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一般的な知名度は、それほど高くないかもしれないけれど、独自の技術やユニークなビジネス戦略、卓越した経営思想などを持ち、その業界内では「あの◯◯か!」と誰もが名前を知っている、キラリと光る個性を持った企業が日本にはたくさんあります。
IN通信社の書籍は、主にそうした企業にスポットを当て、独自の切り口と鋭い考察で、それらの企業の持つ個性や魅力、実力、さらには経営者のビジネス思想や経営哲学に迫ります。



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ご興味のある方は、「お知らせ ― 外部ライターを募集します」をご覧ください。


(2019年4月11日更新)

合格にいちばん近い予備校 東京アカデミー

 

合格にいちばん近い予備校 東京アカデミー

合格の決め手は『生講義』
 圧倒的な合格実績を誇るオンリーワンの就職予備


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-455-6
初版発行:2019年5月20日

AIの時代にも生き残れる仕事とは。
東京アカデミーでなりたい私になる。

教員を含む公務員系の採用試験や看護師を中心とした医療・福祉系の国家試験などの受験対策専門予備校として、屈指の合格実績を誇る東京アカデミー。公務員・教員の採用試験、看護師、管理栄養士、ケアマネジャーなど医療・福祉系の資格試験、および、看護医療系学校の入学試験について、それぞれの試験対策講座や模擬試験を、北は北海道から南は鹿児島まで全国に75ある拠点で展開しており、受講生の総数は年間約27万人に達する。
これほど多くの人たちから東京アカデミーが選ばれる最大の理由は、その合格実績の高さにある。公務員試験対策、教員採用試験対策、看護師国家試験対策のパイオニアかつリーディングカンパニーである東京アカデミーは、それぞれの試験に関する各種データの蓄積量や、そのデータ分析の緻密さや正確さが群を抜いている。そうしたデータに裏打ちされた指導により、圧倒的な合格実績を実現している。
また、地方公務員試験や教員採用試験は、自治体ごとに試験の内容や傾向が大きく異なるため、合格するには「その自治体での試験に対する傾向と対策」を綿密にすることが重要だが、東京アカデミーでは、全国に合わせて75ある拠点において、それぞれの試験のあとに受験した受講生から直接、試験内容等の聞き取り調査をしているため、自治体ごとの詳細な試験データも入手できる。
本書は、公務員系と医療・福祉系を中心に資格取得&就職試験対策のための講座を展開する東京アカデミーについて、事業内容や指導方針などを紹介し、同業他社の追随を許さない圧倒的な合格実績を実現する理由としくみを徹底解剖する。
 

専門医が集まる大型クリニック

 

専門医が集まる大型クリニック

医療法人社団めぐみ会の挑戦

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-454-9
初版発行:2019年5月18日

大手石油会社を脱サラして医療の道へ。
“生涯一町医者”を自認する医療法人社団めぐみ会理事長・田村豊が追い求める、地域医療のあるべき姿とは。


医療法では、医療施設を、入院患者用のベッド数が20床以上ある「病院」と、ベッド数が19床以下もしくは入院設備がない「診療所」とに分けている。これを小売業にたとえると、いわば病院は百貨店、診療所は個人商店と、位置づけることができる。
小売業の世界では、百貨店と個人商店のほかにも、時代のニーズに合わせて、大型量販店やセレクトショップ、コンビニエンスストアなど、さまざまな業態が発生した。しかし医療の世界では、病床数が多く規模の大きい病院と、在籍する医師が1名程度の小規模な診療所という、主に2つの形態のみしかないという状況が長く続いてきた。
最近では、医療情報をインターネットなどを通じて簡単に入手できることもあり、診療所の医師が行う診断や治療に不安や物足りなさを覚える人もいる。また、一般的に病院のほうが診療所よりも高レベルの医療サービスを受けられると思っている人も多い。そのため、診療所のほうが待ち時間が少なく、場合によっては初診料も大病院より安価であるにもかかわらず、具合が悪くなると近所の診療所を素通りして、病院に行こうとする人も少なくない。
だが、もしも近所に、病院と同等の医療レベルを備えた診療所があったなら、どうだろうか。そういう診療所であるならば、わざわざ交通機関を使って都心部の病院まで行かなくても、安心して治療を受けられるのではないだろうか。
そんな、診療所の持つ身近さと、病院の持つ専門性の高さを兼ね備えた、病院と診療所の中間とも言える医療機関がある。それが、医療法人社団めぐみ会が展開する大型クリニックだ。
複数の専門医が集まって、クリニック内にそれぞれ診察室を持って診療するというスタイルが特徴で、いわば、大病院の専門外来が、そのまま身近な診療所内に展開されているようなイメージだ。内科、消化器内科、循環器内科、泌尿器科、脳神経外科、小児科、皮膚科など複数の診療科を持ち、糖尿病外来、肝臓外来、乳腺外来などの専門外来を設けて、それぞれ専門医が診療にあたっている。
1人の医師が複数の専門分野を持つことは難しくても、専門分野が違う院内の医師どうしが連携しあうことで、チームとしてオールマイティな総合診療が可能となる。こうした診療体制により、大病院に負けない専門性の高い診療レベルを維持し、なおかつ患者目線に立って、年中無休・昼休みなしの途切れのない診療を提供する。それが可能となったのも、大型クリニックだからこそである。
さらに、複数の医師が在籍しているため、外来と往診の両立も可能となり、ターミナル・ケアを含めた訪問診療にも積極的に取り組むことができる。
大型クリニックには、こうした患者側のメリットだけでなく、自身の専門性を発揮しやすく、ワークライフバランスも取りやすいという医師側のメリットもある。
「良質で専門性の高い外来診療や在宅医療」へのニーズに対応できる、新しい医療施設のモデルである大型クリニックを提唱し実践する医療法人社団めぐみ会のさまざまな取り組みを紹介するとともに、めぐみ会理事長・田村豊氏の医療哲学に迫る。
 

