情報を楽しめませんでした…w ボードゲーマーとして、こんな企画はやるべきではありませんでした…w
 というわけで、6月頃の計算では、「このままのペースだと、合計70個を余裕で超えて20個ぐらいプレゼントする」という予測が立ち、死んだような眼で「プレゼントするボドゲの選定」に入っていた私でありましたが、9月頃に環境に大きな変化があり、特に大きな変化として、ボドゲ置き場&ボドゲ部屋として使っていた自分の事務所の一室が使えなくなった為、それまで頻繁に開催していた個人的なボードゲーム会が開催できなくなった事で、そもそも「ボドゲを買うモチベーション」が突然、一気に低下してしまいました。そこから先はもう、がくっと購入ペースが落ちてしまい、最終的にはなんと、ピッタリ54個!!
 大量プレゼントを楽しみにしていた皆様、申し訳ありませんでした…w
 いや、正直、1個か2個ぐらいはオーバーさせようと思っていた企画だったんですが、まさかの波乱の展開…! このまま上限に満たない数で年を終えるのも寂しかったので、年末に、欲しかったゲムマ作品を3つポチってちょうど54個とし、終了、です。

 ただ、これ、企画初めてから思ったんですが、「棚からプレゼント」って言うけど、当然、お気に入りの作品やレアゲーをわざわざ手放すはずはなく、なんというか、「不用品ボドゲプレゼント」みたいな感じになっちゃうので、それってどうなんかなという気もしていたのですよね。プレゼントを期待していた皆様にはつまらない結果となり、申し訳ありませんでした。
 とはいえ、プレゼント何もなしというのもつまらないので、手持ちのボドゲの中で唯一ダブって所有している、クニツィアの名作ゲーム「秦(Qin)」を、読者の皆様1名様にプレゼントしたいと思います。プレゼント方法は記事の最後にあります。先着とかではないので、ご興味のある方は、1/1~1/8の24時までにご応募頂ければと思います。「チグリス・ユーフラテス」をシンプルにしたような、遊びやすくて面白いゲームです。
 そんな感じの1年でしたが、個人ゲーム会を開催しづらくなってしょんぼりしていた私を気遣ってか、単純に「遊べないのは俺も困る」という感じなのか、ご近所在住のちゃがちゃがゲームズのしまさきさんが、自分の事務所の2階を改装して素敵なボドゲ部屋を作って下さいました。今後はそこで遊ぶ機会が増えそうで、またポチる意欲が戻ってきている所です。さぁ、次はどんなボドゲをポチってやろうかな!?(購入数制限超えペナルティはもう課しませんw)

 というわけで、前置きが大変長くなりましたが、昨年の購入についての振り返りです。

(1) 買う数を絞るとリプレイが増える

 特に年の前半では、購入をかなり絞って「本当にこれ、買ってから何度も遊ぶのか?」を真剣に悩みました。その結果、買ってからすぐ遊ぶし、その後も結構何度も遊ぶしという好循環が生まれていた気がします。当たり前の話ではありますが、プレイ機会が限られている以上、たくさん買えば、それだけ同じものを繰り返し遊ぶ余裕はなくなるわけで、リプレイしたいと思っているならば、買う数を絞るのが当然なんだろうと思います。置き場所の問題もありますし、遊ばないボドゲを置いておく余裕など、もうありませんからね…(-_-;
 あと、これは途中で気づいたのですが、新作を買わないでいると、昔の名作を遊ぼうという気持ちが芽生えてきます。昔といっても去年のだったり数年前に買って積んでいたようなゲームのことです。そういう意味でも、健全な棚運営ができていたように思います。

 尚、昨年の購入リスト54個のうち、買ってから3回以上遊んだマーク付きのゲームは22個!(40%) 昨年は72個も買ってたった15個(20%)しかを付けられませんでしたから、これはかなりの改善です。しかも過去ゲームまでリプレイできてますし、苦しかった購入数制限ペナルティではありましたが、一定の成果は出た、ということなのでしょう…w 良かった、良かった…(うつろな目で)

(2) 購入前のルール読みが捗る

 面白そうに見えるゲームでも、ルールを読んでみると「あれっ、思ってたんとちがう…」という事は往々にしてあります。昨年で言うと「キートゥザシティ:ロンドン」がそうで、キーフラワー大好きっ子としてかなり期待して購入する気まんまんだったんですが、予約ボタンをポチっとする前に、「いやいや待て、冷静になれ。まずルールを読んでみるんだ」と、BGGへ行って英語ルールをダウンロードして読んでみました。英語はそこまでスラスラ読めるわけではないのですが、なんとなく頑張ってみれば、こまかい部分は除いて大体のルールは把握できます。そうすると、どうにも淡泊に感じられたんですね。シンプル化はされているけど、自分が好きなピック&デリバリー要素が消えてしまっている…。価格も高いしここはパス、という判断をすることができました。後日、実際に遊ばせて頂く機会があったのですが、ルールを読んだ時の感想そのまま、「面白いけど淡泊。でも確かに面白い」というものでした。ルール読み、大事! 

(3) 重ゲーの購入を絞った

 (1)(2)と関連するのですが、重ゲーの購入をだいぶ絞るようになりました。昨年買った重ゲーは、「ジャーマンレイルロード」「パンデミックレガシー」「カウンシル・オブ・フォー」「ロールフォーザギャラクシー」「ニッポン」「モンバサ」「アグリコラ」「キングスポーチ」「フードチェーンマグネイト」「レイルロードレボリューション」だけです。54個中、10個のみ!
 絞った一番の理由は、「買っても遊ぶ時間がない」からです。私のご近所のボドゲ仲間は、重ゲーも遊んではくれますが、基本的にはカタンやストーンエイジぐらいまでの重さのゲームを好み、あまりに重いゲームは、ルールを覚える段階でアウトです。であれば、「本当に面白い重ゲー」だけを厳選して購入し、それをじっくり何度もリプレイして楽しんで貰う方向の方が、お互いに幸せ、と思うのです。
 ツイッター等で話題になっている重ゲーの新作を横目に見て、羨ましいな~とは思うものの、それらのうち殆どは、1回か2回プレイされただけでお蔵入りとなって、そのうち話題にもされなくなります。であれば、また数年後とかにでも、いずれ遊ぶ機会もあるかもしれませんし、遊ぶ機会がこなければそれはそれで忘れられていくのでしょう。

 そんな中、自分が買わなかったゲームを遊ばせて下さる方との出会いも求めるようになり、それはそれでよい変化だったのではないかと思っています。なんでもかんでも自分で買っても、しょうがない!
 あ、でも、「これは重すぎてなかなか遊べないだろう」というゲームでも、買ったものがあります。それは「フードチェーンマグネイト」と「モンバサ」です。これぐらいのレベルの名作になると、「今後10年で3回ほど遊べれば満足」というぐらいのつもりで買っていますw

(4) 同人ゲーム作品が次の段階に入った

 昨年はゲムマ自体に殆ど参加していないというのもありますが(ゲムマ東京には一度も行かなかった)、ゲムマ作品をあまり購入していません。54個中12個。こうしてみるとまだまだ多いわけですが、そのうち、もはや商業作品と見て良い「アニュビスの仮面」や「ナインタイル」を除けば10個。その中には「ピクテル」「航海の時代」「コーヒーロースター」という、かなり完成度の高い作品や、「そんな顔してどうしたの?」という、海外のキックスターターの日本語版、という、もはや中小出版社という扱いで構わないような作品も含まれており、純粋に「同人的」な作品と言えるのは数えるほどになっています。
 買ったけど今回同人ゲームとして数えていない「ソラシノビ(グループSNE)」や「トリックオブスパイ(テンデイズゲームズ)」等についても考えると、自分はやはり、それなりのクオリティを担保したゲームを求めており、国産のボードゲーム市場もその要求に見合うものがどんどん増えてきた結果、「同人」というカテゴリにそれほどこだわらなくなってきたように思います。つまり、「国産ゲーム」というくくりで、一定水準のクオリティを保つものを遊ぶようにするだけでも、充分楽しめる、という事です。掘り出しもの、実験的な作品に出合う楽しみもありますが、それらはまた他の方にお任せしたいと思います。

 但し、「同人ゲーム=アマチュアの作品」という枠を飛び出したということは、これからは、海外からやってくる、様々なフィルタを通り越し厳選された輸入ゲームと比較される、という時代がやってきます。既に海外のパブリッシャーも国産ゲームにどんどん目を付けており、今は目新しさでいろいろ飛びつかれていますが、今後は徐々に厳しい目が向けられていくと思います。充分にテストされていないような未熟な作品ばかりが溢れるようになると、アタリショックならぬ「ゲムマショック」が起こり、ゲームマーケット自体の存続にも関わっていく可能性があります。

 自分としては、「ゲムマに行かないと買えないような作品」よりも、「誰かに紹介して遊んでもらった後、お店や通販ですぐ買って貰えるような作品」の方が紹介しがいがあります。アイデアを形にするのは楽しい行為ですが、他人にお金を出して買ってもらう以上、作って終わりではなく、遊んで貰ってからが始まりだという気持ちで作られた作品を、自分も購入していきたいです。

(5) 買ってすぐ手放した

 昨年は、遊ばないゲームを結構手放した年でもありました。特に、「買って一度遊んでみたら、自分には合わなかった。今後遊んでも多分この評価は変わらない」というゲームを、買ってからすぐに手放す、ということを何度かやりました。5000円出して買った新作ゲームを、1度遊んだだけで3000円で手放すというようなのは、一見すごくお金を無駄にしているようにも思いますが、そのまま持っていても二度と遊ばないはずであり、そのまま棚で眠らせておくよりは、現金化して別のゲームに変えた方がみんな幸せなはずです。差額の2000円は、新作を遊ばせてもらった料金と考えれば安いものです。
 最近はボドゲフリマも頻繁に開催されていますし、ゲーム会で知り合った方に譲る機会も増えていると思います。駿河屋の買取サービスのように、使いやすいサービスも増えていますし、中古ゲーム取扱い専門店「Schatzi(シャッツィ)」が関西(兵庫県尼崎市JR立花駅5分)に今月オープンする予定等、中古ゲームの流通の機会もどんどん増えています。
 皆さんも、いざゲームを遊ぼうと、大量のゲームが並ぶ棚の前に立ったはいいものの、「うーん、こんなにゲームがあるのに、今の気持ちにピッタリのゲームが無いなぁ…」と悩んでしまった事はないですか? 合わなかったゲームはどんどん手放して、棚のメンテナンスを怠らないようにしたいと思います。

 * * *
 以上、昨年のボドゲ購入振り返りでした。読んでいる皆様の中にも、「あぁ、これ自分が通った道だw」と思われている方も多いことでしょうw
 昨年は後半、購入意欲が減退していた時期がありましたが、少し復活してきたので、またぼちぼちポチって行こうと思います。ただ、新作よりも、最近とりこぼしていた名作をぼちぼちと集めていく事がふえるかも…!
 購入以外のボドゲ関連振り返りでは、名古屋ファミリーゲームフェスティバルに出展して、木製のくだものあつめデラックスを制作・販売したり、その勢いで木製のダイスローラーを作ってしまったりと、ちょっと木工作にも手をだしたのが印象深かったです。こういう、グッズ的なものの制作も、楽しいもんですよね。ゲームの新作は作れませんでしたが、ほらボドさんの「ノイ限定版」のヴァリアント・ルール「やみなべパーティー」制作に参加させて頂くことができました。また、トイドロップのはちさんを中心とした、関西のボードゲーム制作関係者の輪に入れてもらって交流が出来たのも楽しかったですね。
 身近な所では、敦賀に「ヘクスインゲームズ」というボードゲームカフェが誕生し、ちょくちょく遊びに行くようになりました。先日一周年を迎えられて、今後もまたお世話になると思います。福井はボドゲ、盛り上がっていますね!

 「ボ育て本」の企画に声をかけて頂き、記事の執筆やウェブサイト制作に関わったのも、とっても良い体験でした。ボ育て本は、TGiWさんの「今年の10大ニュース」にも取り上げられ、スタッフの一員として鼻が高いです(´▽`)
 それでは、昨年購入したゲームのベスト5を挙げてみたいと思います。購入したゲームなので、新作ではないかもしれません。尚、順番は評価と関係ありません。

1.ブルームサービスカードゲーム


 他人が何を持っているかを読みながら、強気で行くか弱気で行くか。これってある種、トリックテイキングに近い所あると思うんですよね。読みが当たっていたか外れていたかが、その直後に分かって一喜一憂できるのが最高です。これぐらいシンプルな方が自分は好みで、ボードゲーム版より好きだったりします。惜しいのは、プレイ人数によってカードを抜く必要がある点。これがあると、どうしてもプレイが面倒になって、出番が少なくなっちゃいます。[アマゾン]

2.航海の時代


 ランダムに作られたモジュラーボードをロンデルに見立て、それぞれの港で効果を得つつ港に自分のチップを置いて能力をアップしていく拡大再生産。いやはや同人作品とは思えないクオリティ。しっかり遊べて30分程度で終わるのも素晴らしいです。今年は拡張も出て、当然ゲットしたので、遊ぶのが楽しみです。

3.私の世界の見方 日本語版


 以前から買おう買おうと思って「まぁいつでもいいや」と後回しにしていたゲームですが、最近仕事環境が変わってボドゲ以外でいろんな人と会う機会が増えたので、買って遊んでみたところ、すこぶる面白い! まぁ、ルール聞いてた通りの鉄板の内容ではあったんですが、やっぱり、普通の大喜利ゲームと違って、自分でネタを考えなくて良いというのはハードルが低くて遊びやすいです。[アマゾン]

4.ニッポン:明治維新


 私のツイッターをご覧になっている人は、私が結構これを頻繁に遊んでいるのを目撃しているかと思います。間違いなく今年一番遊んだ重ゲーですね…! 決してシンプルとは言い難い、いつものWhat's Your Game作品なのですが、一つ一つのアクションが分かりやすくまとまっていて、手番に出来る事もシンプルなのでダウンタイムがあまり発生しません。取れる戦略も、「どの工場を選ぶか」「契約書メインで行くか、配達メインで行くか」「どのスキルから上げていくか」等で変わっていき、毎回マップが変わる為に戦略も微妙に影響を受け、そもそも場に出るワーカーの色にも影響を受けるので、毎回新鮮に遊べます。これは今後の自分の殿堂入りゲームになる可能性が高いです。[アマゾン]

5.キングドミノ


 名前と見た目から想像するイロモノ感とは裏腹に、「なぜこれが今まで世の中になかったのか」と思うほど拍子抜けするようなシンプルさと完成度に思わずうなってしまう、ストレート且つ王道な作品。タイルの地形を合わせて5x5のマスを埋めていくだけ。そのタイルの取り合いが「良いものを取ると次の手番が遅くなる」というジレンマになっていて、毎回悩んでしまいます。ひょっとするとこれ、来年のSdJもあるのでは!? と思えるほど良いゲームでした。自分の年間ベストを決めるなら、間違いなくこれです。ルール説明込みで20分、慣れれば15分で終わる「サクッと感」も素晴らしい。何度も繰り返して遊ぶスルメゲーというよりも、ゲーム会でちょっとした時間に遊ぶ定番ゲームとして大いに活躍しそうです。(2017年上旬にテンデイズゲームズさんより日本語版発売予定)

番外:バロニィ拡張ソーサリー


 拡張なので番外です。自分はボドゲの拡張って、買っても結局遊ばない事が多いので(ジャーマンレイルロードしかり、キーフラワー:商人しかり)、ソーサリーもどうしようかなと思っていたのですが、ルールを読んでみたところ、これは結構シンプルで面白そうだし、既存のルールを必要以上に複雑にしていないし、プレイ時間もほとんど伸びないよう工夫されているぞ、という事で購入。全員が一度でもバロニィを遊んだ事があるならば、この拡張は普通に入れて遊べばよいと思います。バロニィはルールを削ぎ落とした魅力が凄いので、そこにルールを足すのは蛇足、と思っていたのですが、まさかこういう手で来るとは…という意味でも衝撃を受けた作品でした。[アマゾン]

