iOSデバイスを用いた行動分析学の研究・教育支援アプリケーションの開発

水谷 優斗(愛知学院大学)
『iOSデバイスを用いた行動分析学の研究・教育支援アプリケーションの開発』

 行動分析学において,動物実験に使用される市販の装置は高価であり,教育用に装置を設けることは難しい。一方で,iOSデバイス(iPad®, iPhone®等)はシェア率が高く,学生にとっても親しみやすいデバイスの1つである。そこで今回,iOSデバイスで動作するアプリケーションを開発した。動物実験装置を模した画面にて実験を体験してもらうことで,行動分析学への入り口を広げるのが目的である。
 iOSデバイスは高性能な上,アプリの開発言語(Swift™)も高速であることから,実際の研究にも利用することができる。タッチパネルを始めとした複数のセンサーが内蔵されており,デバイス単体でヒトを対象とした実験が可能である。さらに,内蔵の無線機器を介することで,動物用の実験装置との通信も可能である。
 本発表では,開発したアプリケーションの紹介を行いつつ,行動分析学の新たな可能性について考察を行なう。