検査入院(5) 


 

2006年11月8日水曜日【3】
 安静が解除になったものの検査前のように歩けない。最終的には朝医師に診てもらわないといけない。水筒に汲んでいたお茶がなくなっているのに気がついた。給湯器のところまでいけば入れられるのだが水筒を持って部屋を出ようとした時、とてもそこまで歩けないことがわかった。穿刺した傷口をかばうのか身体がまっすぐに立たない。こんなことでナースコールを押して看護師さんの手を煩わせるのもどうかと思ったが、やはり無理である。どうしたものかと思ったちょうどその時ワゴンを押して詰所に戻ろうとする看護師さんが僕の姿を認めて、代わりにお茶を入れてくださった。
 やはり検査結果はこたえているようだ。検査で疲れているのに頭だけが冴え冴えしている。今夜もこれを書いたらレンドルミンを飲もう。眠らずに起きていたら11時頃今井看護師が来室。明日は午前、午後二度点滴があり、午後のは栄養指導の後になるということを教えてもらった。退院は5時くらいになる。明日、娘の高校にきていた高校生たちの送別パーティが5時半からある。体調がよければ少しでも顔を出せたら、と思っている。学校は病院からわりあい近いところにある。しかしこれは明日にならないとわからない。昨日も今日も検査のために二食しか取れてなくて、空腹はことのほかひどい。
 止血してもらっている間、岡田先生と話す。一言でいえばカテーテル治療が危険な病変ということになるだろうか。安静が解除になった後の動画を見ながらの説明でも、ステント留置が不可能ではないが困難であるという説明を受けた。困難というのは手技的にではなく、狭窄部位の問題である。動画を見るとステントを留置したところの血流は確保されていて、4月にここが閉塞したのかと思うと感慨深いものがあった。問題の個所はそのステントを留置した個所の手前、#5との分岐部(ここは前回処置できなかった)、及び大動脈との分岐部#1。後者は今回多方面から写真を撮った。先に書いたように75%狭窄が見られた。先生の説明によれば、僕の心臓の動きは強いので心拍動下、内胸動脈を使っての冠動脈バイパス手術は可能であるという。考えることは多い。退院してからゆっくり考えよう。 

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