療養記(7) 


 

2006年5月29日月曜日
 今日はどうにもやる気が出なくて、ずっと横になっていた。昼食をとるためにようやく2時前に起き出した。仰向けに寝ていると、鼻がうまく通って楽なのに、起き上がるといけない。昼間は床を上げたほうがいいのかもしれない。『死をどう生きたか』(日野原重明、中公新書)読了。この本にあげられている人たちのような立派な死に方はできそうもない。

 その後、手術費の公費負担と障害者手帳の申請のために市役所に行ってきた。今回かかった医療費(手術代)は2010,000円で、収入によって一部が公費から負担してもらえることになっている。一月くらいすれば結果が出る。対応していた生涯福祉課の職員が席を外された時に机の上に広げてあった僕の書類をのぞきこもうとした職員がいた。驚いて顔を上げると、その女性は僕の名前を呼び、「Mです」と名乗られた。中学校の時の同級生だった。僕がわかったことを理解した彼女は「すぐにわかりました?」とたずねるので「名前を聞いたらすぐに」と答えた。ファーストネームも覚えていた。僕のことは顔を見てわかったという。これからたびたび行くことになるだろうから、「よろしくお願いします」という。

 写真は散歩の途中で。亀山城の石垣がところどころ残っている。目に映るものが何もかも美しい。

2006年5月30日火曜日
 吉本ばななの『ひな菊の人生』を読んだら、焼きそばが食べたくなった。
 聖カタリナ女子高での講義を再開できたのは本当に嬉しい。看護専攻科に進学してから、学校をやめる学生が毎年いるのだが、彼女たちの先輩の話が励みになればいいのだが。 

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