知恵ある経営者は「しくみ」で儲ける

 

知恵ある経営者は「しくみ」で儲ける

強い人材、新しい事業を生み出し続ける経営の極意

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-453-2
初版発行:2019年4月13日

誰もやらないことをやる!
建設、太陽光発電、ホテル、メガスーパーカー、農業、美術……。
まったく分野が違う事業へ参入し、成功し続ける、芝浦グループ会長兼CEO・新地哲己はなにをめざすのか。


芝浦グループホールディングス株式会社(本社:福岡県北九州市。以下、芝浦GHDと記す)を中心にした芝浦グループは、他の追随を許さぬスピード感で事業を拡大し、地元福岡で圧倒的な存在感を誇っているのみならず、業界内でも一目も二目もおかれている。2018年には、さらなる事業の発展をめざし、いよいよ東京にも進出を果たした。
芝浦GHDの創業者であり、代表取締役会長兼CEOとして独創的な手腕を振るう新地哲己氏は、1977年に家電販売店を創業し、経営者としてのスタートを切った。その後、太陽光発電事業によって大きな転身を成し遂げ、「九州の電力王」と呼ばれるまでになった。
現在では11社を擁するグループ企業となった芝浦グループの事業は、太陽光発電事業のほかにも、建設、不動産、車輌、健康機器、デザイン、イベント、ホテル、農業など、さらなる躍進を見せている。しかも、それらがグループ内で相互に連関する一貫体制という独自のしくみに支えられ、全社一体となって成長している様子は、実にみごとである。
その独自のしくみを生み出し、「真の経営者とは、なにもないところから新たな事業をつくりあげる人である」と明言する新地氏が、おのれの経営者魂を燃やすのは、「世の中にこれまで存在しないもの」「世界で初めてと言われること」に対して挑むときである。これまでに存在しないものや世界初のことに挑戦しようとすれば、まず間違いなく「そんなことはできるわけがない」と、周囲の人間に一蹴される。しかし、そうしたなかで、どんな困難をも乗り越えて、ついに成功を導き出すことこそが、経営者にとっての真の喜びであると新地氏は語る。
その「喜び」を得るには、過去の成功に固執せず、環境や状況に合わせて「自己変革」をできる能力が必要だ。新地氏はその能力を「知恵」と呼び、無から有を創出する源としてなによりも重視し、自ら鍛え続けてきた。
本書は、卓越した閃きと経営能力で時代に先駆ける事業を次々と実現させてきた芝浦GHD会長兼CEOの新地哲己氏の、経営論やモノの見方、人間観を、赤裸々に綴ったものである。そこには、未来を切り開くための新たなヒントや活力となるものが多数含まれているに違いない。
 

コーア商事グループの挑戦

 

