2011年8月27日(土)-8月31日(水) 10:00-17:00


イベント概要
 人映像解析の最先端 -あなたの顔と動きを科学する-
 日時:2011年8月27日(土)-8月31日(水) 10:00-17:00
 場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンb
 入場料:無料
 対象:年齢制限無し(「友の会」会員以外の方も参加できます)
 実施機関:大阪大学,奈良先端大学,東北大学,早稲田大学,(株)東芝


体験内容
人映像解析技術の最前線と題し、人の視線、表情、動作、歩き方など、 体験者の顔や動きの個人特徴を計測し、自らの個性を発見し、楽しむことのできる体験型イベントを実施します。これらの技術は、暮らしの安全安心、ならびに、豊かな人間調和型情報社会を目指した、3つの研究プロジェクトの中で推進されている要素技術の研究成果に基づいています。
 ・A. 歩行ゲーム体験 「ゲームの中のあなたの動きを見てみよう」
人はその時々の感情や意図によって歩き方が変化します.このデモでは、全長18mの超ワイドディスプレイ中を行ったり来たりするキャラクタについて「探す」・「ついていく」などの歩行動作を行うゲームを体験してもらいます.システムはカメラやレーザレンジセンサ等で人の動きを計測しており、ゲームの各状況下でその人の歩き方がどのように変化するのかをグラフや映像で確認することができます. 

・B. 高齢者歩行体験 「お年寄りになって歩いてみよう」
高齢者疑似体験セットを着用した状態と着用しない状態で坂・階段・ジグザグ道を含む歩行路を歩いてもらいます.着用時には歩きにくくなるため、同じ人でも非着用時と異なった歩行になります.システムによってこれらの歩行を計測し、この違いを客観的なグラフや映像で提示します.


・C. 歩き方の個性計測 「自分の歩き方の癖を発見してみよう」
歩き方(歩容)には人それぞれの個性が現れます.このデモでは、カメラで撮影された歩行映像を解析し、その個性を歩幅・歩行周期・歩行時の背筋の伸び・腕の前後の振り・足の運びの左右対称性(バランスの良さ)等の尺度で可視化します. 

・D. 顔個性の解析 「あなたの顔はどんな顔?」
私たち人間は、相手の顔を見ただけで驚くほど多様な情報を読み取ることができます.このデモでは、数千人以上のデータを統計的に分析した結果に基づいて、カメラから撮影した顔を自動的に解析します.解析対象は、年齢や性別だけでなく表情や眼鏡の有無など20種類以上になります.あなた顔がどのような特徴を持っているか、グラフで解析結果を分かりやすく表示します. 

・E. 顔のブレンディング 「あなたの顔に別の顔を混ぜてみよう」
カメラから入力された2人の顔を入れ替えたり合成したりするデモを展示します.目や鼻、口など顔の器官の位置を正確に検出することで、別々の顔でもぴったりと合成することができます.人間の顔以外にも、動物の顔などもブレンディングすることができます

・F. Active Snapshot 「CGになって歌ってみよう」
本人の顔の奥行形状を多数の顔データベースを参照して高速に推定します.形状推定から本人そっくりの横顔をもつCGキャラクタモデルの自動生成までに、わずか3.8秒しかかかりません.さらに、このCGキャラクタは表情を変えたり、口をパクパクさせながら音楽に合わせて歌を唄います.また、カエルのリアルな質感は特別な反射関数により表現されています.自分の姿を画面上で鑑賞すること ができます.

・G. Aging Simulator 「あなたの過去・現在・未来をみてみよう」
レンジスキャナで顔を撮影し顔画像と顔の3次元形状を精密に計測します. このデータから本人そっくりのCGキャラクタを自動生成します.そのCGキャラクタの顔を若返らせたり、老けさせたりして、過去・現在・未来の自分の顔を見ることができます.このシステムは、成長期の顔かたちの変化だけではなく、成人期の肌の経年変化の特徴を現在の顔に合成できます.合成された顔はプリントアウトして持ち帰り可能です. 

・H. 視線・頭部運動の計測 「絵のどこが変わったか探してみよう」
私たちは日常生活でものを見る場合、目を動かしていますが、それと同時に頭も動かしています.このデモでは、大きな写真を使って、「写真のどこが変化したかを探す」という課題を体験していただき、その時の頭と目の動きを計測します(その際、目と頭の動きを計測する装置を装着していただきます).また、離れた位置にある2つの点を順に見てもらい、頭と目がどのように動くのかをグラフ化して提示します.