編集、印刷に関わる基本的な知識から裏ワザまで、マニュアル本だけでは身につかない実践上のノウハウを、第一線で活躍するプロの講師陣から学べる創元社編集セミナー。第3回目は、第1~2回目に引き続き、キャリア約40年という大ベテランの組版職人、大石十三夫氏を講師に迎え、組版に適したテキスト編集の基礎知識を学びます。
セミナー概要
DTP組版に精通する大石十三夫氏を講師に迎え、制作者(組版担当者)の立場から、効率的かつクオリティの高い組版・編集作業を進めるうえで必須の知識を座学形式で学べるセミナーです。第3回目は、原稿をつくる側と組版をする側の双方に役立つ、効率的で賢いテキスト編集と原稿整理の仕方について、実例を示しながら解説します。
〔講師よりメッセージ〕
寄せられた原稿素材などを使って、実演しながらお話しします。例えば、段組みや対談形式、総ルビ、表組みや年表、突き出しインデント、字下げ、字上げなど、さまざまな体裁を例に、実際に組版作業を行いながら、好ましい入稿原稿のあり方を提示します。
★受講希望の方へ★
当日は、さまざまなテキスト実例をもとに、デモを行う予定です。
素材となる原稿を提出いただける方は、開催の3日前(6/8)までに、下記要領で原稿をお送りください。
・ファイル形式……Word形式(doc、docx)、またはテキストファイル(txt)、リッチテキストファイル(rtf)
・ファイル名……氏名を付けてください。例: 鈴木一郎.docx、Suzuki_Ichiro.txt等
・原稿送付先……「seminar@sogensha.com」までメール添付でお送りください。
・原稿枚数……1~2ページ程度(WordならA4)でお願いします。
〔内容項目の一例(予定)〕
・なぜ、こんなに手間のかかる原稿が寄せられるのか?
・InDesignによる表組みと、Excel入稿原稿のデモ
・ルビ、ユニコード文字、機種依存文字――WindowsとMac互換性の現在
・かつてタブーだった文字飾りは注意しながら使える
・それでも厄介な原稿を受け取った時の対処法
……など
開催概要
◎日 時 2016年6月11日(土) 14:00~16:00 (開場・受付は13:30から)★終了いたしました
◎定 員 40名(定員になり次第申込み締切)
◎受講料 3,000円 ※受講料は当日、受付にてお支払いください(要事前申込み)
◎会 場 創元社4階セミナールーム(大阪市中央区淡路町4-3-6)
〈最寄駅〉地下鉄御堂筋線・本町駅/2番出口より徒歩4分
御霊神社南側のセブンイレブン南向かい、6階建てビルの4階です。
講師紹介
講師 大石十三夫(はあどわあく主宰)
写植時代から最先端のDTP組版まで、キャリア約40年の大ベテラン。創元社での担当書籍は『米朝落語全集 全八巻』など多数。その組版理論や見識には全国的にフォロアーが多い。「なんでやねんDTP」というブログおよびツイッターでは、日本語文字組版に関する日々の疑問や基本的な考え方を発信しており、同業者は必見の内容。
「なんでやねんDTP」→http://d.hatena.ne.jp/works014/
講師紹介ページ→http://503dg.jp/hardwork