コーア商事グループの挑戦

ジェネリック医薬品メーカーのベストパートナー

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-452-5
初版発行:2019年3月10日

商社機能とメーカー機能を併せ持つ医薬品業界のイノベーター、コーア商事グループ躍進の軌跡。

日本はこれまで、欧米に比べてジェネリック医薬品の普及が遅れていた。しかし近年になってその使用率は急激に上昇し、2018年度第2四半期(7月~9月)には73.2%にまでなっている(日本ジェネリック製薬協会「平成30年度第2四半期のGE医薬品の数量シェア分析結果」)。国は2020年9月までに使用率80%超えを目標に掲げているが、この数字を達成するのは間違いなさそうだ。
こうしたジェネリック医薬品業界において、ひときわ異彩を放ち、大きく躍進を続けているのが、本書で紹介するコーア商事ホールディングス株式会社(本社:神奈川県横浜市)を中心とするコーア商事グループである。グループの傘下には、ジェネリック医薬品の原薬輸入商社であるコーア商事株式会社、注射剤を主とする医療用医薬品の製造販売を行うコーアイセイ株式会社、医薬品包装事業を行うコーアバイオテックベイ株式会社、OTC薬(一般用医薬品)の製造販売を行うコーア製薬株式会社がある。
コーア商事ホールディングスの創業者である首藤利幸氏は「企業グループとして、ジェネリック医薬品のベストパートナーをめざしてきた」と語り、自社の強みは「商社機能とメーカー機能を併せ持つ独自性にある」と強調する。
コーア商事グループのなかでも事業の中核を担っているのが、原薬輸入において国内トップを走り続けるコーア商事だ。ヨーロッパ、中国、インドを中心に約20カ国・約100社と取引関係を持ち、高品質のジェネリック医薬品原薬を安定的かつ、より低価格で国内のジェネリック医薬品製造販売業者に提供している。それに加え、関東と関西のそれぞれに「医薬分析センター」を設置し、海外サプライヤーと連携した開発拠点となる「SIセンター」も立ち上げて、品質検査はもとより、ジェネリック医薬品の品質改善実験も手がけている。
首藤氏がいま最も力を入れているのが、コーアイセイが行っている、注射剤を主とした医薬品の製造販売と受託製造事業だ。注射剤のなかでも特に高度な技術が要求される高薬理活性注射剤の製造を目的に、山形市蔵王産業団地にコーアイセイ蔵王工場を完成させ、今後いっそうの需要増が見込まれる抗がん剤や、透析、リウマチといった領域の治療に用いられる注射剤のジェネリック医薬品の開発提案型受託製造を推進していくという。
「猛烈なスピードで変化していく世の中に迅速に対応し、必要とされるものを必要とされるときにタイミングよく提供できるように、柔軟に変化を続けていきたい」
と、首藤氏は語る。
本書では、「ジェネリック医薬品のベストパートナー」としての役割を果たすために革新的な取り組みを続けるコーア商事グループの事業活動を紹介するとともに、創業者である首藤利幸氏の今日までの歩みをたどりつつ、その経営理念や人生哲学に迫る。
  

いま、なぜ専門家集団薬局なのか

 

いま、なぜ専門家集団薬局なのか

薬局の新しい価値をつくるフォーラルの挑戦

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-451-8
初版発行:2019年2月21日

薬剤師・管理栄養士たちの熱き情熱
地域の人々が応援したくなる人と薬局
―― あなたがいるからこの薬局に来た ――

通常、薬局のスタッフは、薬剤師と医療事務で構成される。しかし、1都3県に薬局20店舗(2019年1月現在)を展開している株式会社フォーラルは、薬剤師とともにメディカルパートナーとして管理栄養士を各店舗に配置し、その管理栄養士が医療事務をも担っている。つまり、フォーラルの薬局は、剤師と管理栄養士という国家資格の有資格者で構成された「専門家集団薬局」であり、これが大きな特徴のひとつとなっている。
一般的に、薬局とは処方箋を持った患者だけが利用するところと思われているかもしれない。しかし、薬剤師のほかに、食事や栄養の専門家である管理栄養士が在籍し、薬を調剤するだけでなく、薬剤師と管理栄養士が連携して無料の栄養相談や各種セミナーを開催するなど、食事や栄養、運動などの情報を積極的に提供することで予防医療の拠点として機能するようになれば、処方箋を持たない地域住民も薬局を訪れるようになり、地域の健康維持や増進に貢献できるばかりか、医療費の削減にもつながるはずだ。こうしたことを通じて薬局の新しい価値をつくっていくことがフォーラルの目標である。
「専門家集団薬局」という新しいスタイルで、「地域の人々が応援したくなる人と薬局」をコンセプトに、薬局の新しい価値の創造をめざすフォーラルのユニークな活動を現場の声を交えながら紹介するとともに、同社の経営理念と医療哲学に迫る。
 

「再エネ農業」で所得倍増!

 

「再エネ農業」で所得倍増!

電気野菜を同時につくるソーラーファーム(R)

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-450-1
初版発行:2019年1月23日

農業ビジネスの革命児、ファームドゥ・グループ創業者、岩井雅之のあくなき挑戦――。
新しい農業のカタチがここにある!

