カーディーラー

その1

日本では、車のディーラーに行くと、セールスの人がささっと走ってくる。物腰やわらかく、懇切丁寧に色々説明してくれる。行って楽しい。 そんな対応にすっかり甘やかされた我々が、ここでディーラーに行くと、カルチャーショック度高しなのである。

その2

お父さんが、会社の社用車がでーんぶ古くなったんで、そっくり買い替えたいてゆってきた。ついては、自分は忙しんで、私にその担当をせー(しなさい)とゆう。

 

うそやだまじー

ほやかて、アジア人のおばちゃんが一人で、のこのこディーラーに行って、まともに相手してもらえるわきゃーない。それ以前に、私ゃ車の違いなんて、でんでん分からん。

イラチの私にしては珍しく、ぐずぐずしていた。ほたら、社用車が一台、また一台と、どんどんポンコツ化してしもた。案の定お父さん、頭から湯気出して怒った。

「さっさと何とかしろ!」

とゆうわけで、おっさん社員二人連れて、しぶしぶディーラーめぐりするハメになった。

その3

建物入ったら、セールスの人が小走りでやって

くるわきゃーない

てゆーか、いつまで待っても、だーれも来ん。しゃーないんで、置いちゃある車を、勝手にドア開けたり閉めたりして見始めた。それ見えてんのに、複数のヒマしてるセールスマン、知らーん顔。

うちの社員が見たいとゆう車種が見当たらん。ので、その辺ブラブラしているセールスマンつかまえて「この車種、置いちゃある?」て聞いたら「そこを右に曲がった通路にある」て、あごで示して、どこかに消えた。

普通、そこまで連れて行かんか?

その4

何件もまわり、ようやく古い車でんぶ(全部)引き取ってもらい、新しのんに買い替える話が成立した。

-ディーラーまで古い車を運転して行き、新し車に乗って事務所に帰ってくるのである。一台に一人づつおっさんの社員を割り振り、私は支払い係として同行した。朝から担当者と入念に打ち合わせしちゃあったのに

+ディーラーまで古い車を運転して行き、新し車に乗って事務所に帰ってくるのである。一台に一人づつおっさんの社員を割り振り、私ゃ支払い係として同行した。朝からディーラーの担当者と入念に打ち合わせしちゃあったのに

着いたら「書類がまだ出来上がってないんだー。まあ、その辺見ながら待ってて」しゃーしゃーとゆう担当者。

この何時間、お前、何してたんや!なんにもしてなかったんかい!

担当者、謝るでもなく、急ぐでもなく、奥に消えた。

ところが

その5

かだら(体)の線ぴちぴちのTシャツ、尻半分出した短パン、豊満な肉体を惜しげもなく見せびらかした姉ちゃんが、ディーラーに入ってきた途端

その担当者、どこからともなく湧いて出てきた。しかも小走りで。

口からヨダレ垂らさんばかりの顔になって、ふしでん(不自然)なほど姉ちゃんに接近して座り、細かい説明を始めるバカ男。分かりやすすぎやで。

その6

たっぷり一時間待たされ、ようやく新車を手に入れることができた。

ほんでやなあ「お待たせしてすいません」くらい言うんかと思たら「今日は朝からもう、チョー忙しい忙しい。ぼくは大変だよ」

買うのやめてほしんか?

次に新車買うときは、おっさん連れて行ってる場合やない。車一台につき一人、巨乳の派遣雇て、水着で運転させよっと。



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