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情報の認知や意思決定といった認知科学の歴史は古いが、近年の脳機能及び生体情報計測技術の進歩により、実験装置や環境による束縛を低減し、日常の環境により近い条件においての計測が可能になってきている。本委員会では、そのような最新の計測技術を利用し、情報の認知から行動に至る機構を脳科学に基づき科学的に解明することを目的とする。その上で、得られた成果を医療福祉領域に活用するのみにとどまらず、日常生活の中で提示される様々な情報から適切な行動をとるための仕組みを考察し、適切で効果的な情報提示のあり方、しくみを考える。