 * * *
 他、2015年の年末に買って「2015年の購入まとめ」に感想が出ていませんでしたが、「クラフトワーゲン」も、とっても良いゲームでした。こちらもミニ拡張を買ったのでリプレイしたい所…!
 ロシアンレイルロード拡張:ジャーマンレイルロードも遊べてないし、ロールフォーザギャラクシーも3回目のリプレイに到達できていないし、リプレイへの道は険しく遠い…!
 購入していないけど、遊ばせてもらってすごく面白い、欲しい!となったゲームは「ファーストクラス」でした。他「フッチカート」も良かったけど「リカーーーリング」を遊んだらそっちの方が良い気もしてきて…。未プレイだと「ロレンツォ」と「コテージガーデン」が気になっています。あと、これはどこかが日本語版出してくれないかなと思って少し待っている間に米アマゾンで売り切れてプレミアがついてしまった「ドリームホーム」も、欲しい! 物欲は今年も尽きないようですw

 さて、今年の購入数制限については、昨年やってあまりに苦しかったのでもうやらないのですが、購入数を絞る為の「目安」は作っておきたいと思います。「これ以上は買いすぎだよ」というサイン、ですね。
 で、一年間やってみて、少し思うところがありました。単純に「購入数」と言っても、小箱と大箱では、棚の圧迫も、サイフへの負担も全然違うわけです。
 そこで、今年は、ポイント数で購入制限を決めたいと思います。大箱3P、中箱2P、小箱1P、として、合計100Pを超えないようにします。大箱15個で45P、中箱15個で30P、小箱25個で25P、だいたい55個ぐらいですね。大箱か中箱かは、大きさではなく購入費用が4000円を超えるかどうかで判断します。中箱か小箱か悩む場合は大きさがA5サイズ3cm厚以内(又は3辺の合計がそれ以下)の場合に小箱とします。
 また、年内に手放したボドゲはノーカウント、というルールも追加します。これによって、棚の回転を挙げていきましょう。
 新年初ポチりは、クニツィア先生の名作「ZERO」でした。先日遊んで、やっぱこれ名作だなと改めて感じ、ふと在庫を見たら在庫切れになってる所があったので、慌ててポチった次第です。たまたま在庫切れになってただけかもですが、買えなくなってからでは遅いですからね。

 それではみなさんも、今年も楽しいボドゲライフを送りましょう~!

【追記】大箱15個、中箱15個、小箱25個って、大箱5000円、中箱3500円、小箱2000円で計算すると、合計177500円…月あたり約14700円、という計算になります…なんというリアルな数字…w しかしやっぱちょっとこれ、買いすぎですよねぇ。うーん。少し棚のボドゲを手放して、購入費用に充てて行こうと思います!

■2016年の購入リスト(は3回以上遊んだもの)

  1. My Happy Farm(マイ・ハッピーファーム) - ルール読んでみたら、まさに自分の作りたかったゲームだ…。作物を育てて売ったり家畜に餌をあげて育てたりするゲーム。基本はシンプルなセットコレクション。8歳以上45分。マストバイ! 到着は1月下旬の予定。家族と遊べるかな~。楽しみ!→届いたので子供と遊んでみました。気に入ってはくれたのですが、自分の感想としては、思ったよりガチ寄りすぎるかな…という感じです。[駿河屋]
  2. コードネーム日本語版 - 2チームに分かれて、並べられている単語の中から「自チーム側の単語」のみを仲間に当てて貰えるよう、ボスが絶妙なヒントを出していく。ルール簡単で盛り上がりそうなパーティーゲーム。海外でも人気は上々の模様で、バウザもベストゲームとして挙げているほど。到着は2月中旬。→届いたので友人らと遊んでみました。結果は大盛り上がり!「ミステリウム」と似たような感覚ながら、ミステリウムよりもロジカルに遊べて自分は好みです。[駿河屋]
  3. Scotland Yard Junior(スコットランドヤードジュニア) - スコットランドヤードは、ものすごい幼い頃に一度遊んだ記憶だけはあるのだけど、大人になってからこれを遊ぼうという気があまり起きなくて所有していません。かといって子供とやるにはやっぱりちょっと複雑だよなぁ…と思っていた所、なんとジュニア版が出るとのこと。しかもデザイナーがシャハト!? 値段も安いし、とりあえずポチりました。3月下旬予定。[駿河屋]
  4. Match Ball(マッチボール) - ピンポン玉をワンバウンドさせて9つの穴のうち、狙った穴に入れましょう。それだけのゲームですw 各所で実績がある子供向けゲームとして鉄板かなーと思い、ドイツアマゾンへ発注! 早速遊んでみましたが、子供にバカ受けでしたw。的をはずすとピンポン球がそこらじゅうに飛んでいくので、広い部屋だとちょっと大変かも。[ドイツアマゾン]
  5. Kayanak(カヤナック) - ご存じ、HABAの子供向け釣りゲームの鉄板。木の棒で氷(白い紙)に穴を空けてその中へ釣り糸を垂らし、魚(磁石の球)を釣り上げます。いろいろルールはあるけれど、小さい子は単に穴開けて釣るだけでも楽しいゲーム。ずっと欲しかったのですが、日本で買うとちょっと高いので躊躇していました。ついにドイツアマゾンへ発注です。ようやく借りていた本体を返せます。[ドイツアマゾン]
  6. German Railroad(ジャーマンレイルロード) - 「ロシアンレイルロード」の拡張。日本で流通が始まったら買おうと心に決めていたのに、気づいたら流通が始まりあっという間に売り切れ…その後、どうも日本に入ってくる様子がありません。待っててもしょうがないので、ドイツアマゾンへ発注です。和訳を公開して下さっている永峯さんに感謝! しかし、いつ遊べるのやら…。[ドイツアマゾン]
  7. パンデミック:レガシー シーズン1 赤箱 - 遊ぶたびにボードにシールを貼ったりカードを破いたり描きこんだりしていく「レガシー」シリーズの最新作。連続ドラマのようにシナリオが展開していくため、同じ面子で繰り返し遊べる人用。60分×12回遊んだら、あとは世界に一つだけのパンデミックとして遊べるそうです。一気にやらず、毎日1シナリオずつぐらいでやると良いらしいです。…うちの環境じゃ無理じゃん。でも、安いからという理由でポチりました!→あれから毎月1回ずつ固定メンバーで遊んでます。現在4月のミッションをクリア。ジワリと面白いゲームです。 [駿河屋]
  8. タイムライン - 歴史上の史実を年代順に並べるクイズゲーム。自分は歴史が苦手なので、大人同士で遊ぶというより、家族で遊べるといいかなーと。→ちょっと難しかったかなーと思うも、小学生高学年の長女にはそこそこ受けました。大人同士で遊んだ方がいいのかもw [アマゾン]
  9. アニュビスの仮面 - 「感覚」をテーマにした一風変わったゲームを作られるギフトテンインダストリの新作。なんと、スマホを使ったVR(仮想現実)によるボードゲーム。VRマスクで一人だけが見渡せる迷路の風景を、他プレイヤーにうまく伝えて地図が作れるか? という協力ゲーム。即ポチりました。初回は500個生産。神戸ゲムマに先行販売で50個ほど持ち込まれる予定だとか。3月上旬到着予定。→遊んでみましたが、鉄板の面白さでした! 現状のアプリだと時間制限があって子供と遊びづらいので、改善要望を上げて対応待ち中です。[公式]
  10. カードライン:動物編 - 動物の重さや大きさ、寿命を順番に並べるクイズゲーム。子供と遊ぶのにいいかなーと。次女と一緒に遊ぶ時は大きさや重さで、長女と一緒の時は寿命で遊んでみようかな?→寿命で遊ぶのが鉄板でした!次女なかなかお気に入り。 [アマゾン][駿河屋]
  11. ブロックス - 日本のデパートのボードゲームコーナーでも置かれている事が多い、定番中の定番ゲーム。自分で持ってなくても誰かが持ってるのでこれまで買ってませんでしたが、先日の子供ゲーム会でその実力をまざまざと見せつけられ、ついに購入に至りました。[アマゾン]
  12. 航海の時代 - A.I.Lab.遊さんのゲムマ作品。ロンデル+エリアマジョリティ+拡大再生産。なんという安定感のある組み合わせ! 遊んでみて面白かったのでゲムマ神戸2016で購入しました。
  13. ピクテル&ピクテルLight - ボドゲイムさんのゲムマ作品。透明カードに描かれたマークを重ね合わせてお題を表現して当てて貰うコミュニケーションゲーム。ピクテルLightのコンプリートセットが予約できちゃったので勢いで購入w
  14. マイクロロボット(Micro Robots) - ハイパーロボットの安価な続編。最少手番を見つけるのではなく、とにかくゴールへ行ける解を最初に見つけた人が1点。いろいろシンプル化されていて、これはこれで面白い! 時間制限なしにして子供とじっくり解いてます。[アマゾン]
  15. ちんあなごっこ - 高天原のぺけさんのゲムマ神戸2016新作。バッティングと魚釣り。面白くないはずがない! 子供でもできそうで、思わず購入です。→二回ほど場所と面子を変えて遊んでますが、毎回盛り上がります。お勧めのパーティゲーム!
  16. The Gate - 韓国のGaryKimGamesさんの新作。2人用バトルTCGタイプのデッキ構築ゲーム…基本的にはノットフォーミー(というか遊ぶシチュエーションがない)な分野なのだけど、アートワークが美麗なのと、せっかく韓国から日本語版を作って持ってきてくれてるので購入。ルール読みましたが面白そう!→遊んでみたところ、なかなか面白かったですが、思ってたよりも複雑なのと、キャラクターが8人しかいなくて毎回お互いが4人ずつ使うので、毎ゲームの変化にどこまで耐えれるかちょっと未知数。何度か遊んでみたいと思います。
  17. 昆虫採集(Bug Hunting) - 韓国のPeace Craftさんの新作。ババ抜きと相手の手札推理で手札に同じ昆虫を集めて点数化する。アートワークが素晴らしい。ゲームの方は、他プレイヤーの呼び寄せたカードを次手番の人が簡単に奪えてしまうのが謎で、ちょっとルール解釈間違ったかもしれず、評価保留。これひょっとすると、昆虫の種類を2-3種類減らした上で、「同じ昆虫を全部めくったら採れる」という神経衰弱ゲームとして遊んだ方が面白いかも…。→神経衰弱ゲームとして遊んだら、めっちゃ面白くなりました!お勧め!
  18. 穴掘りモグラ - 盤面の穴に自分のモグラをなるべくたくさん入れろ! サイコロを使わない移動方法がより戦略性を高めているけど、そこまで考えない人も気軽に楽しめる椅子取りゲーム。ステージが進んでいくと嫌でも盛り上がる感じがgood![バネスト][すごろくや][アマゾン]
  19. 激突カップドンガラガッシャーン - 紐を使って車コマをはじくドタバタレース。海外の動画を見たら面白そうだったので、ポチっと。[バネスト][すごろくや]
  20. はじめてのアルゴ - 「ドメモ」が新版になってしょぼくなるということで旧版を探しに行ったら、逆にカードから牌になったこの「はじめてのアルゴ」を発見して思わず購入。これ面白いし、牌がめっちゃキュートで重みもあってサイコー! 新版ドメモを買うぐらいならこっちでしょう![アマゾン]
  21. ドクターエウレカ - 試験管の中のカラフルな薬品ボールを化学実験のように試験管から試験管へ移動させて、お題カード通りの並びを実現させるパズル。慎重さと素早さが同時に求められます。見ていると誰でもやってみたくなる面白さ![テンデイズ]
  22. えげつな7 - すごろくやの丸田店長に猛烈プッシュされての購入。1から7までみんなで順番に数えるだけなのに、それが凄く難しい!w[すごろくや]
  23. Council of Four(4つの評議会) - ミドル級の「手駒を置ききったら終了」系の戦略ゲーム。こういうの好きだなー。テンデイズさんがまた輸入して下さいました。iOGMさんで購入。→遊んでみましたが、思ってたより大味な拡大再生産ゲームでした。でも、大味さがいい感じでもありますね。気持ちよく拡大再生産できるのが癖になります。また遊びたい![BGG][テンデイズ][iOGM]
  24. ソラシノビ - 遊星ゲームズさんの新作で、グループSNEのコンテスト入賞作品。かなり期待しています。→遊んでみましたが、思ってたよりもガチガチでした。他の人の動向を何手番も先まで読めないと得点できないのですが、ちょっとそこまで読み切れないかも? 読み切れなさを楽しむゲームかもしれません。[ヨドバシ][アマゾン]
  25. Roll For The Galaxy(ロールフォーザギャラクシー) - 名作「レースフォーザギャラクシー」をダイスを使ってリメイクした作品。言語依存ありまくりなので日本語化を待っていたのだけど待てども待てども日本語化のアナウンスが無いのでついに購入した一週間後に日本語版のアナウンスがあってがっかりしましたが、ゲームは大変面白かったですw→その後、英語版を手放し、日本語版に買い直しました。ごめんなさい、これを購入数にカウントするのはご勘弁を…(汗・涙) [アマゾン][駿河屋]
  26. ポーション・エクスプロージョン(Potion Explosion) - 落ちものパズルをボドゲにしたようなゲーム。マーブルをうまく取って連鎖させ、手元のポーションを完成させよう。ガチゲーマー向けというよりファミリーゲーマー向けかな。→子供と遊んでも大人と遊んでも盛り上がる、すばらしいゲームでした! ビー玉がカチカチと動くのが気持ちよいです。[駿河屋]
  27. 麻雀拡張カード - 麻雀を遊ぶ際に、毎回ランダムで特殊なルールを付与する為のカードセット。「字牌を切ると追加でもう1枚ツモれる!」とかw 麻雀をよりパーティー風に楽しみたい時に。個人的に「ポンの発生を裏声でする」とかの効果が素晴らしいなとw
  28. Stone Age Junior(ストーンエイジジュニア) - 5歳から遊べるストーンエイジ…と言っても、ストーンエイジなのは雰囲気だけ。タイルをめくって描かれている資源を1つゲット、を繰り返し、資源が貯まったら家を建てれます。どのタイルがどの資源だったか覚えておくと効率良く建てれますよ。メモリーゲームは苦手なのでパスしていたのですが、ビデオを見たら面白そうだったのと、SdJキッズ賞にノミネートされたのを機に購入!5歳以上ゲームなので、過度なゲーム性やジレンマには期待なさらぬよう。
  29. Swish(スウィッシュ) - 8歳以上の瞬発力パズル。透明カードを重ねて、同じ色のドットとサークルをマッチングさせよう。2011年発売のゲームで、amazon.comの評価がやたら良かったので買ってみた所、次女に大うけw [米アマゾン]
  30. LevelX(レベルX) - 先日にはとさんに遊ばせてもらった、取り出してすぐ遊べる、「イージープレイ」シリーズのダイスゲーム。ダイスを振って「どう使おうかな~」という悩ましさと、チップ連続獲得の爽快感、そして他人の駒を蹴落とす盛り上がり処など、単純なゲームなのによくできたゲーム。同シリーズの「ステップバイステップ」より好きかも。イージープレイシリーズは、いずれもとても面白いのですが、現在入手困難なのが残念です。[アマゾン]
  31. コーヒーロースター - 国内同人サークル「Saashi&Saashi」さんによる一人用の「コーヒー焙煎ゲーム」。なんと海外の有名ボドゲレビュー動画サイト「ダイスタワーレビュー」で月間MVPを獲得!
  32. ナインタイル - オインクゲームズの新作。9枚の両面タイルを自由に並べて、お題と同じ3x3の模様を作ります。ルール簡単で鉄板で盛り上がれそうなタイトル!
  33. ニッポン:明治維新 外国人が作った明治維新がテーマのゲーム。工場を建てて石炭を燃やし、なぜか「電球」や「弁当」を作って各地へ配達して勝利点を得ます。2-4人向けの3時間かかる難易度の高いゲームですが、ルール自体はそこまで難しくなく、ゲームが始まれば後は時間が経つのを忘れて没頭できるでしょう。独特のアクション選択方式や、なかなか面白い陣取り要素、そして多岐に渡る戦略。ゲーマー必携の名作です。[駿河屋]
  34. Monbasa(モンバサ) - プフィスターの要素てんこ盛りゲーム。株に陣取りにハンドマネジメントにワーカープレイスメント。複数の事を同時にやらせすぎ! でもなぜかルールは割とすっきりとまとまっていて、お腹いっぱいなのに不思議とおかわりしたくなります。でも果たして自分の分を開封する機会は訪れるのでしょうか…w
  35. Completto(コンプレット) - 1~100までの数字が書かれたタイルを使って、自分の手番に1枚引いて「ストリームス」のように左から昇順に並べていくパズルと駆け引きのゲーム。上手く読みがあたって最後のピースがハマった時の快感! 地味ながら、これはSdJレベルの傑作だと思います。今のところ国内流通が少ないのが残念。
  36. ブルームサービスカードゲーム - 名作「ブルームサービス」のカードプレイ部分のみをクローズアップしています。物足りないという人もいるようですが、自分はこれぐらいが丁度よくて、むしろボード版より好きかも。
  37. アグリコラ:リバイズドエディション - 名作「アグリコラ」のカードが調整され、5人用から4人用にコンポーネントが減らされた版です。駒が足りなくなるとのもっぱらの評判ですが、まぁ、値段なりという事なんでしょうね。既にカードテキストに誤訳がいくつか指摘されているので、ご注意。まぁ、誤訳訂正のリプリントがそう早く出てくるとは思えませんし、もし早々に出てくるなら、さすがにエラッタカードの無料配布ぐらいはしてくれそうですけども。[駿河屋][アマゾン]
  38. Bumparena(バンプアリーナ) - 釘の無いパチンコ台みたいな筐体に、カードをプレイしてどんどんバンパーを差し込んでいき、自分のホールへと球を誘導!(動画)。大人も子供も絶対盛り上がるこの仕掛けはズルすぎるw 米アマゾンで中古を安価に購入。カードボロボロだったけど、プレイには問題なし。[米アマゾン]
  39. Holterdipolter(ホルターディポルター) - ドーム状の筐体の中央の穴から球を入れ、球がどの方向へ転がったかを音で推測する「音ゲー」。シンプルなルールで5歳以上から遊べ、球の転がった方向の推測は意外と外れるので、誰でも手軽に盛り上がります。[ドイツアマゾン]
  40. マクロスコープ - 穴が複数空いたプレートの下にあるイラストは一体なんのイラストかを当てよう。少しずつ穴が増えていくこの推理のワクワク感は、鉄板ゲーだと思います。ただちょっとルールが曖昧な所あるんですが、まぁ、コア部分が鉄板ですから問題ないでしょう![アマゾン]
  41. 私の世界の見方 日本語版 - テンデイズゲームズさんが日本語版を発売中。大喜利系ゲームながら、自分で答えを考えなくても手札から1枚選んで出すだけで盛り上がれるので、どなたでもお勧めです。
  42. ムラオサ- 遊星ゲームズの最近の作品。面白いらしいので期待です。
  43. フードチェーンマグネイト 日本語版 - 一つの街へそれぞれが異なるファストフードチェーン店として、同じもの(ハンバーガー、ピザ、飲み物」を売りまくります。価格か、立地か、需給か、広告か…テーマが分かりやすいので、複雑で長時間なのに裾野が広そう! [テンデイズ]
  44. King's Pouch(キングス・ポーチ) - 袋ビルディングの意欲作。袋ビルディングは「オルレアン」が人気ですが、自分はちょっと合わなくて、こちらの方が面白く感じました。1時間程度で終わる楽しいゲームです。ボドゲフリマ金澤で2200円というお買い得価格なのに最後まで残っていたので、堪え切れず確保。[バネスト][駿河屋][アマゾン]
  45. Gackerei ums Hühnerei - 無理やり意訳すると「早起きニワトリ」みたいな意味です。2010年のキッズ大賞推薦作で、5才以上から遊べる反射神経ゲーム。なんど自分のお尻の下に卵タイルを置いてその上に座って温めますw ボドゲフリマ金澤で、ドイツ語ルールしかないものが800円で売られていたので購入して翻訳を楽しみましたが、大人同士で遊ぶゲームじゃなかったかなw
  46. デュプリク日本語版 - お題の絵をディレクターだけが見て、言葉だけで他全員に説明して、みんなに絵を再現して貰います。描き終わったら、お題の絵の「採点基準」が公開されて得点! 「お絵かきが下手でも遊べる」とあるけど、いやーこれ、普通に絵が上手でないとダメな気がしますけどw よほど全員がお絵かき好きでもない限り、続けて何度も遊ぶとダレる気がしますが、多人数でサクッと遊べるので、ゲーム会などの最初に1プレイのみ、アイスブレークとして遊ぶのに良いかもです。[アマゾン]
  47. Kingdomino - キングドミノ。ドミノの王様かと思ったら、「Kingdom(王国)」と「Domino」を掛け合わせた造語で、「ドミノの王国」ぐらいの意味ですね。内容は、シンプルでめっちゃ楽しいタイル配置ゲーム。シンプルなのに悩みどころあり、ワクワクあり、それでいて慣れれば15分で終わるという。こ、これはSdJ獲りますよ![米アマゾン]
  48. ピクトマニア日本語版 - フヴァチルのお絵かきゲーム。紛らわしいお題を描き分けよう。全員同時に描くのでダウンタイムも気にならないのが素晴らしいです。駿河屋で3100円で新品が売っていたので購入。でもこれで駿河屋の在庫は枯れた模様。[アマゾン]
  49. バロニィ:ソーサリー 多言語版 - 名作「Barony」に拡張です。5人プレイ可能になり、「魔法」が使えるようになります。元々がアブストラクト的なガチゲームでしたが、魔法によってその辺が緩和されるかなーと思いきや、魔法も普通にガチでしたw ただ、プレイ時間が伸びすぎない工夫がされていて、展開が派手な感じにはなりそう。5人では遊ばないと思いますけど…w 良い拡張だと思います。[アマゾン]
  50. テイクイットイージー多言語版 - 「カルバ」の元ネタと言われている、全員同じタイルを置いていくパズルゲーム。名作がこの価格で手に入るのは、アークライトさんグッジョブです! 6人まで同時に遊べるのが良いですね! ルールもシンプルだし、家族で遊べるといいなぁ…。[アマゾン]
  51. Railroad Revolution(レイルロード・レボリューション) - What's your gameの新作鉄道ゲーム。WYGにしてはだいぶ軽めの陣取りで、エッセン新作の中ではそれなりに良い評価。早速遊んでみたところ、確かに重すぎはしないものの、ちょっとアイコンが分かりにくく、どうにも整理されていない印象…。全体が掴めないので、毎回何をやればいいのか迷ってしまってテンポが悪かったです。しかし、気を取り直して後日二回目を遊んだ所、あ、これ確かに面白いかも!ということになりました。二回目が本番なゲームなのかもしれないです。[駿河屋]
  52. 真打 - 2016年秋ゲムマ作品。落語がテーマのトリテ風セットコレクション。デザインがとっても素敵で、ルールもフレーバーに沿ってシンプルにまとめられているようで、遊ぶのが楽しみです。
  53. トリックオブスパイ- 2016年春ゲムマ作品。シンプルなトリテをしながら、1枚だけ残ったカードを推理していくという、ありそうでなかったゲーム。ボードがペラ紙から厚紙になったと聞いて購入!
  54. そんな顔してどうしたの? - 元々はキックスターターの作品を、同人サークルが日本語化! こんなすごい事が起こる世の中なんですねぇ。ダイナミック! ゲーム内容は鉄板のパーティーゲームなので、バカになれる人がいっぱい集まる場で出してみんなでバカになりましょう!
頂きもの
  1. どこ?どこ?オッタ!【頂きもの】 - Joynt Gamesさんの新作。動物図鑑の中からお目当ての動物を見つけ出すというテーマが既に楽しい。図鑑を手に持って開いている感覚が新鮮で、子供達も惹きつけられました!
  2. ツインズ【頂きもの】 - クニツィアの数字系カードゲーム。8枚の手札から4つのペアを作り、そのペアで4回の勝負を行う。ペアの作り方で強さが決まるが、手札が悪い時に1~4Rの「どこで勝負するか」が大きなポイントとなる。非常に良くできたギャンブルゲームで、酒を飲みながら一晩でも遊べるはず。
  3. プレゼント工房のトントゥさん 【頂きもの】 - 「すしドラ!」のこげこげ堂さんの新作。すしドラのドラフトを発展させたような感じのドラフト&セットコレクション。リアルタイム要素がある為、盛り上がる事必至!
  4. ノイ 限定生産ホラー版 【頂きもの】 - icarusさんの名作「ノイ」を、あのほらボドさんが「ホラー映画」をテーマにアートワークを一新してリメイク! ヴァリアントルールが3つ付いてくるのですが、そのうちの1つを私が提供させて頂いた縁で、お一つ製品を頂く事ができました。ノイ自体面白いのに3つも特別ルールがついてくるなんてめっちゃお得!

