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研究会の目的:

人工衛星による宇宙空間の直接観測が始まってから半世紀あまり、多くの先駆的研究によって太陽地球系の姿が明らかになり、典型的と考えられる事象については深く理解されつつあります。一方で、キャリントンフレアのように数百年に一度おこるような極端な事象が報告され、マウンダー極小期のように長期にわたり太陽地球系が極端な状態にあったことを示唆するデータもある中で、頻度の低さとデータ取得の難しさが相まって、これらの極端な事象についての理解は比較的進んでいません。しかし、1989年の巨大磁気嵐群や、2009年の極小期を含む長年のデータの蓄積と、シミュレーション技術の発展により、過去の極端事象を理解し、人類が観測したことの無い極端な太陽地球系を予測する手掛かりは揃いつつあります。本研究会では、太陽活動や気候変動などに関する数十年~数百年スケールの変動から、磁気嵐、サブストーム、オーロラ、中層大気変動などに関する数分~数日スケールの変動など、様々な時間スケールでおこる極端事象の報告、極端条件を組み込んだシミュレーション研究の報告、極端事象研究に対する展望など、極端事象に関する講演を広く募集します。なぜ極端事象がおこるのか、我々が現在獲得している枠組みの線形的延長としてこれらの極端事象を考えてよいのか、物理的要因によって決まる上限や下限があるのか、人類活動への影響はどれほどか、などの問いかけを通し、極端事象と太陽地球系物理の理解を深めることが本研究会の主目的です。

お知らせ:

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