「若者にとって魅力がある農業とは、儲かる農業であるということ。ビジネスとして成り立つこと」
こうした明快な方向性を打ち出し、その実現のために独自のしくみを構築したのが、群馬県に本社をおくファームドゥ・グループだ。
しくみのひとつは、生産者と消費者を直接結びつける、独自の流通システムである。
ファームドゥ・グループは、地元の群馬県を中心に埼玉県、千葉県などで農産物と特産加工品の直売所「食の駅」を12店舗運営するほか、東京都内や横浜市をはじめとする都市部では小型の農産物直売所「地産マルシェ」を19店舗展開し(2018年11月現在)、独自に構築した物流システムにより、産地で収穫された農産物を24時間以内にこれらの店舗の店頭に並べている。
また、販売される農産物の価格は生産者自身がつけており、どの店舗にどれくらいの農産物を出荷するかも生産者自身が決めている。これらの店舗では、規格外となった農産物も売ることができ、余った野菜は加工して販売することも可能だ。この直売方式により、農家の所得は従来の2倍にもできる。
もうひとつのしくみは、太陽光発電事業と農業を合体させた「ソーラーファーム(R)」である。農地に太陽光パネルを設置して太陽光発電を行い、その太陽光パネルの下で農産物を栽培することで、農家は農産物の販売収益に加えて売電による収益も得られ、ここでも所得は2倍となる。
この「半農半電」のビジネスモデルで特許を取得している「ソーラーファーム(R)」は現在、国内で42カ所(2018年11月現在)が稼働しているほか、国外にも進出し、モンゴルでも稼働中だ。二酸化炭素の削減にも効果があり、農業における画期的なビジネスモデルとして世界に普及することも、けっして遠い夢ではないだろう。
1994年の創業からわずか25年たらずでここまでの発展を成し遂げたファームドゥ・グループを率いる岩井雅之氏は、これまでに何度も挫折を味わいながらも、そのたびに前より大きくなって再生してきた。農家の三男に生まれた岩井氏は、狭い農地で丹精込めて農産物を栽培し続け、農協の規格からもはずれてしまうような山間の中小零細農家に、配慮に満ちた温かな眼差しを向ける。岩井氏が生み出した「革命的」とすら呼ばれるさまざまなしくみも、そうした中小零細農家を助けたいという思いが、そもそもの発端になっている。
本書は、「農業には夢があり、おもしろい」と、いささかの迷いもなくアピールする岩井氏が行ってきた、さまざまなシステム改革やしくみの構築の軌跡をたどるとともに、農家の収入向上に大きく寄与する「ソーラーファーム(R)」の魅力や優位性を紹介する。
 

洋館家グループの挑戦

 

