2年前にもありましたね。懲りてないようですね。

最後に頼れる役所が国税局だとは、驚きました。

以下の文面に「阪急電鉄に対する出向社員の人件費など約10億円を経費計上していたが、国税局は、阪急電鉄を支援するための「寄付金」に当たるとして経費計上を認めなかった」、
返すがえすも、出向者の子会社でのドンチャン騒ぎを目の当たりにして、羨ましかったものです。
出向者とプロパー社員(子会社採用の社員)の人件費が同じ経費処理されていた点に問題があったのですね。
子会社では、社長、役員、経理、人事、全員が出向社員でした、全ての交際費、出張費、宴会付きの研修、等を自由自在に使いまくっていました。

でも、それは、今からは「寄付金扱い」になるのですね。会社が赤字になったり、赤字になる原因と考えられる時、寄付金を積み上げる(無制限な出向社員の受入れ)のは許されないことになるのでしょう。損金算入ができないということにも関係します。

もう一つ、「ただ、これは軽微な経理ミスにすぎないとの判断から、単なる申告漏れとみなされた。」、この部分は、国税局の温情ですね、いくら国税局といえども大口の納税者の生死にかかわる金額の提示(悪質な脱税としての告発)は控えたのでしょう。
死なばもろとも(行政の限界)ですからね。

しかし、有価証券報告書での監査報告書の信頼性が落ちる(温情を期待できない)のが心配です。ミニチュア株主(30000円)でもありますので。

出向者人件費が寄付金として損金算入できず課税されると、また一人、プロパー社員の犠牲者が出る(原資が減る)のでしょう。ホールディングさんにとっては痛くも痒くもない、といったところでしょうか。



2011年8月 4日

 阪急電鉄や阪神電鉄の持ち株会社「阪急阪神ホールディングス」(阪急阪神HD、大阪市)が、大阪国税局の税務調査を受け、平成22年3月期までの5年間で、約15億円の法人所得の申告漏れを指摘されていたことが3日、分かった。このうち約1億円は阪神電鉄やその子会社の経費計上をめぐり、悪質な仮装・隠蔽(いんぺい)を伴う所得隠しと判断された。懲罰的に課される重加算税を含め、約5億円を追徴課税(更正処分)されたとみられる。阪急阪神HDは指摘に従い、すでに納税を済ませたという。

 関係者によると、子会社の阪神電鉄は、鉄道関連の工事で支出した地元対策費約3千万円を経費に潜り込ませていたが、国税局は、交際費を経費に見せかけたものと指摘。

 また、阪神電鉄の子会社「ハンシン建設」では、業績に連動して支払う決算賞与の額が確定していない段階で、すでに賞与が総額約7千万円と確定したかのように書類を改竄(かいざん)し、過大に経費計上していた。国税局はいずれも、所得を少なくみせかけるために行った悪質な所得隠しと判断した。

 一方、阪急阪神HDグループ全体で、阪急電鉄に対する出向社員の人件費など約10億円を経費計上していたが、国税局は、阪急電鉄を支援するための「寄付金」に当たるとして経費計上を認めなかった。ただ、これは軽微な経理ミスにすぎないとの判断から、単なる申告漏れとみなされた。

 阪急阪神HDの広報担当者は、産経新聞の取材に対し「国税当局の指摘を真摯(しんし)に受け止め、再発防止を図っていきたい」と話している。

(2011年8月 4日 09:06)




 阪急阪神ホールディングス(HD)=大阪市=が大阪国税局の税務調査を受け、2010年3月期までの5年間で約15億円の申告漏れを指摘されたことが3日、分かった。

 うち約1億円は仮装隠蔽行為を伴う所得隠しと認定された。追徴税額(更正処分)は重加算税を含め約5億円で、既に全額納付したという。

 関係者によると、子会社が業績に応じ社員に支給する「決算賞与」をめぐり、国税局は、不適切な経理処理があったとして所得隠しを指摘した。

2011/08/04 03:02   【共同通信】






阪急阪神HD、約10億円の申告漏れ

日テレNEWS24

阪急阪神HD、約10億円の申告漏れ

< 2009年11月30日 22:02 >


 「阪急電鉄」と「阪神電気鉄道」を傘下に持つ「阪急阪神ホールディングス」が、大阪国税局から約10億円の申告漏れを指摘されていたことがわかった。

 関係者によると、阪急阪神ホールディングスは昨年度までの3年間、資産に計上するべき電車の部品を少なく見積もったなどとして、約10億円の申告漏れを指摘されたという。また、阪急電鉄と阪神電気鉄道が、「廃棄や修理が必要」として資産に計上しなかった架線などの部品については、大阪国税局から「棚卸し資産として計上すべき」とされ、申告漏れのうち5億円は所得隠しであったと指摘されている。

 阪急阪神ホールディングスは「ご指摘を真摯(しんし)に受け止め、納税を済ませた。再発防止のため、徹底を図っている」とコメントしている。