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CSIの国際セクションに所属する生徒は、日本語科も含め、高校3年生の学年末に、Option Internationale du Baccalauréat(OIB)を受験します。OIBとは、フランスの国家試験であるバカロレア(高校卒業資格、大学入学資格試験)を、フランス語と各セクション言語(日本語科の場合は日本語)の二言語で受験するという形式の試験で、フランス語を含めた二カ国語教育を受けてきた生徒達を対象に行われるものです。通常、バカロレアはフランス語のみで行われますが、OIBでは、国語と社会の試験を、各セクションで学んでいる言語(日本語科の場合は日本語)で受ける事が出来ます。
国語科試験では、各セクションの言語(日本語科の場合は日本語)および文学の筆記・口頭試験が行われます。社会科試験では、各セクションの当該国(日本語科の場合は日本)の言語で、地理や歴史の筆記・口頭試験を受けることが出来ます。
日本語科では、2010年度より、バカロレアにおけるOIBでの受験が必須となりました。
OIBでバカロレアに合格した生徒には、フランス政府からバイリンガル認定の特別なディプロムが与えられます。このディプロムは、日本帰国後も高校卒業資格として認められます。