メカや電気のシミュレータ    fulico+  v3.04

振り子の運動、リンク機構、モータ駆動など、機械系や電気系の動きを精度良くシミュレートする実用的なソフトです。
ヨーヨーや起上がり小法師など、身近にある物の動きを始め、モータの動きや制御系なども容易にシミュレーションできます。
技術支援ソフトに興味のある方、理工系の学習や教育支援、機構や回路の構想設計、メカトロや制御系の予備設計などにお勧めします。

planey は、入力用の窓で、系の初期配置や要素のデータを設定します。
fulico+ は、出力用の窓で、系の時間的な変化を計算して、動き、力やトルク、パワー等を出力します。

要素の種類は、次の通りです。
(1) 機械要素 : 剛体、梁、スライド
          ばね、 質量、 歯車、 チェーンベルト、 滑車、 ストッパ(スティック・スリップ)、 車輪、 位置、 力、 dcモータ
(2) 電気要素 : 電圧源、 電流源、 抵抗、 キャパシタ、 インダクタ、 ダイオード、 MOSFET、 オペアンプ、 DCモータ
          パミアンス、 マグネット、 ギャップ、 コイル

入力ファイルの例として、次のようなサンプルを添付しています。
  ・振り子 ・二重振り子 ・ばね振り子 ・共振 ・ニュートンのゆりかご衝突振り子) ・梁と座屈 ・起き上がり小法師 ・スライドクランク
  ・ホーキンス(チェビシェフ) ・楕円 ・摩擦 ・遊星歯車 ・楕円コンパス ・ブリカード ・サイクロイド振り子 ・段差乗り越え ・リンク歯車
  ・振り子の波 ・ワットのリンク ・ロバーバル機構 ・ポーセリエの直線 ・パンタグラフ ・偏心カム ・ヨーヨー ・滑車と輪軸
  ・倒立振子(制振、振れない振り子) ・Hブリッジ(パルス巾変調) ・ウィーンブリッジ ・ブラシレスモータ(進角調整、弱め界磁

・バージョン情報
本ソフトの最新版は、V3.04 です。 ファイルは、次のリンクにあります。( IE でも Chrome でも、支障なくダウンロードできます 
fulicop304.zip (2017年10月27日付け)    534KB       ダウンロード

次のVector のページからダウンロードすることもできます。( ページの更新は、公開日から数日後になりますので、版を確認してダウンロード下さい )
 fulicop304.zip (2017年10月27日付け)       メカや電気のシミュレータ  fulico+

ダウンロードファイルの展開手順は、次のとおりです。
 ・ダウンロードした zip ファイルを右クリックしてメニューから 「プロパティ」 を選択し、[ブロックの解除] と [OK] をクリックする。
 ・zip ファイル を右クリックし、メニューから 「すべて展開」 を選択する。
 ・展開先を確認し、[展開] をクリックする。 (分かり易い展開先として、デスクトップをお勧めします)

展開した後、 readme.txt の内容をご確認下さい。
試用時は、保存メニューがグレー表示されて、選択が制限されます。 (ライセンスキーにより制限が解除されます)
旧版をご試用の場合は、旧版のフォルダを削除して、新版と差替えて下さい。


・基本操作
入力ファイルのサンプルを開くには、planey.exe をダブルクリックし、ファイルメニューの「開く」をクリックしてファイルを選択します。
或いは、ファイルを右クリックで 「コピー」 し、planey.exe を右クリックして 「貼り付け」 ます。 また、ファイルドラッグ&ドロップしても良いです。

planey から fulico+ を実行する際のメニューとして、次があります。

[計算]は、入力ファイルを計算して出力します。 先に計算した窓がある場合は、同じ窓に出力します。
[別窓]は、入力ファイルを計算して別の窓に出力します。 先の出力を残して、比較したい場合に選択します。
[手動]は、系の時間と同じ速さで計算を続けます。 右クリックで時間を止め、マウスで節を動かすことができます。
[初期ck]は、初期の時点(系の時間の初め)のみ出力します。 (要素を増やす時などに、配置やデータをチェックします)

fulico+  のタイトルバーに[計算中]の文字が表示され、計算が終ると結果が表示されます。
ツールバーに、次のようなボタンがあります。
[>_ ] は、時間が進むときの動きを表示します。          [ _<] は、時間を巻戻すときの動きを表示します。 
[>>] と [<<] は、10コマ飛びの早送りになります。 ([>>]は、計算中も有効です )

これらのボタンは、マウスカーソルで押している間、有効です。
ボタンを押したままマウスカーソルをボタンの枠外にずらすと、ボタンを押放しにできます。

[|_ ] は、初めの時点を表示します。既に初めの時点にある時は、終りの時点を表示します。
このボタンを押放しにしておくと、[>_ ] 又は [>>] を押放した時に、終りから初めに戻り、繰返し表示します。

