療養記(43) 


 

2006年7月9日日曜日
 朝、起きたのはいつもより遅かったが、その後は仕事。自分では無理しているつもりはないのだが、しばらくすわっていると辛くなって横になることが多くなった。こんなことでもなければ入院前のように不眠不休で仕事をしてしまうのだろうが。疲れたら休むように、と岡田先生にいわれているので、すぐに仕事を中断するが、問題はいつ仕事を続けられなくなるか予測できないことである。こんなこともあって前はその日のうちに片づけていたことも、翌日にまわすことが多くなった。

 夜、息子と話す。8月に帰ってくるらしい。息子は僕と違って哲学でなく政治学を専攻しているが、このところ関心領域が近接してきたように思う。同じ本を二人が持っているということがこれは増えてくるだろう。僕が読んだのを送ればいいようなものだが、僕も手元に置いておかないといけないからである。

 僕の本を読んでくれたようだ。「なかなかの本だ」といっていたらしい。これまで僕の本を一度も読んだことがないのではないか。帰京したら感想をたずねてみたい。