不用品回収業者は違法操業の可能性が非常に高いです。利用しないでください。

「不用品回収業者」とは

・スピーカーで「こちらは廃品回収車です」などと大音量で宣伝しながら家の周りをトラックで巡回する。
・家のポストに「不用品・粗大ゴミ回収・遺品整理」などと書いたチラシを投函する。
・空き地に「無料回収」などと書いた看板やのぼりを立てている。
以上のような業者の事です。
家庭からのゴミ収集は役所の収集事業および役所から業務委託された一般廃棄物許可業者しか行ってはいけません。
 →不用品回収業者情報をまとめたようなサイトで「無許可営業は違法、でもここは大丈夫」といった説明がありますが
、客観的な記事を装ったステルスマーケティングであり、誘導先も無許可営業ですので騙されてはいけません。

ちょっと待って!廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用していませんか?(環境省)
http://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html


チラシ「その廃家電、違法な不用品回収業者で処分していませんか?」(消費者向け) [PDF 1,170KB]
チラシ「無許可での廃棄物の不用品回収行為は重大な犯罪です!」(回収業者向け 日本語) [PDF 1,284KB]



【参考】横浜市一般廃棄物許可業協同組合:
拡声器で町内を回る業者は違法業者です!違法業者追放

http://www.yokohama-ippai.or.jp/illegal.html

ごみ処理に関する違法行為
  • 地域の一般廃棄物収集運搬行の許認可をもたない業者。
    横浜市には横浜市の許認可が必要です。
    ごみの処分はその地方自治体の清掃工場にて処理することが義務付けられており、他の市町村で発生した一般家庭ごみを住所と違う場所への移動や他の地域の清掃工場などに持ち込むのは違法です。
  • 一般廃棄物収集運搬業の許認可をないにも関わらず有償にて処分を引き受ける片付け業者は違法です。
  • 家庭の粗大ごみのタンスや机などを処分した際に木屑は産業廃棄物という産業廃棄物収集運搬業者は違法です。
    産業廃棄物は建物の増築・解体や商品の生産をする上で発生するごみを指します。
  • 家庭ごみ全般はすべて一般廃棄物の処分方法と同じ処理方法になります。
    また、産業廃棄物収集運搬業の許認可を持つ業者が家庭ごみの直接処分を請け負うことや、これらを回収すること自体が違法です。
  • 古物商や産業廃棄物収集運搬業などの許認可がないのかかわらず買取や処分を行う処分業者は違法です。
    無料で引取ったり商品の買受けをする業者がいますが、これらは古物商や産業廃棄物収集運搬業の許認可が必要になります。
    特に家電品の処分を処分業者に依頼する場合は、家電リサイクル法にのっとった収集運搬業者へ依頼するか、産業廃棄物収集運搬業の許認可を持つ業者に依頼してください。
    無料・買取で引き取ってもらう商品である場合は古物商の許認可を持った業者に引き取ってもらう必要があります。

JARO(公益社団法人 日本広告審査機構)による注意喚起

不用品回収サービスの広告の留意点は?

http://www.jaro.or.jp/ippan/bunrui_soudan/seisou_kaisyu01.html

警視庁 環境犯罪 悪質な廃棄物事犯
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/anzen/kankyo.html

大音量のアナウンスは日本が放置している騒音問題です

商業宣伝等の拡声機放送に係る騒音の規制等対策について(1989年旧環境庁大気保全局特殊公害課より)



不用品回収業者に依頼してはいけない理由

1,無料と言いながら運搬料・リサイクル料など多額な別の料金を請求しトラブルになっている。
国民生活センターの注意喚起
http://www.kokusen.go.jp/news/data/sn-20071220.html

東京都生活総合センターの注意喚起
東京くらしねっと

【事例1:無料と思って呼び止めたら、後で有料と言われた】

「不用になった家電製品等を無料で回収する」とトラックでアナウンスしていた業者を呼び止めて、テレビの回収を依頼。家に来た業者は「回収費用は 2000円かかる」と言った。「無料と言っていた」と言っても、「全て無料と言う訳ではない」と威圧的に言うので断れず、2000円を払って回収してもらった。領収書も渡されなかった。