■棚からボドゲプレゼント企画・応募方法

 さて、冒頭で書いた「秦(Qin)」プレゼントの応募方法ですが、ご興味ある方いらっしゃいましたら、下記の内容でツイートして下さい。1/1~1/8の24時までにツイートがあった方の中から1/9に抽選を行い、発送させて頂きます。

ツイート方法:この記事のURL( https://goo.gl/vLoqJq )と、一言で良いので感想をつけてツイートして下さい。その際に、#棚ボドプレゼント応募 というタグを必ずつけて下さい。記事の感想(又はなんでもよいのでコメント)、URL、#プレゼント応募、の3点セットで応募完了です。

例:(コピペしてお使い下さい)
自分の購入数はXX個でした!勝った!w https://goo.gl/vLoqJq #棚ボドプレゼント応募
ツイートする(スマホだと正常にリンクしませんでした)

1/9に抽選を行い、当選者にはツイッター上でご連絡を差し上げますので、ダイレクトメッセージで送り先のご住所を教えて下さいませ。


無くなる前に確保した方がいいかもしれないボドゲ日本語版(2016年夏)

2016/07/05 22:31 に Jun Shin が投稿   [ 2017/03/22 20:54 に更新しました ]

最近は、カードやタイルに大量のテキストが書かれた言語依存の高いボードゲームであっても、メーカーさんが頑張って日本語版を出してくれることが多くなりました。

ところが、意外とこういうゲームはマニアックなものが多く、一瞬で完売したりということがありません。しかし、メーカー側としてはある程度の数を作らないとビジネスにならないので、それなりの数を作る事になり、結構長期間在庫が残っている事が多いようです。でもやっぱりそういうゲームでも、「ある日、突然」市場から無くなって、プレミア価格になってしまうんですね…。そして、メーカーとしては再販の為に同じ分量を作っても捌ける気がしないし、かといって少ない分量ではコストがかかりすぎて商売にならないので、なかなか再販する気にならないわけです。

良い例が「ル・アーブル日本語版」で、海外でも評価の高い素晴らしいゲームにも関わらず、同作者による「アグリコラ」の影で爆発的には売れなかったようで、2007年に出てから2014年ぐらいまで、細々と初版の在庫が残り続けていました。しかし2015年頃には既に市場からなくなってしまい、一時的に16000~18000円ぐらいの価格まで市場価格が高騰してしまいました。それもそのはず、大量のカードにテキストがたくさん書かれているこのゲームは、輸入して遊ぼうとしてもなかなか大変だからです。「あぁ、あの時買っておけば…!」と後悔した人は多かったろうと思います。その後、ル・アーブル日本語版は、なんと貴重な拡張カードに日本語版がついて再販されました。そして同様に「すぐに完売!」とはならず、ぼちぼち売れて、今また、在庫がなくなりかけているように見えます(メーカーに確認した訳ではないのでメーカー在庫が豊富にある可能性はありますが、一度完売したショップさんに再入荷されるのを最近見ないです)。初版があまり売れなかった経緯があるので、この在庫がなくなった後、すぐに再販してくれるかはかなり不透明な気がしています。

そういえば、「ドミニオン」なんかもそうですね。基本セットや特定の拡張セットが何度も市場から無くなり、長い間買えなかった事が何度もありました。まぁ、ドミニオンは大・大ヒットのバケモノタイトルですので、今後もまだ再販される気はしますが…。

たいていのゲームは日本で流通がなくなっても海外から輸入できることがありますが、「日本語版」は一度なくなってしまったら海外から輸入するというわけにはいきません。無くなってからでは遅いのです。

というわけで、そういう「今買わないと市場から無くなっちゃって、後で後悔するかも」というゲームを、自分の備忘録として残してみたいと思います。今ならまだ、定価以下で買えますが、果たして? 1-2年後ぐらいに見直してみて、果たして自分の読みはどうだったか確認したいなと思います。(2016年7月執筆)

■ロールフォーザギャラクシー 日本語版

 惑星に移住して、その惑星の特産品を生産して、交易して拡大再生産したり、勝利点に変えたりするのが楽しい定番ゲーム「レースフォーザギャラクシー」がダイスになりました。原作の作者トム・レーマンと黄煒華による共作で、ただダイスにしただけでなく、レースフォーザギャラクシーでちょっととっつきが悪かった生産周りの効果をシンプルにまとめてあることで、本家より遊びやすくなっています。大量のタイルと大量のサイコロ! タイルにはたくさんのテキストが書いてあり、一度覚えれば併記のアイコンだけでも遊べるものの、やはり最初のハードルとして英語は厳しい…。日本語版があるうちに買ってしまって下さい。というか、これがずっと売れ残ってると、拡張版が日本語化されないので…(笑)ちなみに、元となった「レースフォーザギャラクシー」は、今まさに再販未定の罠に陥っていて品薄だったりします。カードボロボロだから新しいの欲しいのですが…。 [amazon][駿河屋] ※定価・税込8208円

■ル・アーブル日本語版+拡張セット

 記事中でも取り上げたゲームです。「アグリコラ」的に資源を早取りで獲得しつつ、資源を支払って建物を建築し、それで拡大再生産していきます。様々な戦略が可能で、食料のやりくりが厳しい前半から爆発的にお金を稼げる後半に向けてスカッとする、ウヴェ・ローゼンベルクの傑作のひとつです。拡張セットが日本語化されているのが大変貴重で、これが市場から無くなったらきっと大高騰するのだろうなと思います。というか、既に画像のリンク先では品切れで、調べてもらえれば分かるのですが、他の店でも品切れになっている所がぼちぼち出てきています。現時点でamazonに17個ありますので、お早目にどうぞ。→記事を書いた頃は定価より安かったのですが、プレミアが付き始めてしまいました。そろそろ発売から1年経ちますし、ひょっとして9月頃に再販される可能性もありますね…ご判断下さい。[amazon][駿河屋] ※定価・税込7560円

