F-7 / J-7 Jianjiji

成都 F-7/J-7 戦闘機

タイプ:単座迎撃及び対地攻撃機

全幅:7.1m 全長:14m 全高:4.1m

重量:5275kg(基本)

発動機:アフターバーナー使用時推進力59.82kN(LMC)WP-7B発動機×1基

最高速度:2,175km/h

航続距離:600km

武装:固定前方射撃30-1/30mm機関砲×2、5箇所に最大2500kgの爆弾搭載可

  1961年にソ連MiG-21F3とその発動機のライセンスを取得したが、中ソ関係がMiG-21の製造に必要な文書が完全に届く前に断絶した為、MiG-19の設計を基にした殲撃6型(J-6)の製造が優先的に行われた。結局、J-7が初飛行したのは1966年1月、期待は不完全なMiG-21の情報を基に設計された。瀋陽航空機工業が製造にあたっている。1967年には当機は、量産が開始され、中華人民解放軍に配備が進む一方、輸出も図られている。

  J-7II型

  2式射出座席が装備された(259km/hで飛行時、高度ゼロでも脱出可能)。機体内に燃料タンクを増設し、航続距離の向上。WP-7B発動機からWP-8発動機へ変換され、出力が向上したため運動性能が向上している。J-7IIの基本型は、J-7Bとして海外に精力的に輸出され、イラク、エジプトに輸出されていたが、1982年にはヨルダンにも輸出されていた可能性がある。尚、このJ-7Bは、R550マジック空対空ミサイルが発射可能になったことが確認されている。

 J-7M

  J-7IIの更なる改良型。主翼下2箇所にパイロンを追加した他に、降着装置を強化した型。他には、GECアヴィオニクス956HUDWAC(ヘッド・アップ・ディスプレイ及び兵装照準コンピューター)、改良型対電子妨害装置付きの新長距離レーダー、新しいエア・データ・コンピューター、電波高度計、敵味方識別装置(IFF)、秘話通信装置等を採用し、これらの装置は改良方式の電気系統で作動して、エンジンは改良型の渦噴7(WP7B)を搭載している。F-7Mは、バングラディッシュ、イラン、ヨルダン、ミャンマーに輸出されたとされている。また、ジンバブエもF-7M後期型も獲得している。

尚、パキスタンもF-7Pと呼ばれる粗J-7M型と似ている機体を使用している。これは、4箇所の翼下のパイロンは全て、R550マジック及びAIMサイドワインダー空対空ミサイルの搭載が可能となっている他、電子機器も元の中国製から変換されより強化されていると見られる。