成功:カットして作ったnano-SIMで動作確認!!


今はもうDocomoから純正nano-SIMが配布されているので、自分でリスクを冒してカットする必要はありません。
しかし、せっかく成功したのでメモしておきます。
#こちらにdocomo SIMカットの詳細な検討結果が紹介されていたので参考にしました

Summary
docomo SIMをカットして使うためには、下記に注意する必要があります
 1. 市販のnano-SIMカッターは使わずはさみで切る(市販のカッターで切ると中のチップを破損して使えなくなります。)
 2. モールド部を出来るだけ欠損しないで、且つ、接点部がiPhone5の接点端子と正しく接触するように絶縁部ギリギリでカットする
 3. nano-SIMを挿入したときにできる端子でこすれた軌跡を参考にして切断位置を調整する。

どうやれば失敗するかについては下記リンクで確認

手順

1.接続端子の接点軌跡を確認

もし、これまで使っていたmicro-SIMをカットしようとしているのであれば、micro-SIMに接点端子が通った軌跡が3本見えるはずです。nano-SIMカッターでそのまま切断すると、この軌跡の場所がiPhone 5の端子の位置と一致するようにカットされます。(図1の模式図上段の失敗例の一番右側の図参照)

しかし、docomo系のmicro-SIMでこれをやってしまうとチップの重要な配線が切断されてしまい、もはや動作しません。これが失敗の原因でした。

2.チップのモールド位置を確認

金属部表面のへこみ等を参考に、チップのモールド部がどのくらいの大きさで、どの位置にあるかを確認します。裏側からLEDライトで照らして陰を確認したりすると良いかもしれません。

目的は、出来るだけこのモールド部をカットせず、且つ、接点が正しい範囲に接触するようにnano-SIMサイズを切り出すことです。

3.接続端子の接点軌跡を意識しながらモールドをできるだけ切らない位置を決める

捨てnano-SIM等を定規に使ってモールド部を出来るだけカットしないで、且つ、一番右の接点部が絶縁部より内側(左側)になるような場所にあたりをつけます。図1では、一番右側の上段下段に、3本の軌跡を黒い実線で模式的にあらわしています。上段の失敗例では軌跡の位置が接点の中心近くにくるように配置されています。下段の成功例に示すように右端の接点軌跡が絶縁部よりわずかに左側に来る程度の位置を目指します。

nano-SIMサイズに切り出すためのpdfテンプレートがありました。http://www.airportal.de/nanosim/

4.モールドの右端と、右端の接点位置に注意しながらはさみでカットする

3の注意点を意識しながら少しずつ切断します。図の成功例に示したように左側は余裕があるので、右側に注意します。

はさみで切るのが一番良いと思います。(意外に柔らかいので、簡単に切れます)

図1: 上段中の図はnano-SIMカッターで切断して失敗した例
赤い部分でカットされ、モールドの一部が欠損。
上段右に示すように接点の位置は各端子領域のほぼ中心に来る
下段右図の成功例の模式図のように、接点位置が絶縁部ぎりぎりに来るようにすれば
モールド部の破壊を防げる(それでもモールドは一部切断することになる)


写真はdocomo micro-SIMをカットした成功例。各接点に複数本の接点軌跡があるが、3本の接点のうち一番下側の接点位置が、黒い絶縁部にかからないギリギリまで来るように切断する。断面はモールドが一部切断されて空洞が見えているが気にしない。

5.やすりで断面を整形する

厚みについては特にヤスリで薄くする必要はありません。そのまま使えます。

6.iPhone 5に挿入して起動を確認

ここまでできたら、iPhone 5に挿入して起動するかどうか試します。
成功していれば「NTT DOCOMO」の表示に変わりますが、失敗ならSIM挿入後も「No SIM」表示のままです。

失敗の場合

成功の場合

みなさまの成功をお祈りします。

さて、ここまで出来たら次はLTE設定です。



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