■トワイライトストラグル日本語版

 2人用の重ゲーとしてBGGで長い間人気1位を保ってきた(最近、パンデミックレガシーにその座を譲りましたが)定番タイトルが、ついに日本語化です。2人用の重ゲーということで日本ではあまり流行らないだろうと思われていましたが、発売とほぼ同時に完売したようで、現在amazonで8月の再販の予約受付中となっています。そうそう何度も再販してはくれないと思いますので、気になる方はこの機会に入手されておいた方が良いかと思います。[amazon] ※定価・税込8424円

■バトルライン日本語版2016
ボードゲーム バトルライン 日本語版2016
 2人対戦のユーロカードゲームの定番と言えば、クニツィア博士の「バトルライン」。能力カードが日本語になっているととてもプレイしやすいのですが、日本語版旧版は長らく品切れの状態でプレミアがついていました。先日ついに日本語版の2016年版が発売されたのですが、あっという間に完売・・・現在、再販の予約受付中のようです。今度こそゲットだぜ![amazon] ※定価・税込2700円

■マルコポーロの旅路

 「ツォルキン」のコンビ、シモーネ・ルチアーニと、ダニエレ・タスキーニによる新作かつ話題作です。2015年のドイツゲーム賞も受賞したこの作品がすごい速さで日本語化されましたが、実は言語依存が無いゲームなので、ここで取り上げるべきかちょっと迷いました。ただ、やはり日本語化されると、和訳付輸入版というのは市場から無くなるのですよね。かなり人気のタイトルなので、無くなってしまうと結構入手困難品になるのだろうなと思ったので、取り上げてみました(ちなみに、前作の「ツォルキン」自体が、今まさにそういう状態になっていますね)。[amazon][駿河屋] ※定価・税込6912円

■サンクトペテルブルク第2版 完全日本語版

 どこまでお金を増やし、どこかで勝利点に切り替える。ハンス・イム・グリュックの創業者であるベルント・ブルンホーファーとカール・ハインツ・シュミールによる、定番のシンプルな拡大再生産ゲームです。言語依存はカードの名前だけなので、ルールさえわかれば海外版でも遊べるのですが、様々なカードが登場するこのゲームにおいてカード名が日本語で書かれているというのは、やはり雰囲気を盛り上げる一要因になりますし、なんだかんだでプレイアビリティも上がります。クラシックタイトルと言って差し支えないゲームなので、簡単には無くならないかもしれませんが、バカ売れしているタイトルでもないと思うので、一度メーカー在庫がなくなれば、再販は当面期待できないかも…?[amazon][駿河屋] ※定価・税込6264円

■コンコルディア 日本語版

 世界を旅しながら交易を行う、マック・ゲルツの傑作ゲームです。カードの種類はそれほど多くなく、アイコンで覚えてしまえば後はテキストを見なくても遊べるのですが、やはりカードが日本語化されているというのはとてもプレイアビリティが高いです。かなりガッツリと遊べる本格的な重ゲーにも関わらず、ルール量が少ないので、これからも定番ゲームの一つとして遊ばれ続けると思いますが、日本語版が果たしてどこまで市場にあり続けるかは…? 日本語版制作のNGOさんは、使命感を持って再販しようとしてくださると思いますが(実際、一旦市場からなくなりましたが、また再販してくださいました)、ある程度の普及を見れば、なくなってすぐ再販、とはいかないかもしれません。拡張も日本語化されているので、こちらもお忘れなく![amazon][駿河屋] ※定価・税込8000円

■コードネーム 日本語版

 ヴラーダ・フヴァチルによる2016年のSdJノミネート作品で、巷では「これが大賞ではないか」と言われているワード系コミュニケーションゲームです。ワード系ゲームですので、当然日本語化されている事が望ましく、買うなら断然日本語版です。ただ、このゲーム、今後クラシックとして定番化するかというとどうかな、という感じがしていて、今は当たり前のように安価に買えますが、ある日市場から無くなったら再販があるかは分からない所です。数年後に「そういえば昔話題になったあれ、面白かったし、多人数対応のゲームが必要になってきたので買おうかな」と思った時、とっくに市場になかった、なんてことのないように…! [amazon][駿河屋] ※定価・税込3240円

■ファウナ 日本語版
 フリードマン・フリーゼの人気の動物クイズゲームです。大量のテキストがあり、まず海外版を買って遊ぶのは難しいだろうというこのゲーム、日本語版が出たのは奇跡と言わざるを得ません。訳者の小野さんも大変苦労なさったと聞いています。こちらも一度市場から無くなっての再販ですが、再度の再販をアテにはできませんので、安く買える今のうちにゲットしておくが良いかと思います。クイズゲームは、まず外さないですからね…! 姉妹品の「ファウナ ジュニア 日本語版」なんかは、もっとレア品になるかもしれません。[amazon][駿河屋] ※定価・税込5400円

■テラ~わたしたちの地球

 「ファウナ」のシステムを流用した、今度は動物に限らない雑学テーマのクイズゲームです。こちらも大量のテキストがあるゲームなので、海外版を輸入して遊ぶのは難しいゲームです。今はお安く手に入りますので、気になる方はぜひどうぞ。あまり聞かないタイトルかもしれませんが、実はBGGでは7.0と普通に高評価です。[amazon][駿河屋] ※定価・税込5400円

■ピクトマニア 日本語版

 非常に直球のお絵かきゲームながらジレンマもしっかりしていて、ちゃんとゲームとしてお絵かきを楽しむことができる定番タイトルです。冒頭で紹介した「コードネーム」と同じフヴァチルの作品。こういうゲームは「お題カード」が日本語化されているというのがポイントで、海外版を輸入してもお題カードの日本語化で死にそうになってしまうんですね…。2012年8月に発売されてまだ在庫が残っているので、これがなくなったら、当面再販は無い気が…します。結構人気だったのに、無くなって以降なかなか再販されない「ピックス」の例もありますからね。[amazon][駿河屋] ※定価・税込5184円

■デウス 日本語版

 レースフォーザギャラクシーのように手札をガンガン回転させてカードをプレイし、カードの能力コンボでマップ上で陣取りや建物建築、勝利点稼ぎをする、セバスチャン・デュジャルダンによる作品です。大量のカードテキストがあるため、まさか日本語版が出る事はないだろう…と思っていたゲームの一つです。一時期日本でも話題になったのですが、日本語版が出るまでに多くのマニアが海外版で遊びつくしてしまったようで、せっかくの日本語版が市場に余り気味です。しかし、このゲームのポテンシャルは素晴らしく、いつになっても遊べるゲームだと思うので、市場からなくなってから「あれっ・・・いつでも買えると思っていたのに」と気づく事でしょう。[amazon][駿河屋] ※定価・税込8640円

■ブリュージュ 日本語版

 レースフォーザギャラクシーのように手札をコストにしてカードをプレイしていくステファン・フェルトの拡大再生産ゲームです。それ以外にボードがあり、そこでインタラクションがある割とシンプルなゲームですが、こちらもカードテキスト満載! KdJノミネート作品ながら、2014年に日本語版が速攻で出て以降、なかなか在庫がなくなりません…。一度無くなってしまったら、もう再販されることは無い気がします。[amazon][駿河屋] ※定価・税込6480円

■グラスロード 日本語版
グラスロード 日本語版(Glass Road)/テンデイズゲームズ/Uwe Rosenberg
 1時間以内に終わる、濃厚ローゼンベルグ! 資源やりくりと資源変換の本格的なマネジメントゲームに、まさかのバッティング要素を搭載。「魔法にかかったみたい」や「ブルームサービス」とはまた少し違う新しい感覚が味わえて、大好きなゲームです。複数人で遊んでも短時間で終わるのが素晴らしいんですよね。タイルにテキストが結構書かれているので、やはりこれも日本語版で楽しみたいところ。日本語版を制作してくださったテンデイズさん感謝! テンデイズゲームズさんは過去にも様々なゲーマー向けタイトルを見事に日本語化されており、「テラミスティカ」の日本語版の時も品切れ続出、現在も品薄が続いています(ようやく再販の目処が立ったと先日アナウンスがあり、大騒ぎになりましたね!)。重ゲーだけでなく、超定番タイトル「テレストレーション日本語版」も、長らく品切れのままでしたが7月中旬に再販とのこと。グラスロードも、無くなる前にしっかり確保していただきたいところです。[テンデイズ] ※定価・税込6480円

■カヴェルナ:洞窟の農夫たち 日本語版
 名作「アグリコラ」の正当後継作品と言われているゲームで、運要素を減らしつつも自由度と多様な戦術を増やし、大人気の作品です。こちらも大量のテキストがあるゲームなので、日本語版はかなり助かる…というか、日本語版でないと遊べないゲームだと思いますが、そこそこ値段がするのでおいそれとは売れず、メーカー在庫がなくなった際には再販まで相当待つことになりそうです。[amazon][駿河屋] ※定価・税込10260円

とっても小さくてカワイイゲーム「Pack-o-game」の紹介(SET-1,SET-2)

2016/03/09 18:31 に Jun Shin が投稿   [ 2016/03/10 0:38 に更新しました ]

ガムの容器ぐらいの大きさの可愛くてコンパクトなゲームを作っている「Pack-o-game」がキックスターターで投資募集中です(2016/3/10現在)。投資募集終了は2016年4月頭頃。

Pack O Game SET 2 - Wee Strategy Games For On-The-Go Gamers! by Chris Handy of Perplext — Kickstarter https://www.kickstarter.com/projects/713947418/pack-o-game-set-2-wee-strategy-games-for-on-the-go


Pack-o-gameは既にSET-1を成立させており、今回は新たなゲームSET-2の募集となります。

前回のSET-1では4つのゲームからキックスターターを開始し、集まった投資額に応じて最終的に8つのゲームにまで増えました。今回のSET-2でも同じような道筋を辿るようです。

小さいパッケージがとても可愛く、8個のゲームがまとめて入れられる専用ポーチもあって、どうでもいいから全部くれ!と言いたくなりますが、SET-1についてはamazon.com等で単品売りもしているようなので、無理に全部買う必要もないのかもしれません。

いちおう、SET-2で現在までに確定している8個のゲームで24ドル+送料15ドル、又は専用ポーチ付きで34ドル+送料15ドル、というのがあります。また、SET-1を持っていない人向けに、$70+送料$15で、SET-1+SET-2と専用ポーチ2個がついてくるというものもあるようです。

投資の前に、内容を軽くチェックしてみました。基本は紹介文の和訳となります。まずは今回の投資対象となるSET-2の方から。基本のGYM、RUM、SOW、ORCの4つに加え、ストレッチゴールのNUT、BOO、BOX、SPYが確定しており、現在は75000ドル達成時の「DIG」に向けて伸びている所です。恐らくDIGも達成するでしょう。

SET-2

セット2の印象としては、セット1に比べて割とゲーマー向けのタイトルが多いという事です。このサイズのゲームだと、もっとカジュアルなゲームの方が似合う気がしたんですが、セット1で「もっと難易度の高いのが欲しい」という声が大きかったんでしょうか? それともセット1に対して異なる性格付けをしたということでしょうかね。個人的にはいずれもなかなか面白そうで、これなら買っても損はないかなーという印象です。ただ、あくまでも「ゲームとしての完成度を求める」人には向かない気はします。「こんなの持ってるんだ~」「うわ~、すごい!」という自慢要素含めての価格と考えた方が良いと思います。

■GYM 2-6人(偶数人数)、20分、10歳以上 レベル3(難しい)

ユニークなチーム「選択」(体育の時間の例のアレ!) イベント実行フェーズの戦略と操作が面白い。

 プレイヤーは2つのチームのうち1つのチームを担当します。2人、4人、又は6人でプレイ可能です。ゲームは2つのフェーズに分かれます。「Pick(選択)」フェーズは体育の授業のような感じです(訳注:つまり、生徒自身らでチームを決めさせる、あの残酷なチーム決めの儀式の事でしょう)。各チームメンバーは並べられたKidを1人選んで自分の手札に加えます。

 もし「bully(ガキ大将)」が獲得されると、チームメンバーは次のフェーズでプレイされる4つ(6つのうち)のイベントに影響を及ぼす事が可能となります。「Play」フェーズでは、各チームメンバーは自分のターンにKidを1人、4つのイベントのうち1つへとプレイします。プレイされるKid達は「イベントアクション」を実行することが出来、プレイヤーの手札やKidの位置等を操作することができます。

 「bully(ガキ大将)」のプレイによりコーチ1人を再配置可能で、これによりイベント1つによる混乱を減少させるることができますが、それは名簿への変更を困難にする事にもなります。ゲーム終了時、4つのイベントから最も多くのポイントを獲得していたチームが勝利します。

「箱の大きさに騙されないで。GYMは場所を取らない重ゲーです。そのサイズ、重さ、ポータビリティを考えれば、GYMは私のお気に入りの1つと言えるでしょう - Brian Fiore」


パッと見の印象:細かくルールを読んだわけではないけど、結構面白そう。恐らくこれがフラッグシップタイトルなのでしょう。ただ、偶数人数でしか遊べないチーム戦ってのは、ちょっと遊ぶタイミングが難しいかも?

■RUM 2-4人、15分、10歳以上、レベル2(中級)

迅速なターン、運試し、盗んでセットコレクション。

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 RUMは運試しのセットコレクションゲームで、プレイは多くのターンを通してサクサク進みます。自分のターンでは、カードを1枚引くか、キャプテンカードの得点を得る為にボトルのセットをプレイします。3枚の表向きのカードを「ビーチ」と呼び、これらは共有カードであり、「自分の手札にある」と考えます。

 「ラム・トリオ」をプレイすることもでき、これは1色からなる3本のシングル・ボトルです。これでキャプテン・カードを盗んでそれを2増加させることができます。しかし、運試しはそう長く続けることができません。なぜならオウムがあなたのラムを盗もうと潜んでいるからです。ゲームはいずれかのプレイヤーが規定ポイントに到達するか、難破時計の時間が尽きた時に終了します。


パッと見の印象:セットコレクションは視認性が重要なのだけど、ちょっとカードのイラストが細かすぎて大丈夫かな、と不安。小さいことはいいことだとは言え…。とはいえ、共有カードを使ったセットコレクションというのはなかなか面白そう。

■SOW 2-4人、20分、10歳以上、レベル3(難しい)

マンカラが"秘密のゴール"と"セットコレクション"な農場ゲームになりました。

 SOWは挑戦的なガーデニング・ゲームです。プレイヤーは種と花をガーデンに再配置して、ゲーム終了時に最も多くの得点を稼げるよう、花束を作ります。
 各ターンにおいて、プレイヤーはガーデンの1列を再配置して、可能なアクションを実行しなければなりません。もし最後に置いたカードが種カードだった場合、それを裏返して(その色に合致する全ての種も)花にします。花はプレイヤーの一輪車に集められると点数となります。

 同じターンに同じ列にあれば、追加のアクションを可能とする2つのガーデン・アクションカードがあります。ガーデン・アクションは庭師に風車の向きを変更させたり(それ以降のカードの再配置の方向を変更します)、特定のタイプの花全てを捨てたり、自分の一輪車(水やりの缶)にある花を1つ収集したりできます。ゲーム終了時、プレイヤーは各自の「お気に入りの色」を公開し、花による得点を得ます。

 各プレイヤーは以下の点数を計算します:
  花の中心部が自分のお気に入りの色の花1つごとに3点
  花の外周部が自分のお気に入りの色の花1つごとに2点
  自分のお気に入りの色以外の花1つごとに1点


パッと見の印象:マンカラ好きなので期待! とはいえ、1つのマンカラをみんなで操作する系なので、カオスになるだろうなぁ。種を蒔いて花を咲かせ、それで花束を作るというテーマがとても良いので、遊ぶ機会は充分にありそう。→ルールを詳しく読んでみたところ、ちゃんとゲームにはなってる感じ。ただ、色を合わせて再配置(種まき)していかないといけないので、だいぶ長考入る気もするなぁ。難しいゲームだと思います。レベル3なのも納得。

■ORC 2人、5分、8歳以上、レベル2(中級)

短時間の、タイミングとハンド・マネジメントによる2人用バトル。

 自分のターンにて、次のアクションを順番に行います。

1. オークの配置: 手札から1枚のカードを、まだ征服されていない領土1つにプレイする。
2. 武器を得る: 備蓄品を選ぶ。以下のカードを引く。
 A. 2匹のオークを配置していれば、カード1枚を引いて手札へ加える。
 B. 1匹のオークを配置していれば、カード2枚を引いて手札へ加える。

 領土の戦闘は領土の横の備蓄品がなくなり次第発生します。その後プレイヤーは各自のそのテリトリーにある配置済みオークを数え、勝者が決まります。戦闘に参加したオークは点数にならず、領土の制服を助けるのみとなります。

 点数計算はゲームの終了時に行い、それは全ての備蓄品が尽きた時です。最も価値の高い領土を征服し、ネイティブ・オークを自分の手札(それらの土地にマッチする)に所有していたプレイヤーが勝利します!


