『ジェネシス・オン・ア・チップ~誰も書かなかったもうひとつのメガドライブ史』告知ページ

ようこそ、メガドライブの「裏歴史」へ。

メガドライブ30周年記念に登場する「メガドライブ ミニ」(仮称)。

はたしてその中身は、どのようなものになるのでしょうか?

まじめに考察していくと、思いもかけない複雑怪奇な歴史と出くわすことになります。

それは、メガドライブの全機能がひとつのチップに集約されていくまでの物語。

通称「ジェネシス・オン・ア・チップ」を取り巻く20年にわたる秘史なのです。

公式、公認、違法クローン───1チップ・メガドライブの開発には、三つの方向からアプローチが行われました。本書はそれぞれの成立経緯や、謎に満ちた海外特殊市場におけるメガドライブの動向を追い、来るべき「メガドライブ ミニ」がどこから来てどこに行くのかを考察しています。

目次:

5. メガドライブ基板について

1チップ化の進展

7. YM2612対YM3438

9 ビデオエンコーダ

10. 海賊版メガドライブの誕生

11. 台湾市場における互換機

12. 台湾から世界へ

14. 中国大陸の互換機メーカー

17. 海賊版メガドライブの内部

19. 誰がチップを作ったのか

20. 初期互換チップの完成度

23. 海賊版市場の衰退と発展

26. セガ版「デンディ」

27. ビットマン・カンパニー

29. 第2世代互換チップ

30. MD270の仲間たち

34. 1チップに到達したSM801

35. 炬力集成の謎

38. TECTOY-580G の正体

39. TECTOY-580G の互換性

41. TCTシリーズの発展

42.「海賊版」と「非公認」

43. 消滅する権利・しない権利

44. プラグ・アンド・プレイ

47. アットゲームスの台頭

48. RedKid 始動

49. RedKid の真なる狙い

50. RedKid2500 の理想と現実

やればできるRedKid2500

51. エミュレーションへの移行

52. 「メガドライブ ミニ」

55. 巻末特別インタビュー:羅森堯

以下は本書のサンプルです。

※ページ下にPDF版も用意しています。

【その1】

【その2】

【その3】

B5版60ページ。2018年5月20日「ゲームレジェンド28」にて初売。当面はCOMIC ZINおよびBEEPにて店頭販売・通信販売も行っております。

※なお即売会では数量限定で各種1チップ・メガドライブおよび関連チップの特別頒布も行っています。