『前立腺癌の増殖亢進を引き起こすWnt-5a』問題について

 
東京大学の記者会見発表概要:
東京大学分子細胞生物学研究所(所長:秋山徹)の核内情報研究分野の高橋さゆり(大学院生)と加藤茂明教授らは、抗男性ホルモン剤療法に抵抗性を示す前立腺癌において、高頻度で見出される男性ホルモン(アンドロゲン)受容体(AR)の遺伝子変異をマウスに導入したモデル動物を確立した。このモデル動物を用いて解析した結果、「Wnt-5a」という細胞外分泌タンパク質がAR 点変異体と協調的に作用し、通常は男性ホルモン遮断薬であるはずの抗男性ホルモン剤に応答して、前立腺癌の増殖亢進を引き起こすことを実証した。
(平成23年3月4日) 

前立腺がんホルモン治療はLHーRHアナログ(精巣系)、及び男性ホルモン遮断(副腎ホルモンを含む)の組み合わせ(MAB)が一般的であるが、抗男性ホルモン剤に応答して外分泌するタンパク『Wnt-5a』の異常発現が 耐剤性獲得や癌細胞増殖の原因としている。

細胞の突然変異(進化的)か細胞が元々獲得していた能力かは不明であるが、得られた情報によれば、ノックアウトマウス(免疫機能のない)では癌細胞増大はサイズで1.5倍と言われている。細胞数では約3倍の計算になる。ヒトでも同定可能となるのか・・・。
 
加藤茂明グループによる不正論文(捏造)疑惑がありますが、当論文は現在調査中との事です。(2012/4/8追記)

 

関連記事
 




Comments