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RO(逆浸透膜)浄水器を設置してみた

2011/04/28 15:51 に 小林哲也 が投稿   [ 2012/01/06 19:17 に更新しました ]
先日、緊急輸入したRO(逆浸透膜)浄水器を設置してみました。
ビルトインタイプを購入した為、キッチンカウンターに穴を開けての設置ですが、見た感じも良く仕上がっています。
一部、設備業者に入ってもらいましたが、条件が良ければ十分素人でもDIY可能なほどシステマティックな商品です。
これを参考に皆さんもチャレンジしてみてください。

■必要な工具

電動ドリル(日曜大工用の安いのでOK)
ホールソー キッチンカウンターがステンレスか人造大理石かに因りますが、今回は人造大理石でしたので木工用の600円程度を購入
ドライバー 柄の長いのが必要
ウォータープライヤー
レンチ

日本人は住宅のメンテナンスを業者任せにする人が多いですが、これ位は持っていても無駄にはなりません。
この機会に揃えちゃいましょう。
プロ用は必要ありませんので近所で揃えても1万円は掛からないと思います。

■取り付け箇所

我が家のキッチンはすでにビルトインタイプのクリンスイ(中空糸膜浄水器)が組み込まれています。

また排水部分にはディスポーザーもあり、すでにかなり複雑な状態。

映っていませんが、右側には米びつもあり、RO浄水器の設置場所は自ずから決まってしまう感じ。

他の機器のメンテナンスの邪魔にならないようにしなければなりません。

固定するのはフィルター部分のみで、タンクは移動可能みたいです。


とりあえず、仮置きするとこんな感じ。



■設置

蛇口の取り付け箇所は他の蛇口や窓の開閉に邪魔にならないように慎重に決めていきます。

実際、カウンターに穴を開けるのはかなり勇気が必要でした。

失敗は許されない。

今回は1 1/4"(約32mm)の穴を開けます。

最後は気合いだぁ!






ドリルは回転数可変がやり易いでしょう。

一気にやると熱を持ってしまいますので、少しずつ進めます。

焦りは禁物。





蛇口をカウンターに組み込む前に配管をセットします。

色分けされていますし、径もすべて異なりますので間違えることはありません。

この辺は多国籍民族の国。

文字が読めなくても作れるようになってますからご安心を。












では入れてみましょう。

固定用の羽があり、一旦挿入すると抜けませんからご注意を。


ドライバーで上からねじを回すことにより、先ほどの羽が上がってきて、カウンター下部を締め付ける構造。
きっちり回して固定します。


固定できたら、吐水口を差し込んでお仕舞い。

華奢で本当に差し込むだけですが、ダブルにOリングが付いており、また水圧もたいしたことが無いので大丈夫なのだそうです。

本当に大丈夫?と不安になるでしょう。

また、今回送られてきた蛇口は最新型でLEDモニターが組み込まれています。

前面のアクリルを引っ張り出し、電池をセットします。

水を出すと青く点滅し、それが赤くなったらフィルターの交換時期だとか。
水質チェック?と期待しましたが、単なるタイマーみたいです。




続いて排水をセット。

RO浄水器は純水を1作るのに3倍の捨て水が出てしまいます。
その為に排水口を作ってやらなければなりません。

既存の排水パイプの上から専用のアタッチメントを取り付け、ドリルで穴を開けて附属のパイプを取り付ける仕組み。

うちの場合はディスポーザーも付いているのでアタッチメントを取り付ける場所も限定されていましたが、こちらは問題なく取り付けることが出来ました。

本当に簡単です。
















続いて給水の分岐金具取り付け。

我が家はすでにビルトインタイプのクリンスイ(中空糸膜浄水器)が取り付いており、専用の蛇口です。

附属の分岐金具を取り付けようと思いますが、ご覧の通り配管に余裕がありません。

一般的なご家庭であれば何とでもなりそうですが、我が家はどうもプロに登場願わないとダメそうです。

配管のねじ寸法や径はまったく問題ありませんでした。






















そこで急きょ知り合いの設備屋の社長に電話して、近所に来ている職人が居たらこっちに回してとお願い。

まぁこの辺の対応は商売柄迅速です。

結局、フレキシブルパイプで給水用の配管を延長させて分岐金具を取り付けることにしました。

それにしても今度は何を始めたねと興味津々の職人さんたち。

こんなにいろんなのが詰まっているキッチンなんて見たことが無いそうです。

放射能除去が出来るんだよと話すと、「うちもつけてみようかな」だそうです。




ご覧のように配管を延長させ、給水の分岐と今まで通りクリンスイへの給水が行えるようにしました。

工事らしい工事は以上で終わりです。

工具を使うのは水栓金具を取り付けるためにカウンタートップの穴あけ、排水パイプへ排水用のアタッチメントを取り付けて穴あけ、そして給水の分岐のみ。


給水の分岐も今回はプロを頼みましたが、配管に余裕があれば素人でも全然問題なく取り付け可能です。

実際、今回の延長だって私でも出来ましたが、その為にフレキシブルパイプを買ったり、その工具を考えると頼んだほうが徳と判断したのです。

あとは個々の接続箇所に決まったパイプを差し込むだけです。

蛇口のときのように寸法が決まっていますから、入るところにしか入りません。

色分けもされていますし、ご丁寧にテープで指示もされています。

本当にシステマティックです。








すべての配管を繋ぎ込み、フィルターユニットを奥の壁にビス止めして工事完了。

フィルターユニットはフィルター交換できるように前面が空いている必要があります。

交換時期以外は物を入れておいても大丈夫。

放射能はROフィルターに溜まりますから、そこからの外部被曝が怖ければ、このフィルターユニットに鉛の板で遮蔽してやると良いかもしれませんね。










キッチン全体。

うまく収まりました。






















さあ、稼動。

給水の分岐コックを開けてやると、音と共にフィルターへ水が流れ込みます。

全体に水が伝わるまで数分かかります。

排水からも音がしますねぇ。

暫らくして音が小さくなったら蛇口を開けてみましょう。

最初はあまり勢い良く水は出ません。

何故かというと圧力タンクに水が溜まっていないから。

圧力タンクに水がある程度溜まるとその圧力で勢い良く水が出てきます。

ここから出てくるのが純水。

蛇口下でモニターのLEDが青く光っているのが確認できます。

タンクに水が溜まるのに4時間から6時間かかるとのこと。
他の浄水器でもそうですが、最初の水はきれいじゃないので溜まった水を蛇口を開放してすべて吐き出し、それを3回ほど繰り返すようにと説明書に書いてあります。

一晩様子を見て、漏水も無い様子。
朝、タンクの水をすべて排水し、また新たに純水を製作中です。

まずは無事に取り付け完了でした。


参考までにこちらが配管図

こちらが性能表です。
99.9%の除去率は立派。

ラジウムも80%除去ですね。

そろそろ日本人も安全に対して行動を起こすべきです。
今回の実験を通して、私は自身の設計に必ず組み込むべき性能を確信しましたし、多くの人がこの浄水器を導入すべきと思いました。

水質についてはこちらをご覧下さい。

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