分科会

第1分科会(大学図書館史)  第2分科会(リカレント教育)  第3分科会(利用者支援)  第4分科会(学生協働)  第5分科会(図書館建築・デザイン)  第6分科会(図書館経営)  第7分科会(図書館システム)  第8分科会(出版・流通)  第9分科会(学習支援)  第10分科会(情報リテラシー)

第1分科会 大学図書館史

 今回の大学図書館史分科会は「大学図書館史への探求」がテーマです。担当からは大学図書館史分科会の基本テーマである「自館史」への取り組み、図書館史の研究会団体の活動などについて情報提供し、参加者の方々と大学図書館史の醍醐味について意見交換したいと思います。図書館史に関心のある方、業務として自館史を担当された経験のある方、いつもと違う視点から業務を考えてみたい方、図書館史について思いっきりトークしましょう。飛び込みレポート大歓迎です!

※当日配付資料「職歴から大学図書館の動きを考える」(加藤氏)

担当:加藤晃一(東京工業大学) kabe36 ★ gmail.com
   長坂和茂(京都大学工学研究科桂化学系図書室)

第2分科会 リカレント教育

 「リカレント教育」の分科会では、昨年に引き続き「リカレント教育のあるべき方向性」をテーマとします。
 昨年は、利用者の要望への対応という視点から「リカレント教育のあるべき方向性」を考えることを目的として、まず、利用者が求めていること(要望)と、それらの要望に対応するために必要となる技術・知識をブレインストーミングの手法によって項目分けして一覧しました。ところが、分科会の時間はこの一覧の作成で終了し、「リカレント教育のあるべき方向性」についてのディスカッションまで展開することはできませんでした。
 今年は、昨年のブレインストーミングで出し合ったアイデアを整理しながら「リカレント教育のあるべき方向性」について出席者間で意見をまとめます。利用者の要望への対応という視点以外に、教育・研究活動の動向や過去の本分科会のテーマであった大学院進学、認定資格制度、検定試験の観点からの考察も加えたディスカッションとする予定です。
 参加者には事前に関連資料や昨年のブレインストーミングで出された内容を報告いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

担当:井ノ口雄久(高崎健康福祉大学)  inoguchi ★ takasaki-u.ac.jp
   北川正路(東京慈恵会医科大学学術情報センター)

第3分科会 利用者支援

 この分科会では、利用者支援の有効な方法の一つとして、ガイダンスに着目します。現在実施されている初年次ガイダンスなどには、もう改善や工夫の余地がないものでしょうか?また、教員との関係の中で、図書館はどこまで踏み込んだガイダンスをするべきでしょうか?例えば、昨今話題になっている研究倫理などについて、図書館にも何かできることはないのでしょうか?こうしたことを、参加者全員で考えていきたいと思います。
 分科会は講義スタイルではなく、参加者が主体的に学び合うワークショップ形式を予定しています。お互い事例・ノウハウを持ち寄り学び合うことで、参加者が自館でよりよいガイダンスを実施していく-そんなきっかけになる学びの場にしたいと考えています。

※当日配付資料「大学図書館ガイダンスにおける私的論点」(井上氏)

担当:井上昌彦(兵庫支部・関西学院大学図書メディア館)  inoue ★ kwansei.ac.jp
   巌本康治(石川支部・金沢大学自然科学系図書館)

第4分科会 学生協働

 現在、図書館の活動をより良いものにしていくために、学生や教員などあらゆる立場の人との「協働」が欠かせないものとなっています。図書館のイベントや選書、業務のサポートを“学生”と、また利用者教育や授業の一部を“教員”と、他にもラーニング・コモンズ等の図書館の設備を活用して何か行うなど、それぞれの図書館で試行錯誤されていると思います。そのような「協働」において、どのような工夫や働きかけを行っているか、また、苦労したところや、どのような効果をもたらすのかなど、いろいろな面に着目して、これからの図書館の可能性を皆様と一緒に考えてみたいと思います。

※追加情報(2014.08.12)
 第1部では、東北大学附属図書館における「留学生コンシェルジュ」の活動について、同館の芦原ひろみ様より事例発表をいただきます。
 第2部では、ワークショップ形式により参加者間で事例を共有しながら、学生協働のあり方を考えます。

