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2016/03/18@三鷹

第7回 「補償光学研究開発のための情報交換会

趣旨
 補償光学は乱れた光波面の位相を補正する技術である。天文学用途では
 地球大気ゆらぎによる像の乱れを補正して地上望遠鏡からでも回折限界の
 解像度を実現することができる。TMTを始めとした次世代の超大型望遠鏡
 では不可欠な装置であり、国際的に盛んな開発が進められている。
  一方で、補償光学装置の要素構成部品が比較的安価で利用しやすくなり
 大学の各研究室ごとに独自の目的・アイデアに基づいた補償光学装置を
 研究開発することが可能になってきた。結果としてプロジェクトの規模
 は大小あり、研究テーマも多岐にわたっている。この研究会は様々な研究
 テーマ・プロジェクトで補償光学の開発に携わっている研究者間で有機的な
 情報交換のネットワークを構築し、各々の研究開発の発展を促進することを
 目的とする。

 この研究会では議論に重きを置いています。また学生の発表を奨励しています。

プログラム

 日時:2016/3/18 (金) 9:00 - 17:00
 場所:国立天文台・講義室

セッション1: 国内望遠鏡を活用する補償光学開発
  9:00 - 9:20 「太陽補償光学系開発状況と上空波面推定実験」三浦則明(北見工業大学)
  9:25 - 9:50 「北大惑星用AOの開発進捗」渡辺 誠(北海道大学)
                         「惑星表面模様の相関追跡による波面測定方法の研究」合田周平(北海道大学)
  9:55 -10:15 「市販品DM SATURNおよびDMP40の小型AOに対する適用性」北尾栄司(京都産業大学)
  10:20-10:40 「冷却用SiC製モノモルフDMの試作と評価」山口仁志(京都産業大学)
  11:10-11:30 「軸外し光学系調整手法の確立」森本悠介(京都大学)
  (11:30-12:40 お昼休み)

セッション2: 補償光学技術の新しい展開に向けて
  12:40-13:00 「X線補償光学望遠鏡」吉田裕貴(立教大学)

セッション3: 大型望遠鏡を目指した補償光学開発
                         「次世代超大型望遠鏡用広視野補償光学系の光学設計」高田大樹(東北大学)
  14:20-14:40 「多天体補償光学に向けたOpen-Loop小型補償光学系」鈴木元気(東北大学)
  14:45-15:05 「ヒステリシスを考慮した装置制御」井上欣彦(東北大)
                          「補償光学における行列計算と性能評価」渡辺達朗(東北大)
  (15:05-15:20 休憩)

セッション4: TMTと今後の補償光学の展望
  15:20-15:40 「TMT主鏡と位相合わせ」大屋 真(国立天文台)
  15:45-16:05 「TMTの補償光学NFIRAOSと.近赤外線撮像分光装置IRIS」早野 裕(国立天文台)
  16:10-16:30 「今後の補償光学の展望」高見英樹(国立天文台)

 16:30 - 17:00  全体の議論とまとめ

* 各発表は10分(講演15+質疑応答5分北大枠は講演20分)です。
* 講演途中の質疑応答も歓迎です。
議論が続いた時のために各発表の間には5分のバッファが設けてあります。
  当日の進行・調整次第で講演時間が多少前後することをあらかじめご承知おき下さい。

参加者

当日の参加者リストに記載された順、敬称略

三浦則明(北見工大)、大野良人(東北大)、山本広大(阪大/京大)、仲野陽敏(クロニクス)、水書稔治(東海大)、森本悠介(京大)、早野裕(国立天文台)、合田周平(北大)、塩田和夫(日本写真学会)、樽田順(京産大)、北尾栄司(京産大)、山口仁志(京産大)、秋山正幸(東北大)、鈴木元気(東北大)、渡邉達朗(東北大)、井上欣彦(東北大)、高田大樹(東北大)、山崎公大(東北大)、渡辺誠(北大)、吉田裕貴(立教大)、高見英樹(国立天文台)、斉藤嘉彦(東工大)、谷口友望(東海大)、大屋真(国立天文台)

開催担当者
大屋 真 (国立天文台)

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