ボタン操作の他に、座標上でマウスの左ボタンを押すと、時間カーソルは、マウスカーソルから遠ざかる方向に移動します。
マウスカーソルを時間カーソルに接すると、時間カーソルを動かすことができます。 これにより、系の動きとグラフの対比が容易にできます。

[ G ] は、グラフの表示をON/OFFします。               [ N ] は、節のid番号の表示をON/OFFします。
[ F ] は、力の表示をON/OFFします。                    [ E ] は、要素の表示をON/OFします。
[ & ] は、残像をON/OFFします。
[閉じる] は、タイトルバーの右端にある[X]と同じで、出力の窓を閉じます。

残像を ON にすると、グラフは OFF になります。また、グラフを ON にすると、残像は OFF になります。
グラフが OFF の時、時間カーソルは、上端のみが表示されます。

マウスホイールを回すと、マウスカーソルの示す位置を中央に移し、距離のスケールが変わります。
窓の下方にある破線より下でマウスホイールを回すと、力などのスケールが変わります。

マウスの右ボタンをクリックすると、次のようなメニューが出ます。

[同尺] は、距離のスケールを planey の表示と同じ値に戻します。
[元尺] は、距離のスケールを元の値(.vc で設定した値)に戻します。
[元力] は、力のスケールを元の値(.vc で設定した値)に戻します。
[中断] は、計算を途中で止めて、出力します。

 fulico+ の実行は、続けてできますが、計算中の場合、待つようにメッセージが出ます。
最小化した出力の窓 (タスクボタン) は、8コまでタスクバーに残すことができます。
条件を変えて計算する時など、タスクボタンをトグルして、窓を切換えて比較します。

出力の窓を閉じる時は、上記メニューの他、タイトルバーの右にある [ X ] 、或いは、タスクボタンを右クリックして[閉じる]を押します。

・ご使用のヒント
 ○ データ欄で、一行の範囲を選択する場合、行頭からカーソルを動かすと改行が含まれます。 行末の方からカーソルを動かすと、改行を除いて選択できます。

 ○ データにパラメタを付加する場合、右クリックのメニューから選択できます。 使用中のパラメタには、チェックマークが付きます。

 ○ データを変更した時に、「初期に収束しない」のエラーが出ることがあります。
  エラーの原因が不明な時は、そのデータに m-2 を付加して試して下さい。 これにより、そのデータは初期において 0. になり、収束し易くなることがあります。

 ○ 初期チェックにおいて 「節が空」のエラーが出ることがあります。 また、計算の途中において 「収束しない」 のエラーが出ることがあります。
  これらのエラーの原因が不明な時は、節0に微小な質量や慣性モーメントを付加して試して下さい。 (節0に付加すると、全ての節に付加することになります)
  実際の系において、要素(節)は多少なりとも質量を有しますので、シミュレーションにおいてもこの状況を反映することになります。


・ライセンスの手続き
本ソフトをご試用頂いた後、継続してご使用頂ける場合は、ライセンスキーを入手して制限を解除して下さい。
手続きと代金のお支払については、Vector のシェアレジサービス をご利用下さい。

本ソフトを試用すると、本ソフトを展開したフォルダに「touroku_yo.txt」という名のファイルが出来ます。
発行されるライセンスキーは、このファイルが作られたパソコン専用になります。 
このファイルを開いて、中身のテキスト(2行あります)を全てコピーし、シェアレジの通信欄にペーストして下さい。

ライセンスキーは、「key_code.txt」 という名のファイルでお送りします。
このファイルを、本ソフトを展開したフォルダにコピーして下さい。その後、本ソフトを実行すると、制限が解除されます。

登録済のパソコンで本ソフトを最新版に差替える場合は、入手した「key_code.txt」 を、最新版を展開したフォルダにコピーして下さい。


・参考
 ○ マイコンピュータのフォルダオプションを設定して本ソフトを実行する場合
  デスクトップは長いフォルダ名のため、パスを含むファイル名と共に、引数についても "%1" のように引用符を付けて下さい。

 ○ 計算速度が遅く感じられる場合
  コントロールパネルからの設定で、「パフォーマンスを優先する」 ことにより、計算に要する時間 ([計算中]の表示が出る) が短くなることがあります。

 ○ エディットやボタンの枠が分かり難く感じられる場合
  コントロールパネルからの設定で、画面のデザイン(ウィンドウとボタン)を 「Windows クラシック スタイル」 にすることで、見易くなることがあります。


・お問い合わせ、連絡先
次へメールして下さい。 件名は、 「 ソフトの件 」 として下さい。


・更新履歴
Ver.2.95    2017/01    メッセージの内容を一部変更。
Ver.3.00    2017/09    参照項の追加。
Ver.3.04    2017/10    パラメタ入力の簡略化。 データ項目を一部追加。