パッと見の印象:2人用バトルゲームということで、正直自分の環境では出番はなさそう。ただ、単純な攻撃の応酬ではなくて、ハンドマネジメントの上での領土へのエリアマジョリティなので、ちょっと遊んでみたくはあるかな。ゲーム内容としては好みです。

■NUT 2-3人、10歳以上、15分、レベル2(中級)

 ドングリを集めて自分のプレイエリアの木へと格納しよう。各色は1回ずつしかカウントできず、大量得点の為には、自分のセットを掛け算するリス達が必要です。あなたはこの小さなセットコレクション・カードゲームに夢中になる(go nuts)でしょう!


パッと見の印象: ルールが良くわかっていませんが、サクッと遊べる手軽な思考ゲームとして良さそう。アートワークも可愛いですしね。しかし、8歳ぐらいでも遊べるように見えるんですが、難しいのかなぁ?

■BOO 2人、10歳以上、15分、レベル2(中級)

 オバケの墓場で2人対戦をする戦略ゲームです。プレイヤーは自分の色のオバケをできるだけたくさん表向きにひっくり返します。ゲーム終了時に自分の色のオバケが最も多かったプレイヤーが勝利します。


パッと見の印象: これだけではゲーム内容が全然分からないなぁ。まだルール作ってる段階だったりして…。例によって2人対戦ゲームは自分の環境では出番がない上に、うちの娘らはオバケテーマというだけで嫌がるので、遊ぶ機会はないかな…。

■BOX 2-6人、10歳以上、15分、レベル3(難しい)

 自分の秘密の色による4つのドットで正方形を作る、サクサクでタイル配置な戦略ゲームです。大きな正方形ほど高い得点になります! 1人でもチームでも遊べ、最も高い点数で勝利します! 簡単で難しい!


パッと見の印象: 6人まで遊べるというのはそれだけでありがたいですね。ちょっと、このカードの小ささでやるゲームじゃない気もしますが…。「できるだけ大きい正方形を作る」というのがどういう意味かちょっと分かりませんが、恐らく、自分の色のドットが各頂点になる正方形が盤面に出来ていればいいのでしょうね。じっくり見れば今どの色が一番大きいか分かるでしょうから、人によっては長考入るかもしれませんね。大人同士でやる時は、時間制限つけてやってもいいかも。でもまぁ、めんどくさいか…。一度遊んで判断。これは普通に8歳で出来る気がしますね。

■SPY 2-4人、10歳以上、10分、レベル3(難しい)

 SPYは「テーブルフリー」なゲームで、手札を減らすハンドマネジメントです。自分のスパイの位置を使って敵の手札を調査しますが、自分の手札の情報を公開しすぎないように注意しましょう。ゴール:敵の安全をぶち壊し、彼らの最高機密文書を見つけ出しましょう…彼らがあなたのを見つけ出す前に。さもなくば、爆弾で粉々になるでしょう! 闇の中の、アクションいっぱいの楽しさ!


パッと見の印象: 正体隠匿系なので充分盛り上がりそうですね。最後のストレッチゴールゲームの「DIG」との人気投票で、8:2と圧倒的な支持を得ていました。現在、このゲームまでストレッチゴールが達成済です(2016/3/10)。

■DIG 2-4人、10歳以上、10分、レベル1(簡単)

 プレイヤーは犬になって骨を掘り当て、お皿へ持ち帰ります! 骨は、お皿が最終的に庭のどこに置かれるかによってその価値が変化します。最も価値の高い骨を得た犬がチャンピオンです!


パッと見の印象: 現時点(2016/3/10)でストレッチゴール未達成です。ルールが分かりませんが、得た骨の価値が最後まで分からないというのは、ちょっとした株ゲーム的な要素があるということでしょうね。人気投票ではあまり人気が無かったようですが、意外とこれ、面白いんじゃないでしょうか。ストレッチゴールがここまで到達することを願います。


SET-1

セット1の方は、全体的にパーティーゲーム、マネジメントゲーム、2人用ゲーム等がバランスよく揃っている印象です。TAJ、LIE、GEM、BUS、あたりが個人的に注目です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B017C396ZC/hbw-22/ref=nosim/

■HUE 2-5人、8歳以上、10分、レベル2(中級)

秘密裏に3つの色を選び、一番大きな色セクションを構築する、サクサクでタイル配置な戦略ゲーム。プレイヤー達は一緒にカラーセクションのエリアを1つ構築します。ゲーム終了時、最も価値の高い3色を選んだプレイヤーが勝利します。

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HUE ルールブック:https://db.tt/lyvOx6jH

パッと見の印象:地味な上に細かすぎるかなー。このサイズを活かしたゲームとは言えないかなぁ。これだと、「アクエリアス」やりたいかも。でもコンパクトなのは良いなぁ。

■TKO 2人用、8歳以上、10分、レベル1(簡単)

 TKOベルトを賭けてリングの周囲に罠をめぐらせる、クレバーなボクシングゲーム。敵の懐へもぐりこむには、より多くの動物的強さが必要になります。8人の異なるファイターから選び、そいつらを蹴散らしましょう。ファイト!

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TKO ルールブック:https://db.tt/ifL2nvpW
BGG評価:4.88 https://www.boardgamegeek.com/boardgame/158917/tko

パッと見の印象: じゃんけんかなー。まぁ、シンプルで暇つぶしには良いかもしれないけど、あんまり遊びたいとは思わないなぁ。

■GEM 2-4人、12歳以上、30分、レベル3(難しい)

宝石コレクターとなって緊張感のあるオークションをする、資産運用と借入と機知のゲームです。自分のお金を最も効果的に使用し、ずる賢くコレクションしたプレイヤーが、最も名声のある価値の高い宝石コレクションを成し遂げる事でしょう。

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GEM ルールブック:https://db.tt/Jd2zajXv

パッと見の印象: なかなか面白そうな競りゲーだ~。購入した宝石を質に入れてお金を借りる事が出来るってのが面白そう。ただ、そこまで複雑なゲームじゃなさそうなので、いろんなルールがちゃんと機能してるか心配。でもBGGでの評価もそこそこあるし、期待かな?

■BUS 2-3人、8歳以上、20分、レベル2(中級)

スピードを調節し、収容を最大化する、ピック&デリバーゲームです。ぼーっとして眠りこけた乗客を乗せないように。なぜならあなたの敵があなたをバス停に叩きつけたり、道路工事を通してあなたのルートを変えてしまうからです。

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BUS ルールブック:https://db.tt/jntBMGsw

パッと見の印象: なかなか面白そうだけど、本格的にやるというよりは、ちょっとしたフィラーゲームの域は出ないかなー。言語依存もないので子供とも遊べるかなと思ったけど、ちょっとマネジメントが地味かな。

■SHH 2-4人、10歳以上、10分、レベル2(中級)

全員で1つのチームとなって協力し、各自の手札を無くせるよう、できるだけ多くの文字からなる言葉を作りましょう。ウリは何かって? 誰かが他プレイヤーの手札を知らない場合、静かなプレイは挑戦的であることを証明しています。しーっ!

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SHH ルールブック: https://db.tt/wsihLKF7

パッと見の印象: セット1では一番人気のゲームの模様。みんなで順番にアルファベットカードを出し合って1つの英単語を作るワードゲームなので、英単語を知ってれば楽しめるだろうけど、日本人にはちょっと厳しいかなー。イメージ的にはオープンでやる「詠み人知らず」的な雰囲気もちょっとありそう。英会話で…と思ったけど、喋るの禁止なので、英会話の練習にもならないしなぁ。英会話クラスのちょっとした息抜き程度かな? でも、中学生程度の単語でも楽しめるなら、アリかな? 

■FLY 2-4人、8歳以上、10分、レベル1(簡単)

エキサイティングな敏捷系セットコレクションゲームでハエ叩きをしましょう! プレイヤーは順番に、テーブルの上にハエ叩きカードを落とし、色とシンボルを持つハエを叩きます。同色か同シンボルを少なくとも3つ持っていないとハエは点数になりません。完璧にポータブルな楽しいファミリーゲームです。

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FLY ルールブック:https://db.tt/mfeez79o

パッと見の印象: ルールは動画を見れば一目瞭然。カードをハエカードの上に落として、うまくハエの上に多い被らせれたらそのカードをゲット。ハエの色とシンボルでセットコレクション。まぁ、大きく外さないアクションゲームだし、ゲムマで出ればスマッシュヒットしそうな内容だけど、あの小さいカードを27枚隙間なく並べるのは、準備面倒そうかなぁ。でもまぁ、面白くない事はないと思うし、例によってコンパクトさは大きな魅力ですよね。

■TAJ 2-4人、12歳以上、10分、レベル3(難しい)

プレイヤーは古代のじゅうたんコレクターとなって自分のコレクションをタージ・マハルに展示する事を競います。自分の秘密のカラー構成のじゅうたんを展示して名声を得る為に、敵が提案するじゅうたんに投票します。

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TAJ ルールブック:https://db.tt/jYEAQm40

パッと見の印象: みんなで「せーの」で投票するのは単純に面白そう。その投票結果によって、タージ・マハルに展示されている絨毯カードの位置が変わる。自分に有利なように絨毯カードの位置をコントロールしていけるか? 普通に面白そう。

■LIE 2-6人、12歳以上、20分、レベル2(中級)

この狡猾な推測のゲームにおいて、最後の嘘つきになりましょう。高値を掴まされるとカードを1枚失います。しかしあなたが真実を掴めば、あなたへの挑戦者が失います!

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LIE ルールブック:https://db.tt/28nOlBRF

パッと見の印象: 簡単に遊べる「カード版ブラフ」という感じ。淡泊だけど、悪くない気がするなぁ。このサイズのゲームには、これぐらいの規模のゲームが似合う気がしますね。BGG評価はそこまで高くないので、まぁ、普通って感じなのでしょう。


紹介は以上です。

キックスターターは4月の頭に終了し、届くのは今年のクリスマスの頃とのこと。SET-2の全てのゲームが24ドル、それプラス専用ポーチで34ドル、SET-1&SET-2にポーチが2個ついて70ドル、が選べます。日本への送料は、多分15ドルでしょうかね。

ちなみに、SET-1については現状、amazon.comでもセットや単体で販売されており、1個5-7ドルとなっています。専用ポーチも公式サイトで20ドルで売っていて、公式サイトなら8個セット+ポーチが50ドルでも売っていますね。これに送料がかかってくるわけなので、SET-2も同様の価格になると考えれば、8個(または9個?)+専用ポーチで送料込み49ドルというのはかなりお得です。SET-1&SET0-2なんて、全部合わせても85ドルなので、めちゃくちゃお得ですよね。自分はこれにしようかなと思っていますが、和訳のつかない、ゲームとしてもぶっちゃけそこまで奥深いわけでもない小作品を「安いから、可愛いから」と大量に買った所でどこまでそれを活用できるかを考えるとちょっと憂鬱です…その為に85ドル(現在の相場で9654円)を支払うのはどうなの…。

SET-1 at Amazon.com

少々お高いですが、日本のamazonでもSET-1の並行輸入品を扱っているようです。もちろん和訳はつかないのでご注意を。


ゲームマーケット神戸2016の思い出(当日)

2016/02/23 4:22 に Jun Shin が投稿   [ 2016/02/24 18:00 に更新しました ]

ちゃがちゃがゲームズのjun1sです。ゲームマーケット神戸2016、当日の思い出です。前日についての記事はこちら

同じホテルに宿泊した、登鯉さんとおさむさんをゲムマ会場まで乗せていく事になったので、朝はちょっと早めに起きてシャワーを浴びた後、車の荷物を整理します。ごちゃごちゃやっていると、あっという間に朝食の時間。かわぐちさんから「どこにいます? 先にご飯食べてます」とのメッセージが。既に登鯉さんおさむさんも朝食会場にいて、4人でゆっくり朝食を頂きます。朝から味噌汁とご飯を頂けるのはありがたいですね。すると、かわぐちさんが慌てた表情でスマホをのぞき込んでいます。

かわぐち「jun1さん、えのきさんが…」

おさむさん「えのきさんがどうかしたんですか?」

かわぐち「ええ、なんか、乗ってる電車が止まったらしいです」

おさむさん&登鯉さん「えーっ」

登鯉さん「大丈夫なんですか?」

jun1s「ほんとにえのきさん、なんか憑いてるんじゃないでしょうか…w もう、えのきさんは今日いないものとして考えますか」

かわぐち「まぁ、いつものことですから大丈夫です」

そんなハプニングの後、なじみ深い和食の朝食で気持ちも落ち着いた所で、いざ神戸国際展示場へ出発! 車にiPhoneを取り付けて、安定のGoogle Mapsを起動します。意気揚々とホテルを出発して、最初の交差点に差し掛かります。

jun1s「…これ、Google Mapsは左の道って行ってるんですけど、左側の道が2つあって、微妙に真ん中が正解っぽいんですよね…」

かわぐち「またですかw 左って言うんだから、左へ行けばいいんじゃないですか?」

jun1s「そうですね…」


jun1s「あ、道、やっぱ間違ってましたね…真ん中の道が正解っぽいですね…」

平静を装ってはいますが、内心やべーやべーと思いつつ運転を続けます。後部座席の登鯉さんおさむさんからも、不安げな空気が伝わってきます…w それでも、とりあずなんとかかんとか正しい道に戻り、神戸国際展示場へ到着。こんなこともあろうかと早めにホテルを出ておいて良かった…w

お二人を会場入り口前で降ろして、我々も駐車場へ車を停め、荷物を降ろしていると、向こうから見覚えのある顔が歩いてきます。

よち犬さん「どもども、お久しぶりです!」

jun1s「あっ、よち犬さん! お久しぶりですー!」

ごい牌の制作者、吉々庵のよち犬さんでした。昨年の大阪の時に前日ゲーム会で遊んで頂いたのです。知ってる顔が見えるととても安心です。ありがたいことです。ご挨拶後、荷物をまとめて会場へと向かいます。

8時ぴったりに会場に入ると、もう1/3ぐらいは会場設営に取り掛かっていました。いやー、広い! これはなかなか快適そうです。お客さん、たくさん来るといいなぁ。

今回、1ブースで取ったのですが、ゲムマ秋の時に「やっぱり我々の商品点数だと1ブースはかなり厳しい」と思ったので、なんとか1ブース分で全商品を展示できるよういろいろ考えてきた結果、ダイソーのミニジョイントラックをいくつか使って2段のひな壇を作る事にしました。一番最初にゲムマ大阪に出た時に段ボールで作ったひな壇の再現です。

結果的にはこれが大成功で、とても有効に机の上を使えたと思います。次回のゲムマ秋(ゲムマ春はパス)はさすがに2ブース取る予定ですが、またこのディスプレイセットを使おうと思います。

お隣は今回、「Are You 勇者?」のザキさん工房さん。「Are You 勇者?」のパッケージの素晴らしさに、昨今のゲムマ作品のレベル向上をひしひしと感じつつ、名刺交換。ご職業にびっくり。ゲムマはいろんな方が参加しているなぁ…。

忍者のマスクをかぶった覆面の男性がブースへ現れて、一瞬テロが起きたかとドキッとしますが、我らがゲームNOWAのかぶけんさんでした。定番のお土産のラスクを頂きました(これは帰りの車のおやつとなりました。いつもありがとうございます!)。他、ジョイントゲームファクトリーのまえだ部長やもぐらゲームスのおこげさん、今夜もアナログゲームナイトの太陽皇子さんなど、設営中もいろんな方に声をかけて頂き、だんだんと緊張がほぐれていきます。

うちではデザイナーが5人いて、それぞれが自分のゲームを自費で作って持ちこんでいる為、売上を後でしっかりとゲームごとに分配しなければなりません。なので、当日持ちこむゲームの数を、段ボール箱を開けて会場で入念に数えます。これをゲムマ終了直後に再度数え直し、減っている分を売上計上するわけです。帰りの車の中で、在庫から導き出される売上と、実際の売上金を比較して、ぴったり合っていれば万事OKという感じですね。昔はこれを、「販売時に、販売した数を管理表にチェックしていく」という方法で管理していたため、予約管理と相まって、ゲムマ2014秋ではとんでもないレジの遅延を引き起こしてしまいました(思い出すだけで涙目に…皆さんその節はご迷惑をおかけしました)。予約を取るのをやめて、今回の方法に変えてからは、レジは大変スムーズになりました。

在庫チェックも終わり、ブースの上に鉄製のひな段も作り、値札カードなども飾っていきます。そしてブース設営完了!


