2020年春通信 フリースクール「カシオペア」ご案内 ◇◆◇最近の様子です◇◆◇ 2020年4月、小・中学生5人が火曜日、水曜日に利用しています。利用は月2回、月3回、月4回とさまざまです。ほぼマンツーマンで学習と気分転換を行っています。 学習内容は本人の理解に合わせます。中学生の子でも小4あたりから取り組む子は多いです。1回10分程度の短時間学習、卓球やカードゲームでのリフレッシュを交互に行って、学習をどんどん進めます。 ◆開設趣旨 障害のあるなしに関わらず、小中学校に通う中で、学習や集団生活、人間関係などでうまくいかなくなる子がいます。 少人数の中で受け入れられ、その子に合わせた配慮、サポートを受けて、学習やレクレーションで「できた」「わかる」「楽しかった」という小さな成功体験を積み重ねることは、その子の自信につながると思います。家族以外の小集団の中で認められる経験は誰にでも必要です。相談・見学・体験は初回無料(1時間)です。LD、ADHD、ASD(自閉症スペクトラム)など発達障害のある子も支援します。 ◆対象 小学1年生~中学3年生(高校生も可です)
◆担当 中久木俊之(略歴後述)
◆開設日時 火曜日 10:00~12:00 13:00~15:00 15:00~17:00 等 水曜日 13:00~15:00 15:00~17:00 等
◆クラスと担当 火曜日午前 中久木、小林
火曜日午後、水曜日午後 中久木
◆基本スケジュール(午前クラスの例)
10:00 登所 あいさつ
10:05 セッション① 学習1(10分)
10:15 セッション② レクレーション卓球
10:20 セッション③ 学習2(10分) 10:30 セッション④ カードゲーム 10:40 セッション⑤ 学習3(10分) 10:50 セッション⑥ 卓球 10:55 セッション⑦ 学習4(10分) 11:05 セッション⑧ カードゲーム 11:15 セッション⑨ 学習5(10分) 11:25 セッション⑩ 卓球 11:30 セッション⑪ 学習6(10分) 11:40 1日のまとめ 記録用紙記入
11:50 保護者の方へ本日の報告
12:00 退所
◆費用 利用料 1回3,500円(2時間。ただしマンツーマンの場合は1時間30分。内容の密度が濃くなり、本人が 疲れてしまうことがあるため) 登録費 1か月500円。フリースクール報告書1,000円。月3回12,000円、月4回の場合15,500円。 欠席のご連絡は3日前までに連絡いただければ振替OKです。
◆学習 お子さんによって、学習とレクレーションを交互に10分×11回と小刻みに区切って、気分転換をはかりながら学習をします。 本人が今、できることを重視し、必要以上に負荷をかけないようします。 算数(数学)は、その子の課題(理解につまずいているところ)の少し前から学習をして、「わかる」「できた!」気持ちを大切にして進めていきます。 小4の算数、筆算の細かいルールの習得が課題となっている子は多いです。できるところは飛ばしていくので、思っているより、どんどん進むことがあります。 国語は、小学4年以降、急速に増えていく言葉の概念の理解が、その子の思考力、文章題の理解力、対人関係の理解力に大きく影響するので、重視しています。 お子さんによってねらいが変わるので、行う内容も変わります。本人の興味や意向によっては別の教科もOKです。 教材はご持参いただく教材でも、当方で用意する教材でもOKです。 刺激の少ない環境で、本人の学習に寄り添い、様子を観察し、月に1回、報告書を作成します。 ◆レクレーション ウノ、トランプなどのカードゲーム、ミニ卓球、絵を描く、おしゃべり、外の景色を見るなどして、気持ちを切り替えます。 遊びや会話、運動は気分転換にとても有効で、次の学習に取り組みやすくなります。 ◆効果 現在来ている子は、長い子は2年半、短い子は3か月です。変化はそれぞれあります。 