第43回 孤独のバベル ~身体表現をともなう現代無伴奏声楽曲

工藤あかね

2017年4月21日(金) 19:00開演
この公演は終了いたしました

■ プログラム

● ジョン・ケージ: アリア(1958)

● カールハインツ・シュトックハウゼン: 一週間の7つの歌(1986)

● マウリシオ・カーゲル: バベルの塔(2002)より
イタリア語、英語、ドイツ語、ポルトガル語、ラテン語、日本語

● シルヴァーノ・ブソッティ: 声のための観念的バレエ「涙」(1978)

工藤あかね(ソプラノ)



現代音楽における声の可能性を切り拓いてきた工藤あかねさん。2016年8月にはサティの交響的ドラマ「ソクラテス」の4役をひとりで歌い分け、かつ演じ分けて見事な成果を生んでいました。また、松平あかねさんの名前で、音楽評論や楽曲解説での活動も注目されています。今回のプログラムでは、そんなマルチな彼女ならではの想像力あふれる時間と空間をお楽しみいただけるでしょう。


■ プロフィール

工藤あかね(くどう・あかね ソプラノ)

東京藝術大学卒業。身体表現を伴う先鋭的な作品に興味を持ち、シュトックハウゼン講習会で学ぶ。2011年のリサイタル《Secret Room》では、シュトックハウゼン「ティアクライス」にみずから振付を施し、同作に”踊るソプラノ版”という新たな解釈を拓いた。

2015年サントリー芸術財団「サマーフェスティバル」に出演。同年「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティヴァルVol.10」では、現代無伴奏声楽曲をモノオペラ風に縒り合わせるリサイタル「Secret Room Vol.2《布と箱》」を上演。

2016年にはサティの交響的ドラマ「ソクラテス」をバーチャルオーケストラと共に上演した。ピアノの藤田朗子とデュオ・タマユラとして活動し、ヴィエルヌ「憂鬱と絶望」、シェーンベルク「架空庭園の書」、メシアン「ハラウィ」等を手がけている。第一回 一柳慧 コンテンポラリー賞受賞。