洋館家グループの挑戦

住宅業界の常識を変える三次元ネットワーク

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-449-5
初版発行:2018年12月7日

マイホームは、買う時代から借りる時代へ。
洋館家グループの、人と地域に寄り添う経営。

よく「マイホームを買って、一国一城の主になってこそ一人前」などと言われるが、本当にそうだろうか。「一生でいちばん高い買い物」であるマイホームを購入することは、喜ばしいことであると同時に、大きな不安を抱える状況に自分や家族を追い込むことにもつながる。長期にわたるローンの返済に追われるだけでなく、地震や火災などによる被害や資産価値の下落の可能性など、多くのリスクを背負うことになるからだ。
時代は変わり始めている。日本の総人口の減少を背景に、住宅の需給バランスに変化が現れるにつれ、住宅に対する国民の意識も大きく変容し、「理想は持ち家の取得」としつつも、住宅ローンの負担や、就労や勤務の状況、家族の暮らしなどを考慮し、賃貸住宅を志向する層が増え始めているのだ。
日本の住宅の価格は、世界の水準に比べて高い。そのうえ、たとえば転勤が決まったので、家を売って家族全員で新しい赴任先に引っ越そうと思っても、売却価格がローンの残債金額に届かず、ローンを精算することができないというケースも少なくない。それならばと、転勤が終わるまでのあいだ、持ち家を賃貸に出そうと思っても、すぐに入居者が見つかるとは限らないし、運よく借り手が見つかったとしても、住宅の維持費や税金がかかるうえ、賃貸による収入は月々のローンの支払いで消えてしまうというのが実情だ。
「持ち家に住んでいる人が地方や海外に赴任することになった場合、たいていの人は家族を残して単身赴任せざるをえないのが現状でしょう。しかし、住んでいるのが賃貸住宅なら、そこを引き払って家族一緒に赴任先へと引っ越すことも気軽にできるはずです」
と、賃貸住宅で暮らすメリットを説くのは、株式会社洋館家本店(本社:栃木県鹿沼市)を中心とする洋館家グループの、グループ統括最高責任者兼代表取締役である福田功氏だ。福田氏は、「借りるマイホーム」とも言える高品質で低価格の戸建賃貸住宅を、自身が率いる洋館家グループで提案する。
30年以上にわたり不動産業を営んでいた福田氏は、2つの問題を解決しなければならないという強い思いを常に抱き続けていたという。その問題とは、ひとつは「日本の住宅の価格は高すぎる」ということ、そしてもうひとつは、日本の木造住宅は償却期間が欧米諸国の住宅に比べて短いことから、「住宅が資産としての価値を持たない」ということだ。
この2つの問題を解決する手段として、福田氏は「三次元ネットワーク」という独自のビジネスモデルを生み出した。洋館家本店と関連会社が商品開発や資材の一括仕入れを担う「本部」となり、ネットワークの会員企業である「建築設計・施工会社」が施工し、同じく会員企業である「不動産業者」が販売や賃貸管理を行うというしくみだ。このしくみにより、洋館家グループでは、他社が建てる品質が同等の住宅と比べて、イニシャルコスト30%減を実現している。
本書では、「世界一高い」と言われる日本の住宅産業の改革を図り、住宅に対する消費者の意識を大きく変えるためのさまざまな試みを行っている洋館家グループの事業活動を紹介するとともに、「三次元ネットワーク」という独自のビジネスモデルを生み出したグループ統括最高責任者兼代表取締役・福田功氏の今日までの歩みをたどりつつ、その経営理念と住宅哲学に迫る。
 

グリーン・パワー

 

グリーン・パワー

芝生の力で日本に活力を!

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-448-8
初版発行:2018年12月3日

鳥取発、世界へ――。
緑の力が社会を変える!「芝生文化」推進への飽くなき挑戦。

日本における芝生の最大の生産地は茨城県で、その次が鳥取県である。鳥取県における芝の作付面積は日本全体の約15%に及び、出荷額も約21%を占める(農林水産省「平成28年花木等生産状況調査」)。これは、中国山地の最高峰であり、鳥取県のシンボルでもある大山の裾野に広がる火山灰土壌が、芝の栽培に適しているからだ。
その鳥取県の東伯町(現・琴浦町)で1963年に設立された鳥取県中部芝生生産組合を前身とし、いまや芝生ビジネス日本一の企業として異彩を放っているのが、本書で紹介する株式会社チュウブである。
芝生の生産は、ほとんどが個人農家で行われる第1次産業だ。しかしチュウブの事業内容は、芝生の生産、販売、施工、メンテナンスにとどまらず、ゴルフ場や公園施設の管理、運営、建設・土木関連事業、さらにはレストランの経営、生花や黒らっきょうの生産と販売など、多岐にわたる。芝生に関連する多様なビジネスを一貫体制でここまで展開をしている企業は、他に類をみない。
また、チュウブでは独自の研究機関としてチュウブグリーン研究所を設立し、芝の品種改良、各種資材および工法の研究開発、世界の芝の調査など、新しい技術や品種の導入にも積極的に取り組んでいる。なかでも特筆すべきは、アメリカのジョージア大学で開発された、世界最高品質との呼び声も高い新品種「ティフグランド」と「ティフスポーツ」の、日本での独占生産権および中国を除く東アジアでの独占販売権を手に入れたことだ。これらは、スポーツターフ(運動用地用の芝生)として「あらゆる面で優位性を持つ、究極の芝」と言われる。
芝生はニッチな市場とはいえ、生産だけでなく施工や管理などの関連ビジネスまで含めると、その市場規模は1000億円とも目されている。近年は特にグラウンドの芝生化が進み、スポーツターフの伸びが著しい。しかしながら、芝生が日本人の生活に浸透しているとは言い難く、欧米では広く認識されている芝生文化も、日本ではまだ馴染みが薄い。
芝生は、その機能性もさることながら、鮮やかなグリーンは見た目に美しく、心に豊かさや安らぎを与えてくれるものでもあることから、芝生ビジネスの国内トップ企業であるチュウブとしては、さまざまな事業活動を通じて、芝生をひとつの文化として日本人の生活に定着させることに力を尽くしていきたいという。
芝生関連ビジネスで突出した規模を誇り、地域貢献にも力を注ぐチュウブの事業活動を紹介するとともに、その経営理念やビジネス哲学、そして芝生にかける熱い思いに迫る。