小4の算数から始めた子で中3の数学に取り組んでいる子 分数がわかるようになった子 気分転換が上手になった子 漢字小テストで点が取れるようになった子 本読みが上手になった子 本を読むようになった子 成績が伸びて進学先が1ランク上になった子 会話をしながら学習への集中が持続するようになった子 卓球が上手になった子 自信がついて学校でのトラブルが減った子など さまざまです。 フリースクールでの時間は不安、ストレス、学習の負荷を適切にコントロールして、最後は楽しく終わるようにしています。 当日の記録と、月1回お渡しする報告書を学校に提出すると出席日数になることが多くなりました。 ◆持ち物 筆記用具、水筒 電子ゲーム機や携帯電話、スマートフォンの持参はOKですが、学習中は使えません。 使えるのは、開始前と終了後です。ただし学習に使う場合は使用OKです。
相談および見学・体験 ◆日時 火曜日 12時~13時、水曜日 12時~13時、15時~16時など。(要予約、別の日時も調整次第で可能)
お子さんと一緒にお越し下さい。保護者のみの相談もOKです。末尾のシートでファクス、もしくはメール、電話にて ご連絡下さい。無料です。 特別支援教育支援員養成講座
2010年春から2019年秋まで、春と秋の2回の計20回、7日間14講座を当法人とディスレクシア協会名古屋で開催。「発達障害とは」「視機能」「感覚統合と作業療法」「学校見学」「心理検査」「ロールプレイ」など東海地方の専門家の先生の協力を得て行っている。これまでに、707人が修了しました。名古屋市をはじめ、多くの市町村で支援員として活躍されている人がいます。保護者も支援者も、多角的な学習を通じて、困り感をもつ子に寄り添う支援を高めていくことがねらいです。
中久木俊之 略歴 1988年~2006年、朝日新聞厚生文化事業団職員として発達障害や不登校の小中学生が自己肯定感を育てる「アサヒキャンプ」を担当。2007年NPO法人アサヒキャンプ名古屋を立ち上げ活動を継続。2010年から春と秋に子ども支援室カシオペア「特別支援教育支援員養成講座」を開催している。細かく観察し、その子に合わせた適切な支援をして、本人が自己肯定感(セルフ エスティーム)を高めていくことに強い関心がある。このフリースクールは2015年4月から開始。
連絡先・所在地 〒456-0024名古屋市熱田区森後町7-14沼田ビル3階 NPO法人子ども支援室カシオペア 電話052-228-0842 FAX052-228-0846 kodomosien@gmail.com 交通:地下鉄神宮西駅①出口徒歩1分 JR熱田駅徒歩5分 名鉄神宮前駅徒歩10分 コインパーキング近隣にあり
FAX052-228-0846(もしくは郵送。メールでお申し込みの場合は、必要事項の記載があればOK) フリースクールカシオペア宛 2020年 月 日記入
フリースクール「カシオペア」問合せ用紙 ふりがな ◆生徒氏名
◆学校名 立 小学校・中学校 年 組(通常学級・特別支援学級)
◆保護者氏名 保護者携帯 - -
◆住所 〒 -
◆自宅TEL - - FAX - -
◆Eメール @
◆問い合わせ内容
□ 相談 □ 見学 □ 体験 □ その他
内容(自由にお書きください)
◇◆希望日時 第1希望 月 日( ) 時 ~ 時
第2希望 月 日( ) 時 ~ 時
◆お知りになりたい内容、相談したい内容であてはまるものがあれば○をつけて教えて下さい。
□ 通っている子の学年など
□ 学校への連絡、出席日数になるかとうか
□ 学習内容とレクレーション内容
□ どの程度で変化が出てくるのか □ これまでに出会ってきた子の変化と進学について
□ フリースクールのルール □ 指導者について
□ どの程度、対応、配慮できるのか □ 午後の時間も可能か
□ 特別支援教育支援員養成講座について
□ アサヒキャンプ名古屋の活動 http://asahicamp-nagoya/ □ その他(自由記述 空いているスペースに記入)
|