担当:永安樹(佐賀大学学術研究協力部情報図書館課)  12kita ★ cc.saga-u.ac.jp
   赤澤久弥(京都大学附属図書館)  akazawa ★ kulib.kyoto-u.ac.jp
   矢崎美香(九州女子大学・九州女子短期大学附属図書館)  yazaki ★ kwuc.ac.jp

第5分科会 図書館建築・デザイン

 数年前から、国立大学を中心に、建物の耐震改修工事が集中して行われました。
 工事に伴い、建物空間の(リ)デザインも行われたことでしょう。その最たるものがラーニング・コモンズであり、各機関で新規オープンする度にニュースに取り上げられてきました。
 しかし、改修工事はラーニング・コモンズ設置のみに留まるものではないのではないでしょうか。事務スペース、書架の配置なども含め、様々な変更があったはずです。
 本分科会では、図書館の改修工事に携った方、これから携わる方のご参加を歓迎します。参加者の皆様から、改修に関わる事例報告をお願いします。改修時のコンセプト、実際の利用状況などを通じ、図書館建築の空間デザインを考える機会になればと思います。

担当:土出郁子(大阪大学附属図書館)  tsuchide ★ library.osaka-u.ac.jp
   鈴木正紀(文教大学越谷図書館)  msuzuki ★ zephyr.dti.ne.jp

第6分科会 図書館経営

 現在、限られた人的リソースを最大限に生かし、多様化する図書館サービスに取り組むことが求められています。図書館経営分科会では、図書館を運営するとはどういうことなのか、職員の意識や働き方、サービスへの取り組み方、図書館という場所をどう捉え(直し)て行くか、などを総合的に考えていきたいと思います。
 今回は、議論の火付け役として、明治大学和泉図書館の坂口雅樹さんを講師にお迎えする予定です。和泉図書館は、新図書館の開館と運営に関して高い注目を集めていることからも、本分科会の講師に適任と考えました。坂口さんのお話を踏まえながら、参加者の悩みや課題なども共有しつつ、議論を深めて行きたいと思います。皆さまの参加をお待ちしております。

担当:池田貴儀(独立行政法人日本原子力研究開発機構)  ikeda.kiyoshi ★ jaea.go.jp
   磯本善男(北海道大学附属図書館)  isomoto ★ lib.hokudai.ac.jp
   西脇亜由子(明治大学)  ayukon ★ lib.meiji.ac.jp

第7分科会 図書館システム

Linked Open Dataと図書館

【趣旨】
 Linked Open Data(以下、LOD)という単語を聞いたことがある図書館員は多いのではないでしょうかと思われます。図書館システムの分野ではもちろん、近年ではRDA(Resource Description and Access)がこのLODの考え方を採用しているように、資料組織分野においても図書館が持つデータのLOD化というテーマは広く語られているように思われます。
 しかし、具体的に図書館のもつデータのうち、どのようなものをLOD化し、どのように外部公開し、またそれをどのように利用していくことができるのか、という観点で見ますと図書館のLOD対応は、まだ始まったばかりという印象を受ける、というのが実情でしょう。
 本分科会では、まず、『Linked Data: Webをグローバルなデータ空間にする仕組み』の訳者の一人でもある、国立情報学研究所の大向一輝先生からLODの基礎的な概念や事項についての講義を受けたのち、グループワークを行い、図書館データのLOD化について参加者自らが考える形式とします。このため、この時間をできるだけ有意義に過ごしていただくため、『LinkedData: Webをグローバルなデータ 空間にする仕組み』を事前に読んでくるようお願いをしております。
 Linked Open Dataに関心のある皆様はもちろん、Web時代における図書館によるデータ公開の在り方に興味を持っている皆様の参加をお待ちしております。

【スケジュール】
14:00-15:00 大向先生による講義
15:00-15:20 休憩・名刺交換
15:20-17:00 グループワーク

【テキスト】
トム・ヒース, クリスチャン・バイツァー著; 武田 英明[ほか]訳『Linked Data:Webをグローバルなデータ空間にする仕組み』(近代科学社,2013)

【参考文献】
大向一輝.オープンデータと図書館.カレントアウェアネス.2014, 320, p.14-16.
大向一輝.日本におけるオープンデータの進展と展望.情報管理.2013, 56(7), p.440-447.