余裕を持って完了できたので、トイレへ行ったり会場をぶらりとしたりする時間もできました。途中、ふと、ブース設営している人の中に見知った顔を発見。

jun1s「えっ、yskさん!? なんでここに!?」

なんと、Podcast「卓上遊戯の快楽」のyskさんが、ブースを出されていますw ブース名は「QuothGames」。販売されているゲームは「Nokosu Dice」。なんと、あのダイスを使ったトリックテイキングゲーム、yskさんの作品だったとはww


jun1s「えっ、これ、はとさん(卓上遊戯の快楽の相方さん)はご存じなんですか?」

ysk「それが、なんとなくタイミングなくて、言いそびれてしまって…」

jun1s「そうなんですねww」

ysk「でも、はとさんから1個、注文頂いてます」

jun1s「はとさんの嗅覚、すごいw」

卓上遊戯の快楽で、そのうちNokosu Diceが取り上げられる日が来るのでしょうか…!

他にも昨日お世話になったぐうのねさん&こっち屋さんのブースや、ジョイントゲームファクトリーやゲームNOWA、758ボードゲーム会のいぬあきさんのブースなどを見に行くなどしていました。

そして、10:00。ついに開場

今回はいろいろあってかわぐちさんと2人でのブース対応となるため、レジは私一人、列整理をかわぐちさんにお願いしました。

早速お客さんが到着。ありがたいことに少し行列ができ始めます。今回の目玉は、くだものあつめ拡張:フルーツパフェと、蔵出しのダンゴーダンジョン!、そしてダンゴーダンジョンの海外版、ダンジョンバスターズです。早速フルーツパフェとダンゴーダンジョンが売れて行き、忙しい時間が始まりました。皆様、当日はちゃがちゃがゲームズブースまでお越しいただき、本当にありがとうございます。

てんてこまいになっていると、ブースの後ろからふらりと人影が。

えのき「来ましたー!!」

なんと、ここでえのきさん到着! まさか間に合うとは!(間に合ってないけどw) 

しかし、ブースの状況がどうなっているか把握していないえのきさんにいきなりレジを任せるわけにもいかず、かわぐちさんと列対応をお願いすることに。

えのき「あ、レジ入らなくてもいいですか? じゃあちょっと会場回ってきてもいいですか?」
かわぐち「行列がはけるまではダメです」

えのきさんのいつものやつを即座に却下しつつ、そこからは3人でブース対応します。やはり3人いると全然違って、後ろで金額をチェックしてくれたり、レジ袋をさっと出してくれたりするので、大変ラクになりました。いや、えのきさんが到着してくれてホント良かった…w

20個しか持ちこんでいなかったダンゴーダンジョン!が速攻で完売し、他のゲームも順調に売れていきます。本当にありがたいことです。ある程度くだものあつめ拡張が売れると、行列がようやくなくなりました。ここまで30分強。ここからはぼちぼち対応で、たまに人だかりができたりなくなったりを繰り返す感じでした。

今回、角地を頂いていたので、行列が出来ても右側に折れて列整形できたのが大変助かりました。配慮して下さった運営の皆様に感謝致します。

会場の人の入りは、会場が広い事もあって、それほど多くは無いように見えますが、人の往来は活発で、とても賑わっていました。

今回自分は、ある程度行列がはけたら暇になることを見越して、秘密兵器を用意していました。それが木製ボードの「くだものあつめデラックス」と、それを使った「くだものあつめチャレンジ」です。


数日前に設営用の部品を買いにダイソーをうろついていたら、なんかちょうどいい大きさの木の板を見つけて、これ半分に切って、ホールソーで穴開けて2枚張り合わせたら、前から思ってたくだものあつめ用のボードになるな…と、ふと思いついてしまいまして、そこから突貫で作ったものです。

ツイートしたところ、写真の見栄えが良かったのかたくさんリツイートして頂きました。皆様ありがとうございます! 

で、それを使って、午後からはちょっと勧誘をしてみよう、というわけです。立ったままゲームを遊んで貰う事になるので、この木製のボードが必要になってくるのです。

早速、くだものあつめ拡張を買ってくださったお客さん(つまり、ルールは既に知っているはずの方)に声をかけます。

jun1s「すいません、今、くだものあつめチャレンジという企画をやってまして、くだものあつめのパズルを解くと、このうさちゃん駒をプレゼントしているのですが、いかがですか?」

お客様「あ、いいですよ~」

気軽に応じて頂けました。ホントありがたいことです。ルールは次の通り。

(1)サイコロを振って、今回買う果物を1つ決めます。
(2)果物の価格は、そのカードに描かれた果物の数です。例えばチェリーなら2個描いてあるので2金です。
(3) その果物を買えるようにたねコマを動かして貰うのですが、「おうち」にたねを3金以上貯めてしまったらアウトです。

つまり、ちょうどピッタリ買える分のお金を貯めて、その果物を買えればOK、ということですね。手番は何手番でも使ってOKとしました。

お客さんにルール説明すると、「え…これ難しいぞ…」と悩み始めます。すると、後ろで見ていたお友達と思われる方が「あ、俺分かるかも」と仰るので、では代わりにやってみてください、とやってもらうと、見事クリア! せっかくなのでもう一度チャレンジしてもらうと、考えている間に他の方がまた「自分、できたかも」となり、その方がクリア! これ、後ろで見てる方がリラックスできるので、分かりやすいのかも…(^^;

でも、三回目の正直で、しっかりクリアされていました。皆さんさすがです!

他、ボー研の川崎さん、モテゲー男子更衣室ののざくにさん、もぐらゲームスのおこげさん、太陽皇子さん、さと(いぬ)さん、オインクゲームズの吾朗さん、ジョイントゲームファクトリーのじゅうじんさん、まえだ部長、等々、いろんな方に遊んで頂くことができました(もちろん全員クリア!さすが!)ほらボド!のmomiさんや、TGiWのおのさんも、ブースに来てくださったんですが、だいぶお忙しそうだったので、チャレンジをお願いするのは断念…。

くだものあつめチャレンジで特に印象に残っているのは、小学生高学年ぐらいの女の子連れの親子グループの方にチャレンジをしてもらった時です。くだものあつめは初めて、ということだったので、簡易版のチャレンジをしてもらいました。ルールは簡単です。

「おうちにたねコマを3金以上貯めましょう!」

これだけです。

但し、くだものあつめ自体のルールを知らない状態からのスタートなので、まず適当に1か所選んでたねまきをしてもらいます。すると、まいた先にたねが増えるので、それを何度か繰り返してもらって、おうちにたねが貯まっていくのを感じてもらいます。その後、一旦リセットして、最初からやってもらいました。たどたどしくも自分でうまく動かせる感覚を楽しんで貰えた様子。3金貯まると、「初めてなのにすごい!」と、ブースのみんなで大拍手

遊んだ後、お父さんも一緒に「これ面白いね。これにする?」という話になったのですが、他にもいろいろと選んでみたいみたいで、一旦ブースを離れて行きました。ところが、2時間ぐらい経ってからその親子さんが戻られて、くだものあつめを買っていって下さったのです。これはとても嬉しかったです。

親子連れでいらっしゃる方の多くは、恐らく「今日はいろいろ遊ばせてもらって、1つか2つ、ゲームを買って帰ろう」という感じで参加されているのだと思います。なので、1つ1つのゲームが真剣勝負。見た目だけで買うなんてことはありません。よくよく吟味して、一番面白かったゲームを買って帰るのでしょう。ひょっとすると、それはお子さん自身のお小遣いや「今月のゲーム予算」の範囲内でのお買い物なのかもしれません。

そういう中の1つに選んで貰えたというのは、本当に光栄で、ありがたいことだと思いました。

とはいうものの、ファミリー連れのお客様はそこまで多いわけでもなく、大半はボードゲーム・ファンです。くだものあつめをご存じとみるや片っ端から声をかけて「くだものあつめチャレンジ」を遊んで頂きました。こうやって遊んで頂く事の最大のメリットは、「ブース前の賑やかしができること」です。誰かがゲームを遊んでるだけで、通りがかりの人はちょっと興味が沸いて覗き込んでくれます。後ろから「ほぅ、そういう感じのゲームか」と興味を持って貰えれば、それだけで大きなメリットとなります(これは、昨年のゲムマ秋でお隣だったCygnusさんに教えて頂いた事です)。

くだものあつめチャレンジを遊んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

途中なんと、前日に顔を出した京都のキッズいわき・ぱふさんの女性店員さん、花岡さんがいらっしゃってくれました。そういえば明日ゲムマ行くって言ってました。お友達とご一緒です。

花岡さん「これ、くだものあつめ、面白かったよ。おさわり人狼もいいよ!」

と、お友達に勧めてくださって、お買い上げ頂きました。ありがとうございました~!(^人^)

他にも、やんまぁさん、PHYさん、まささん、翻訳家のサイゴウさん、サイコロ堂さん、ホワイエ・ピッコリーノさん、駒の時間(こまのとき)さん、アタックさん、りにょりさん、などなど、いろんな方に顔を出して頂きまして、お陰様で暇になることが全然ありませんでした。他にもたくさんお会いしているのですが、鳥頭なもので全員のお名前を思い出す事ができず、申し訳ありません。また、遠くから見守ってくださった方、名乗らずブースでのお買い物やくだものあつめチャレンジをして下さった方もたくさんいらっしゃったようです。こうして顔見知りが増えていくのは本当にありがたいです。今後もぜひ、お気軽に声をかけて頂ければと思います。人の顔を覚えるのが本当に苦手で、いつも忘れてしまうのですが、twitterなどで絡んで頂いている方のお名前は忘れる事はありませんので、お名前さえ仰って頂ければ大丈夫です。

午前中、11時頃に、途中で一旦買い出しに行かせてもらいました。赤瀬よぐさんのブースでご挨拶をして、ボドゲde遊ぶよ!!」を予約受取できたのは良かったのですが、同じブースの「麻雀拡張カード」が既に売り切れていたのがショックでした…お聞きすると、かなり持ちこみ数が少なかったとのこと。うわー、そんなことなら予約しておくんだったー! 

A.I.Lab.遊さんのところで、これも今回の目的のひとつ「航海の時代」をゲット。また、設営中だったかにあおきのこさんから「榎コロの拡張入れると、一気に選択肢が広がりますよ!」とダイレクトマーケティングされていたので、こちらもゲット。運よく予約ができた「ピクテルLightコンプリートセット」も受け取りに、ボドゲイムさんの所へも行きました。ピクテルLightだけでも遊べると聞いてはいましたが、基本セットのカードを見せてもらった所、明らかにこっちもあった方が良さそうな感じ・・・結局本体も買ってしまい、サイフが一気に軽くなりますw ボドゲイムさん、商売上手やわ~w

頼まれものを受け取りに、サザンクロスゲームズへ向かい、エイジオブサモナーズとその拡張を受け取ります。なんと、N2さんが一緒に「エイジオブクラフト:デュエル」も下さいました。さすがのホスピタリティ! その足で、同じく頼まれもののカードフィーダーを受け取りに、Cygnusさんとこへ向かいます。こちらは予約ができなかったのですが、ギリギリ、ラス1をゲット! Cygnusさんとこのブースは相変わらず賑わっていて、人だかりが出来ていました。

他の予約品はあらかた受け取り、追加で高天原さんの「ちんあなごっこ」も購入。ここの作品はたくさん作ってくれるから、また別の機会に買えるだろうと思って予約していなかったのですが、目の前で見たらやっぱり欲しくなってしまいました…w

ぐうのねさんとことこっち屋さんとこも見に行った所、どちらも人だかりが出来ていて断念。ぐうのねさんの素敵な「チューリップバブルハンカチ」は、今日絶対買いに行こうと思っていたのですが、前日にお土産として頂いてしまったという…!ありがとうございます!

おさむさんの姿が見えたので、キングダイズゲームズさんのブースへ寄ってナヴェさんと名刺交換。以前からお名刺交換したかったので、嬉しかったです。すると、おさむさんから「モーモートレトレバッヂ」を頂きました! うわー、めっちゃ嬉しいー!! モーモートレトレはテーマソングも作ったりと、ものすごい宣伝力で羨ましい限りです…。


そのお隣のモグワイシュピーレさんは、8bitトリックで颯爽とデビューされた所です。なぜか登鯉さんが売り子をされていて、お手伝いなのかな、と思っていました。8bitトリックは、すごい完成度のアートワークとキャッチーなテーマで、自分も何度も予約ボタンを押しかけたのですが、自分はトリックテイキングが少し苦手な所があり、恐らく買っても回せないだろうという予測があった為、泣く泣く断念。これだけ注目されていればどこかで遊ばせて貰えるだろう~。

そして、ブースへ戻る途中に、ジーピーさんのブースへ寄って気になっていた「マイクロロボット」を見に行きました。「これどんなゲームなんですか?」と聞くと、すごく分かりやすくルールを説明して下さいまして、その場で購入決定!