【事例2:無料と思って頼んだら、車に積んだ後で料金を請求された】

「こちらは無料回収車です。お困りの粗大ゴミはありませんか」と廃品回収業者が回ってきたので自転車、石、カーペットなど結構な量を出した。次々と車に積んだ後、電卓を取り出したので「えっ、有料」と驚いて言った。リサイクル料金はかかると言われ仕方なく2万500円を支払った。

【事例3:車に積んだ後で、見積りの2倍以上の料金を請求された】

チラシに「見積り無料」とあったので電話をして来てもらったところ、引取りに10万円位かかると言われたが詳しい説明は無かった。品物は折りたたみベッドや本箱、パソコン、食器、キーボードなど15点位。全部運び出し、業者の車に積み込んでから「思ったより多かったので全部で23万円になる」と言われた。引越しを控えていたので今さら断れないと思い、納得できないまま全額支払った。領収書はあるが見積り書はもらっていない。

【事例4:業者が回収した物が不法投棄されていた】

「不用品回収します」と訪問され、パソコンディスプレイと自転車を渡して処分代金1500円を払った。後日、回収品が道路脇に捨て去られていた。
処理料金を取って、家庭から出る粗大ゴミを収集できるのは行政と一般廃棄物収集運搬許可を持っている業者だけです。そうでない業者は、無許可営業となり廃棄物処理法に違反し刑罰対象になります。
※家庭から出るごみは、全て一般廃棄物と分類されます。
※チラシにはほとんど産業廃棄物の許可、古物商の許可が書かれていますが、それらは一般廃棄物(家庭ゴミ)を有料回収できる許可ではありません。

2,使用済みの家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/乾燥機)については、家電リサイクル法(平成13年4月施行)により小売店が収集しメーカーがリサイクルをする義務が課されています。消費者が適切なリサイクルに協力する事で家電に含まれるレアメタルの国内リサイクルが進みます。

3,不用品回収業者が回収した家電製品は、海外へ流出し不適切な処分がなされている可能性があります。家電製品はフロン、鉛や砒素などの有害物質を含むため、処理の方法が特別に法令で定められています。不用品回収業者に処分を依頼する事によってリサイクルとは正反対に環境汚染に繋がってしまいます。
詳しくはこちらへ 
http://www.env.go.jp/council/03haiki/y0311-20/mat08.pdf

なにが廃棄物になるのでしょうか?
家庭から出るゴミは基本的に全て一般廃棄物です。また、ジャンク品としても取引できる家電について、以前は判断をするのが難しい状態でしたが、平成24年3月19日より環境省が以下の通り定めました。
1,家電4品目(洗濯機・乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫、テレビ、エアコン)について。
 1-1,中古品としての市場性が認められない場合(年式が古い、通電しない、破損している、リコール対象製品である等)、又は、再使用の目的に適さない粗雑な取扱い(雨天時の幌無しトラックによる収集、野外保管、乱雑な積上げ等)がなされている場合は、当該使用済特定家庭用機器は廃棄物に該当すること。
 1-2,廃棄物処理基準に適合しない方法による分解、破壊等の処分がなされている場合は、脱法的な処分を目的としたものと判断されることから、占有者の主張する意思の内容によらず、当該使用済特定家庭用機器は、廃棄物に該当すること。
2,特定家庭用機器以外の使用済家電製品についても、無料で引き取られ又は低廉な価格で買い取られる場合であっても、直ちに有価物と判断されるべきではなく、総合的、積極的に廃棄物該当性を判断されたいこと。
この定義が適用される家電製品は今後増える予定です。

廃棄物処理法違反(不法投棄/未遂含む・無許可)の罰則
5年以下の懲役若しくは1000万円の罰金またはこの併科
※法人については3億円以下の罰

同法違反の無許可業者への委託などの罰則
5年以下の懲役若しくは1000万円の罰金またはこの併科

もしも金品のやり取りをしてしまったら
警察へ被害届を出すか、国民生活センターなどに相談しましょう。払った額が1円でも立派な被害です。上記のように厳密には委託者にも罰則がありますが、不用品回収業者関係では罪を問われた例はありません。その点は安心してください。
また、今後は一切利用しないで下さい。
出したゴミはどこでどう扱われるか分かりませんし、払ったお金は裏社会を含めてどこに渡るか分かりません。

【参考】環境省:いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル

http://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle.html
動画
http://www.youtube.com/watch?v=4vQTE1rqhx0&feature=youtu.be