はじめに


老年行動科学会第21回埼玉大会

 第21回埼玉大会は「高齢者への地域支援―心豊かな“老い”を考える」というテーマで準備を進めております。前回の「多様な老い」をさらに深めたいと思い、本大会のテーマに沿って、幅広い専門の方々に依頼しました。

基調講演として、認知症をご専門とされ、丁寧な臨床・多方面に渡る研究を重ねられてきた齋藤正彦先生(東京都立松沢病院)にご登壇いただきます。教育講演には、この埼玉を拠点としで精力的な反貧困活動を繰り広げられている藤田孝典先生(NPO法人ほっとプラス)にお願いしました。

さらに、大会テーマに沿ったシンポジウムでは、地域医療の立場から、三郷の地で温かい臨床を実践されている大場敏明先生(クリニックふれあい早稲田)に、福祉の立場から、地域の見守りについて実践に根ざした研究を真摯に続けられている野﨑瑞樹先生(東北文化学園大学)に、家族の立場から、単なる家族会にとどまらない多彩な広がりをみせるDカフェを運営されている竹内弘道先生(NPO法人Dカフェnet)にお話しいただきます。それぞれ、深い想いをもって実践を続けていらっしゃる先生方のお話を通して、「心豊かな“老い”」について考える機会になれば幸いでございます。皆さまのご参加を、準備委員会一同、こころよりお持ちしております。