そのまま帰ろうとすると、近くに韓国のGaryKimGamesさんがブースを出しています。確かここは「THE GATE」というTCGっぽい2人対戦ゲームを新作で出していたはず…と思ってブースで説明書を見させてもらいます。すると、なかなか面白そう…! 細かいルールまでは確認できませんでしたが、日本語版は恐らく入手困難になるのではというのと、アートワークがあまりにも美麗だったので、思わず購入しました。うぅ、だめだだめだ、衝動買いはダメだと思いつつも、スベスベの箱の満足感に浸ります…w

そしてさらに、お隣のピースクラフトさんのブースで、「昆虫採集」のパッケージに目が留まります。こちらも韓国のメーカーさんかな? イラストがとても素敵で、ルールを見ると、ババ抜きと相手の手札の読みを組み合わせた楽しいパーティーゲームに仕上がっているように見えます。子供と遊ぶのに良いなーと、こちらも今後の入手難易度を考え、購入してしまいました。

だめだだめだ、衝動買いは(以下略)

そんなこんなで結局、予約してた分以上にいろいろと買ってしまいました…今年の年間購入数制限が…うう…頭が痛い…


このあと、COLON ARCのたなやんさんの所へ行って、「ワーカープレイスメントブック」をゲットし、お昼ご飯用に買っておいたどら焼きとソイジョイを食べます。今日は雨が降ってなくて、屋外の休憩所でゆっくり食べる事ができました。ワーカープレイスメントブックを軽く読んでみたところ、これは面白い!買ってよかった~。あとで知ったのですが、ここにくまごろさんとかもいらっしゃったとか。日頃スプラトゥーンでお世話になっているので、ご挨拶すれば良かった…(なんと、ワーカープレイスメントブックを手渡してくださった方がくまごろさんでした(大汗))。

そんなこんなでブースに戻り、先ほど書いたくだものあつめチャレンジなどを提供しつつ、イベントが終了に近づいてきます。すると、ここで衝撃の事実が。

えのき「そういえばjun1さん、8bitトリックが登鯉さんの作品だって、知ってました?」

jun1s「え? は? あ~っw 言われてみれば、いろんな事の辻褄がww そういうことかーw」

そのあとおさむさんもブースに来て、ネタばらししてくれました。

おさむさん「8bitトリック面白いですよ。なんで買ってないんですかw」

jun1s「だって…トリテ苦手だから…」

おさむさん「そんなの食わず嫌いですよw なんてったって、私が遊んで面白いって思うんですから」

jun1s「なんかそれ聞いたらすごく後悔してきた…よし、やっぱり買いにいこう!」

おさむさん「まぁ、もう売り切れてますけどね…」

jun1s「」(膝から崩れ落ちる音)


いやー、それにしても、yskさんといい登鯉さんといい、みんな面白い事するなぁ~w
覆面作家ゲームは今後の流行になるかも!?

他、会場にはDDTのちむさんが女王様コスプレで闊歩しており、さながらエッセン会場のようですw ちむさんに声をかけて写真を撮らせてもらおうとしたら、偶然(もしくは狙っていた!?)、もんじろうの居椿さんが来て、一緒に写真に入ってくれました。皆さん、これがあの、「放課後さいころ倶楽部」で感動的なお話を展開した「もんじろう」を世に送り出した居椿さんです。


最近ノリノリの宮野さんも来てくれて、写真を撮らせてくださいました。みなさん、これがあの、グループSNE主催のボードゲームデザインコンペで賞を受賞し、「ゾンビタワー3D」を世に送り出した、MoB Gamesの天才・宮野さんです。


そんなこんなで時間も16時を周ると、歩いているお客さんが極端に減り始め、周囲のブースも後片付けに入り始めます。ちゃがゲーはいつもギリギリまでブースを畳みません。せっかく来たので、最後まで粘りたいw

すると、中学生ぐらいかな、高校生ぐらいかな、女の子が一人、ブースにやってきました。この方は確か、日中に「くだものあつめチャレンジ 簡易版」を遊んでくれた方です。その時は結局、ブースを離れていってしまったのですが、ここで「くだものあつめ」を買ってくださいました。いやはや、粘ってみるものです。非売品の木製「くだものあつめデラックス」の作り方を聞いて帰ったので、自作してくださると嬉しいですね。

というか今回、くだものあつめデラックスについて「これ欲しいんだけどw」という声をたくさん頂いたのですが、まさか売り物を質の悪いダイソー木材で作るわけにもいかず、また、大量に作るわけにもいかないので全部自分で工作するとなると、軽く試算しても1台あたり余裕で数千円になります…w 4台そろえると、完全に1万超えw なんだその高級ボドゲは…w

そんな感じで、くだものあつめデラックスについてはまたちょっと検討してみます。


そうこうしているうちに、17時。無事イベントが終了しました。皆様お疲れさまでした!

帰り際にまた、Saashi&SaashiのSaashiさん、たなごころご夫妻、imagine GAMESの山田さん、HEMSのシゲさん、COLON ARCのたなやんさん、タンサンファブリークの朝戸さん他、いろんな方が声をかけてくださいまして、楽しい時間を過ごしました。

帰りはすぐに戻らないと今日中に帰りつけないので、懇親会があるとは聞いていましたが、後ろ髪を引かれつつ退散。そのまま高速に乗って、途中多賀SAで夜ご飯です。


ここ最近は、おさわり人狼の売上でみんなで晩飯を食べる事になっています。今回も皆さんにたくさんおさわり人狼を買って頂き、みんなのラーメンになりました。多賀SAのラーメン、とても美味しかったです!

帰りの車の中でかわぐちさんが売上金を数えてくれて、最後に南条SAに到着して、売上金の分配、皆さんに頂いたお土産の分配をして、解散となりました。


振り返ると、今回は、これまでに感じた「刺激的な体験」というよりは、「これまでと同じ、いつものイベント」という感じがしました。個人的にはカラオケがあったり少人数で前日飲み会をしたり、夜はホテルで登鯉さんらと楽しいお喋りをしたりと刺激的だったのですが、イベントそのものは、拡張以外の新作もなく、ゲームの方もいつも通りの売れ行きで(お陰様で、充分な販売数でした)、刺激というよりはやはり、「いつも通り」だったな、と…。

これはやはり、新作が必要でしょう。何人もの方に「次は新作を」と言われましたし、自分でも作りたいので、今度はゲムマ秋に向けて頑張りたいと思います。ゲムマ春は、そもそも時間も足りないのですが、子供の日とかちあう事もあって、家族と過ごす時間に充てたい為、お休みとなります。

それでは皆様、またゲムマ秋にお会いしましょう! 以上、ありがとうございました。

ゲームマーケット神戸2016の思い出(前日)

2016/02/23 2:56 に Jun Shin が投稿   [ 2016/02/23 15:51 に更新しました ]

ちゃがちゃがゲームズのjun1sです。ゲームマーケット神戸2016の思い出を振り返ってみたいと思います。

ゲムマ神戸は様々な準備がギリギリまで出来ておらず、てんてこまいになりながら、出発の前日の金曜日の夜を迎えました。ちゃがゲーのチャットルームで現状報告。

jun1s「ダイソーで部品を購入し、なんとか設営の目途が立ちました!明日は宜しくお願いします」
とっち~「ありがとうございます。ところで明日なんですが、家族がインフルで軒並みダウンしておりまして…」

ちゃがゲーのしっかり者勢の一人、とっち~さん、ここでまさかのリタイア。ご家族の病気が理由ではどうしようもありません。今回は、しっかり者勢のしまさきさんも仕事で参加できない為、なんと私jun1sとかわぐちさん、そして当日朝にえのきさん、という、ちゃがゲーのダメ人間勢TOP3(3人でNo.1の座を競り合っている)だけでの参加が確定してしまいました。先が思いやられます。

とりあえず晩飯を食べてから事務所へ戻り、まだ終わっていないゲムマ準備を片付けます。終わったのは23時。そこから何をしたかというと、カラオケへ行って、次の日に神戸で参加予定のアニソンカラオケの最終確認をしていました(ダメ人間の典型的な行動パターン)。終わったのは深夜2時。いや~、ヒトカラ楽しい!

帰宅後ベッドに入り、3時間後に目覚めます。福井は6時30分頃に出発。途中でかわぐちさんを拾って、まずは京都の「キッズいわき・ぱふ」さんへと向かいました。ちゃがゲー作品の紹介をするための、押しかけプレゼンです(事前にアポは取ってあります)。

途中休憩なしでキッズいわき・ぱふさんに到着。

予定よりかなり早く着いてしまい、お店がまだ開いていません。駐車場で時間を潰しながらちゃがゲーのチャットルームをチェックすると、えのきさんが何か書いています。

えのき「おはようございます。昨夜、交通事故を起こし、エアバッグの衝撃でスマホが壊れました。一切連絡が取れなくなってしまいました。首が怠い感じですが、体は大丈夫です。」

なんと、酔っ払いおじいちゃんの右折に巻き込まれたとのこと(こちらは直進)。車は全損。なんということだ…!

jun1s「無事で良かったです。ところで明日の朝の待ち合わせは大丈夫でしょうか?

車全損で落ち込んでいるはずのえのきさんに、慰めの言葉もそこそこに明日の心配をする鬼畜な私。かわぐちさんは「えのきさんは、我々が本来被るはずだった厄災をお引き受けくださったのです。お陰様で我々は無事で済んでいるのです。ありがたやありがたや…」と手を合わせて拝み始めました。拝んでいる方向が完全に福井とは逆の方向でしたけど…。

えのきさんのほうはなんとかなりそうだったので、改めてキッズいわき・ぱふさんの開店を待ちます。あと30分。かわぐちさんと雑談しつつ、明日の朝のブース運営について確認し合います。

かわぐち「そういえば、くだものあつめチャレンジの企画、いいですねー。どんな感じでやるんですか?」

jun1s「あれですか…実は、内容まだ決めてません

かわぐち「は? でも、やりますってツイートしてませんでしたっけ?」

jun1s「ええ…そうなんですが、まだ決めてません…」

かわぐち「ええかげんな人やなーw」

そこから30分でなんとか企画をまとめます。いちおうだいたい考えてあったので、あとは詰めるだけだったんですけどもw

そうこうしてるうちにお店がオープンしたので、いそいそとお店に入りました。

ちゃがゲー「すいません、ちゃがちゃがゲームズですが…」

店長さん「ようこそ~!2Fへおあがりください!」

やさしい感じの店長の堤さんと、見覚えのある女性店員さん(花岡さん)が出迎えて下さいまして、2Fのボードゲームコーナーで軽く世間話から。実は我々は以前にも客としてぱふさんには訪れており、その時にいろいろとお世話になっていたのです。世間話も終わり、ゲームのプレゼンに入りますが、ここでのやりとりについては、今回は割愛します。

ぱふさんでは、最近ボードゲームを購入される方が増えていて、ラインナップも徐々に増やしているのだそうですが、ルール説明をちゃんとできるようにしないといけないので、なかなか大変なのだそうです。取扱い品について全てちゃんと説明できるようにしているのは、本当にすごくて、頭が下がります。今日も、たくさんのゲームを買い込んでいるお客さんが見えられていました。

予定では1時間ほどで終わる予定だったのですが、思いのほか話に花が咲き、その後お土産にゲームを買うのが欲しいものがありすぎて迷ってしまい、結局30分オーバーに! 自分もボドゲを2つほど、かわぐちさんは「千とひとつのたからもの」を買ったようです。また遊ばせて貰わなくては! 商品棚には、COLON ARCさんの「マタンガ!」や、高天原さんの「アルパカパカパカ」も置かれていて、写真をパシャリと撮りました。


堤店長に玄関まで見送って頂いたあと、宿泊先の神戸のホテルに向かいます。1時間ほどで到着し、駐車場に車を停めさせてもらった後、徒歩で、前日ゲーム会会場のトリックプレイに向かいつつ、適当に入ったお店でお昼を食べました。


私はこういう旅先での昼食は、特にみんなの要望が無ければ中華と決めています。昔、なんかの占いで「中華がラッキー」と書いてあったので…(適当な理由)。実際、安くて大抵美味しいので、満足できますw 今回も、遅い昼食で腹が減っていたので、ボリュームがあって安価な中華ランチに大変満足しました。味も充分満足でした(隣でタバコ吸い始めたお客さんが居て辟易しましたが、喫煙OKの店のようなので仕方ないです)。お店の壁に「この店のメニュー、全て飲み食べ放題2時間3000円」とか書いてあって、神戸すげえなと思いました。

まだ少し時間があるので、近くのダイソーに入って、イベントのブースで使う部材を少し買います。ところが、ぶらぶらしてるうちに、トリックプレイに寄っているには微妙な時間帯になってしまいました。

実は自分はこの後、「ダンゴーダンジョン!」や「もぐらのすごもり」「モーモートレトレ」などのアートワークで有名なおさむさん主催のカラオケ(オタカラ)に参加する予定だったのです。スマホでチェックすると、トリックプレイは既に満席の様子。行っても慌ただしい感じになりそうだったので、自分はこのままカラオケ店へ向かう事になりました。かわぐちさんはカラオケが苦手とのことで、今回はここで一旦別れることになります。

jun1s「かわぐちさんはこの後どうします?」

かわぐち「自分はトリックプレイに向かいながら、ぼちぼち神戸散策でもしてみます」

そんな感じで自分はGoogle Mapsを頼りにカラオケ店に到着しました。まずはおさむさんと再会。次に、ぐうのねのことり寧子さん、紅陽さん、あつしさんが到着。カウンターでおさむさんが「会員カード持ってないので作らないと…」というと、ことりさんが「私、持ってます!」。ことりさん、かなりのカラオケ好きと聞いているので、きっと全国全てのカラオケ店の会員カードを持っているのでしょう…!

ここでトラブル発生。最後の参加者であるおさむさんの神戸のお友達が、違うお店に着いてしまったので、迎えに行くとのことw 方向音痴の自分は大変親近感を持ちました…w

カラオケに入ると、まずは軽く各自のお土産などを交換し、世間話。おさむさんの友人も到着します。おさむさんが最近作られたという超細かい食品サンプルを見せてもらって驚愕。これは人間が作れるものなのか…? 私も、イカクッキーと、娘用にと手作りの「イカパッチン」を頂きました。こ、これは凄い物だぜ…!?(゚Д゚;)(ゴクリ) おさむさん、ありがとうございます!(帰ってから娘に上げたら、飛び上がって喜んでましたw)


そんな感じでひとしきりお話後、カラオケ開始。そこからはめくるめくアニソン&ボカロの嵐でしたw 自分はカラオケが大好きなんですが、友人はボカロをあまり聞かないので、歌っても反応薄いんですよね…。ところが今回はみんなボカロいれまくり! これが凄く新鮮で楽しかったです。もちろんアニソンの方もガンガン入って、しかもみんな上手いので楽しい! ジョイサウンドの最新機種「ジョイマックス」では、歌っている時の背景に好きな動画を入れる事が出来て、ネットの動画とかでも一緒に再生できちゃったりするそうなんですが、おさむさんが逐一、今歌われてる歌の元ネタのアニメ動画を再生してくれたので、さらに気分盛り上がりましたw いやー、こんな機能があったとは…w


ことりさんの声が可愛すぎ&上手くて、おさむさん達と一緒に癒されまくっていましたw ことりさん&紅陽さんの陰陽座のデュエットとか、ナナヒツジとか…。ナナヒツジは自分も歌えるようになりたい! あつしさんがめちゃくちゃ歌が上手くて聞きほれてしまいました(あとでプロフィールを確認したら、弾き語りなんかもされているとか!どうりで!)。おさむさんが入れた「いつも心にときめきを」が、一番オタカラっぽくて最高でしたw 自分もこういう曲もっと仕入れないとなぁ。自分が次に歌おうと思っていた「V.I.P(「マギ」OP)」を先におさむさんにかっこよく歌われてしまったりと、オタカラあるあるもあって楽しかったな~。

個人的には、おさむさんのお友達さんが、結構お若いはずなのに、マクロス7の「TRY AGAIN」とか平沢進の「ロタティオン」(千年女優のテーマ曲)を歌ってたのもテンション上がりました。(´▽`)

で、気が付くと予定の4時間が終わってしまいましたw 楽しいカラオケは時間が経つのも早い…! マクロス7がオッケーならあれも歌いたい!とか、ハイキュー!関連や弱虫ペダル関連の曲もいくつか覚えてきたので歌いたい!とかあったのですが、この後も予定があったので後ろ髪を引かれつつオタカラ終了。最後に自分は「絶望ビリー(デスノートED)」で咽喉を潰して後は皆さんの歌をゆっくり聞こうと思ったら、時計を読み間違えていてそれがカラオケのラスト曲になってしまったのが失敗でしたが(^^; 絶望ビリーの絶叫大迷惑ソングがラス曲て…(大汗)。