※当日資料「図書館とLinked Open Data」(SlideShare)

担当:長坂和茂(京都大学工学研究科桂化学系図書室)  kz.ngsk ★ gmail.com
   加藤晃一(東京工業大学)

第8分科会 出版・流通

 大学はコンテンツ(情報)の生産と利用に関わっています。以前から、教科書や研究成果を刊行する出版部(会)を持つ大学がありました。最近では、講義のネット配信や教材の電子化を実施している大学もあります。
 大学図書館は、大学の教育・研究に必要なコンテンツ(情報)を提供する役割を担っており、これまではコンテンツの利用(提供)に関する業務が中心でした。しかし、近年、図書館が出版部(会)の事務を担当したり、機関リポジトリで出版部(会)の著作を公開したりする例も現れています。
 本分科会では、出版・流通と大学(とその図書館)について考えてみたいと思います。実際にこういった業務に携った方、他大学の事例をご存じの方の事例報告を歓迎しますが、本テーマに関心のある方なら、どなたでもご参加ください。

※追加情報(2014.08.04)
 今回は分科会の構成を二つのパートに分け、上記の他に、もう一つのパートでは、印刷と出版について取り上げます。情報がデジタルで流通する時代の中で、印刷文化は転換期を迎えつつあります。明治以後、情報流通の基盤を担ってきた印刷の歴史を振り返りつつ、地方文化と出版、印刷文化のこれからを考えてみたいと思います。
 このパートでは、
(株)メディア・エンタープライズ・エイジェンシー 代表取締役   村上修一 様
リンク先1 リンク先2)をお招きして、お話しいただきます。多くの方のご参加をお待ちしております。

担当:大田原章雄(東京藝術大学附属図書館)  ohtahara ★ gmail.com
   中島慶子(豊橋創造大学附属図書館)

第9分科会 学習支援

 本分科会では、今年、大学院生スタッフによる学習サポートデスクを備えたラーニング・コモンズをオープンされた京都大学附属図書館の赤澤久弥さんから、京都大学における学習支援の具体的事例を報告いただき、素材として、これからの大学図書館における学習支援の在り方について議論したいと考えています。
 また、各大学で展開されている学習支援サービス事例の情報交換を行いたいと思っています。
 参加者の皆さんの積極的な情報交換と議論により、実際の学習支援の質的向上に本分科会がお役にたてればと考えています。

担当:鈴木正紀(文教大学)  msuzuki ★ zephyr.dti.ne.jp
   呑海沙織(筑波大学図書館情報メディア系)  donkai ★ slis.tsukuba.ac.jp

第10分科会 情報リテラシー

 図書館が資料として提供する媒体やサービス、情報の多様化、またデジタルネイティブ世代の学生を迎え、従来の形での授業やガイダンス等の実施に難しさを感じられておられるのではないでしょうか。
 情報リテラシー分科会では、トムソン・ロイター社の矢田俊文氏をお招きし、データベース会社の利用者教育担当者の視点から、利用者教育のデザインと具体的手法についてお話頂き、参加者のみなさんと一緒にこれからの情報リテラシー教育の形について考えていく時間にしたいと思います。

◆プログラム
第1部 講演タイム (80分) ※質問は随時受ける形で進めます
・データベースの作成過程(Web of Science, BIOSIS, 医学中央雑誌)
・ストーリーについて ・資料作成 ・アンケートの分析
・ミニ講習会(Web of Scienceのトレーニングの例)  ほか

第2部 討論タイム(90分)
 事前に回答していただいたアンケートの集計結果をもとに、第1部での話題も含めて、現場の苦労など情報共有をしていきます。
※アンケート内容については後程こちらにリンク予定です。また、当分科会にお申込みいただいた方にも、随時ご連絡させていただきます。

◆講師紹介
矢田 俊文(トムソン・ロイター コンテンツ&アプリケーション・スぺシャリスト カスタマーテクニカルサポート)
中央大学商学部卒。在学中に米国アイオワ州Coe Collage留学。丸善株式会社 情報サービス事業部を経て、現職(トムソン・ロイター カスタマートレーニング)

◆参考文献:矢田俊文.データベース会社から見る利用者教育のデザイン(<特集>情報リテラシー).情報の科学と技術.2014, 64(1), pp.29-36.

当日配付資料

担当:渡邊さよ(広島支部・広島経済大学図書館)  sy-wata ★ hue.ac.jp
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