おさむさん&おさむさんの友達さん、ぐうのねの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。大勢でのカラオケではなく、6人というのも自分にはすごくちょうど良かったです。

この後自分は、こっち屋のゆおさんと、クラフトビールのお店「インザドアブリューイング」で飲み会の予定だったので、この後予定が無いというぐうのねさんにも「よろしければご一緒しませんか?」と声をかけ、快諾を頂いたので、みんなでまずはトリックプレイに向かいます。かわぐちさんもそこにいるはず。

トリックプレイに到着すると、そこには物凄い人混みが! やはり店内にはみんな入れないみたいです。ここで「MBUGA」の作者、雨宮さんと再会。相変わらずの長身スタイリッシュ! これで本業はパン職人ですから世の中は面白いです。登鯉さんやおさむさん、雨宮さんなど、皆さんは、川崎さんが主宰の前日交流会へ向かうので、ここでお別れです。また明日~!とお別れしました。

かわぐちさんに聞くと、カラオケの前に別れた後、一人で神戸をぶらぶらして、偶然こちらの「ドグマ出版」さんにたどり着き、一緒にかたろーぐをしたそうですw さすがの行動力w

インザドアブリューイングに向かう前に、軽くトリックプレイ店長の梅井さんとご挨拶。店内盛況で店長も忙しそうながらも嬉しそうです。末永く続いて欲しいです。お店には、「おさわり人狼」他、いろんな同人ゲームも置いてくれてます。ありがたいことです。


ふと見ると、かわぐちさんが何やら慌てています。

かわぐち「ゆおさんがいくら探してもいません。さっきまでいらっしゃったと思うのだけど…」

梅井店長「少し前に、みんなで川崎さんの飲み会に行くと言って出て行かれましたよ」

かわぐち「え、じゃあ、先にお店の方に行ってるのかな…」

とりあえずインザドアブリューイングへ向かいます。インザドアブリューイングは、トリックプレイ梅井店長のお勧めで、そのお店で作っているクラフトビールを楽しめるお店とのこと。大変楽しみです。場所は、そこから徒歩2分。すぐそこなので、私が颯爽とGoogle Mapsを開きます。

jun1s「こっちですね」

jun1s「…いや、こっちですね」

jun1s「…すいません、こっちかな? ちょっと歩いてみないと。あ、すいません、こっちかも?」

紅陽さんちょっとストップw みんな、ことりさんに着いていきましょう!

見るとことりさんが既にちゃんとした方角を見定めて歩き出しています。どうやらぐうのねのしっかり者ポジションはことりさんの模様w ぐうのねさんが居てくれてよかった…w

ことりさんに着いていくと、すぐにお店に到着。するとお店の前に、阿修羅面・怒の形相のゆおさんが…。どうやら店内にかわぐちさんの姿が見えないので、だいぶ前にこちらに着いてお待ち頂いていたご様子。

ゆおさん「皆さん一体どこ行ってたんですか」

かわぐち「す、す、すいません、あbyr●×&%$#」

何やらよく分からない言い訳でゆおさんに謝りながら、とりあえず店内へ。ゆおさん申し訳ありませんでした…。

店内へ入ると、おお、カウンターの後ろに樽が積まれています。早速、上から順にピッチャーでビールを頼みつつ、フードメニューを一緒に注文します。ところが、到着するフードメニューが軒並み、めちゃ小さい!w これじゃ腹が膨れない…w 1次会で来るお店ではなかったのかも…。でも、鳥の唐揚げが割と大きめでかなりジューシーで美味しくて、なんとか腹が満たされました。


ビールの方はかなり美味しくて、特に小麦で作ったビール(いわゆる白ビールというやつかな?)「Shiroinon」がフルーティーで美味しかったです。

飲み会の方は、ゆおさんのゲーム制作理論をかわぐちさんが会話で掘り出すという形で進行。ゆおさん面白すぎるわ~! ここではとても書けないような本音トークもガンガン飛び出し、ボドゲ制作話も最高潮に。テストプレイ関連の話とか、最高でしたw ぐうのねさんの制作秘話なんかもいろいろ聞けて、とても楽しかったですw とりあえずみんな、もっと気軽にゲーム作っていいよ! ゆおさんが先陣を切り開いてくれます! 


話が弾み過ぎて、気づくと22時近くになっており、お泊りでないゆおさんやぐうのねさんは帰らないといけない時間になりました。名残惜しくもここで解散ということに。駅までことりさんの先導で送って頂いて、次の日の健闘をお互い祈ってお別れとなりました。駅までの道中、ゆおさんがまだまだ語りたい事がありそうだったのでさらにどっかのファミレスで掘り出そうとしたのですが、最後に逃げられてしまいました…w

かわぐちさんと2人、ホテルへと徒歩で向かいます。

かわぐち「いやー、楽しかったですねー。ところでホテルはどっちですか?

jun1s「ちょっと待ってくださいね…あ、駅を抜けて反対側ですね」

(反対側へ出る)

jun1s「おかしいな。Google Mapsが、今度はまた駅の反対側を差してますね」

駅前周辺でうろうろする我々。スマホ片手に反応を伺う様子はさながらダウジングでお宝を見つけようとする不審者です。

かわぐち「ちょっと大丈夫ですかw あてにならんなーw もうことりさん達はいませんよw」

jun1s「今度こそ大丈夫。こっちです! …いや、すいません、こっちです!」

そうこうしながらなんとかホテル近くにたどり着き、酔い覚ましの水でも買おうかと近くのコンビニへ入ると、なんとそこには見知った顔が。

おさむさんなんでここにいるんですか(真顔)」

jun1s「あっ、おさむさん、ホントだ、なんで?ww」

よく考えたら、元々宿泊するホテルが決まらなくて、おさむさんに泊まるホテルを教えてもらって、自分らもそこにしたのでした。もちろん登鯉さんもご一緒です。

登鯉さん「せっかくだから、ロビーで芋羊羹でも食べます?」

jun1s&かわぐち「ぜひぜひ!」

そんなわけで、登鯉さんおさむさんのお土産の芋羊羹を頂きつつ、ボドゲ制作話に花を咲かせました。芋羊羹美味しかったな~! かわぐちさんも感動してました。羊羹は大好物なんですが、芋羊羹、特に大好きなんです。甘すぎないのが良い。芋は最高のクリームです。

登鯉さんとのお話で出てきたキーワードは2つ。1つめは、「今のゲムマは、極端に敷居の低いゲームと、極端に敷居の高いゲームの2極化しているのではないか? ちょうどその中間のゲーム、例えばボーナンザぐらいのゲームで、もう少し高いところへ登っていける階段になるゲームがあまり無いのでは」というお話。これは自分も感じていて、少し前にちゃがゲー内でもそういう話をしていた所でした。別に敷居の低いゲームがあるのは良いのですが、そこから先の階段を昇っていくものが不足している気がします。この辺は、既存のもので良いものがたくさんあるからというのもあるのかもしれないですが、それを言ったらそもそも敷居の低いゲームも高いゲームでも海外輸入ゲームで良いものがたくさんあるわけなので、もっと別の理由、具体的に言ってしまうと、そういうゲームは作るのが結構難しいからではないかと思うのですよね。もちろんそういうゲームがゼロではないし、様々な方がチャレンジされているので、今後その辺りの層のゲームも増えてくるといいなと思いました。

もう1つは、「シズル感」のお話。シズル感のあるゲームはいいよね、という。ナラティブとも関連してくるという事なのですが、自分はとりあえず「色気」という言葉で応対しました。シズル感とか色気みたいなものは、自分もゲーム作りにはとても大事な要素だと思っています。どんなに面白いシステムを作っても、システムだけで人に「遊びたい」と思わせるには限界がある。思わず手が伸びる、そういう「見せ方」というか、ぐっとくる魅力というか。そこはやっぱりアートワークが強く影響する部分ですが、決してそれだけでもなくて、やはり、全体を統合するゲームデザイナーの感性みたいなものが大事になるんだろうと思います。

そんな感じの超楽しい話をしていたら、あっという間に23時30分を回ってしまい、ここでお開きに。明日が本番ですからね…w お二人とコンビニで会えてホントラッキーでした。登鯉さん、おさむさん、ありがとうございました。

ホテルの個室に入り、twitterチェックもそこそこに眠りにつきました。

(前日おわり。ゲムマ神戸当日に続く)

マイ・ハッピー・ファーム(My Happy Farm)のルールを読んでの感想

2016/01/21 23:55 に Jun Shin が投稿   [ 2016/04/14 2:08 に更新しました ]

昨年ぐらいに国内でも流通し、好評を博していた(らしい)「マイ・ハッピー・ファーム」がリニューアルし、新版が今月(2016年1月)下旬にも国内流通するとのことだ。テーマは農場経営で、見た目からしてシンプルなルールでのファミリー向けゲームっぽい。8歳以上45分というのも良い。ただ、カード中心のコンポーネントのわりに価格が定価で4860円とそこそこするので(コイントークンや農場ボードなどもあるので、カードだけではないんですけども)、念の為ルールを読んでみた所、個人的にはめちゃめちゃツボの内容だったのでご紹介したい。


8歳以上45分、2-4人の農場経営ゲーム。BGGを見ると2人でも十分楽しめるようだ。デザイナーはオレサンドラ・ネフスキーとオレグ・シドレンコ。なんと、大ヒットゲーム「ミステリウム」のコンビだ。

ゲームはテーマとメカニクスが非常にシンプルにマッチしており、「作物カードを買って、それを農場に植え、育ったところを収穫して、それを売るか、作物のセットを作って家畜に餌やり(勝利点)するか」という分かりやすく親しみやすい流れになっている。


テーブルの様子はこんな感じ。ぶっちゃけこれを見ればだいたい流れは分かるだろうっていう感じだが、各自が持っているのが「動物4匹」と「農場ボード」。中央に並んでいるのが、左側の列が「給餌カード(動物の胴体が描いてあるやつ)」、右側の列が「作物カード」だ。

給餌カード(胴体)を買って自分の動物に餌をやると、その動物が「成長」、つまり横に伸びる…w 分かりやすいw 給餌カードには得点が書いてあり、そのまま終了時の勝利点になるが、動物毎に最も長くしたプレイヤーには+3点のボーナスがある。逆に、まったく餌をやらなかった動物からは-3点のペナルティを食らうので注意が必要だ。

給餌カードを買うには、カード下に描かれている作物のセットがコストとして必要だ。これを得る手段が右側の作物カードだ。これは市場から1枚1コインで買える(1手番に3枚まで)。買った作物カードは手札にできる(最大6枚まで)。しかし、それはまだ「タネ」の状態なので、それを自分の農場ボードに描かれた3つの畑のうち一番下の「春の畑」の右側に並べて植える事になる。植え方は「作物1つ」又は「異なる作物2つ」又は「同じ作物3つ」だ。同じ作物3つが効率が良さそうに見えるが、市場から同じ作物カードを3つまとめて買おうとするとそれなりに高いお金が必要だろうし、その辺は状況に応じてということになりそうだ。

植えた作物カードは、次の手番に上の畑(春の上は夏、その上は秋)へと移動する。つまり、「成長」を、カードを上へスライドすることで表現しているわけだ。これが素晴らしい。直感的で分かりやすく、プレイもしやすい。ステータスを「位置」という視覚的にも分かりやすい情報で管理できるようにするのは、ゲームデザインのセンスの一つだと思う。ちなみに、収穫されずに秋の畑に置かれっぱなしの作物カードは、次のターンに捨て札になる。

夏の畑と秋の畑からは作物を収穫することができる。収穫した作物は自分の農場ボードの「小屋」の上へ6個まで置いておける。この「収穫した作物」を使って給餌カードをゲットしていくわけだ。但し、夏の畑からは「人参とクローバー」しか収穫できないという制限があるので注意が必要だし、各手番では「収穫」アクション1回で夏か秋のどちらの畑から収穫するかを選ばなければならない。選んだ畑から全ての作物を収穫してしまう必要はないとのことだ。

他、収穫した作物は、作物カードに描かれているコインの枚数で売却することもできる。何枚かは家畜の餌にせずに売却し、次の作物カードを購入する資金源にしたいところだ。毎手番2-3枚のカードを買いたいとすれば、毎手番平均して2-3金は売却益を得なければいけないということになるだろう。高く売れる作物は売却し、そうでない作物は家畜の餌にしつつ、うまく農場を経営していきたい。

毎手番、「作物カードを買う」「作物を植える」「作物を収穫する」「家畜に餌をやる(給餌カードを買う)」「収穫した作物を売る」「銀行から1コインを得る」のうちいずれか異なる2アクションを行う。給餌カードの山札が尽きたら全員1回ずつ手番を行ってゲーム終了、得点を合計してボーナスを増減し、一番高得点のプレイヤーが勝利する。

大まかに言って、これがルールの全てだ。

特に目新しいメカニクスもないが、安心して遊べる楽しいゲームに仕上がっているように思う。動物が伸びていく所なんかは、アルパカパカパカでもそうだが、それだけでも楽しい。給餌カードの取り合いは多少起こるだろうが、全体的には自分の農場をうまく切り盛りしていくことに集中できるため、攻撃的なほどのインタラクションは無い。この辺も、ライトゲーマーやファミリー向けの戦略ゲームとして大事なポイントだと思う。その上で、家畜を伸ばす競争があったりなど、適度なインタラクションも保証されている。宝石の煌き的なポジションでありながら、宝石の煌きに不足していた「テーマ性」が良く表現されているバランスの良いゲームだと思う。

自分の畑をうまく管理しつつ、お買い物を楽しんで、給餌カードの取り合いをする・・・「くだものあつめ」もそういうゲームだったが、個人的には、「そうそう、こういうゲームを作りたかったんだ!」と思ってしまうほどの作品だ。新鮮味がない為、コアなゲーマーにはまったくヒットしないだろうが、最近ゲームを始めたプレイヤーや、子供と一緒に遊んだりするプレイヤーにはとても良いゲームだと思うので、ぜひ皆さんもおひとつ、いかがだろうか。宝石の煌きやくだものあつめが好きだったプレイヤーには、これもきっと楽しめるように思う。

BGGでイラスト付きの英語ルールが公開されている他、自分もテキストのみの和訳を作ってみたので、購入前の参考にして欲しい。また、検索すれば、旧版を遊んだ人のプレイレポートも読めるだろう。旧版である5th Street Games版との違いは、餌を1つもあげなかった場合のペナルティが-5から-3になった点と、給餌カードが24枚から18枚に減った点、並べる給餌カードが6→5枚に変更になった点、ぐらいのようだ。前者の変更は、-5だと、全ての動物に万遍なく給餌するプレイが強すぎて戦略に幅が出なかったり、ペナルティが強すぎる事のネガティブなイメージを避ける為と思われる。後者の変更は、取り合いをする部分の選択肢を狭くして、インタラクションを多少強くするところを狙っているのだろう。どちらも良い変更だと思う。

【追記】
その後、届いたので何度か遊んでみました。想像していたより「ガチ寄り」でした。もっとこう、気楽に遊べるゲームかなと思ったのですが、一手のミスが大きな遅れや無駄に繋がる感じです。こりゃ気楽なファミリーゲームとしては、難しすぎるかな…。ただ、そんな自分の心配をよそに、7歳の次女はこのゲームをかなり気に入ってくれまして、野菜を植えて育って収穫してご飯を上げる、という一連のプロセス自体が楽しいみたいです。自分から「これ遊びたい」と何度も持ってきてくれてます。というわけで、手放しでお勧めできるゲームではない、というのが結論です。大人が遊ぶなら、ガチゲーマー同士が軽く遊びたい時にどうぞ。


Amazonで購入:ホビージャパン特選ボードゲーム マイ・ハッピー・ファーム 日本語訳ルール付属

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