QuickSilver
Information on how to protect your privacy and cryptography in Japanese. Dedicated to Bananafish.

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QuickSilver(インストール)

ダウンロード

ここから必要な物をダウンロードする。

QS と Mixmaster は必須。

PGP を QS で利用する為には QSpgpが必要。
QS は GnuPG に対応していません。PGP のバージョンは8でテストしているそうです。私はバージョン6.5.8で使っています。

Nym を利用するには QSnym, QSpgp が必要。

QS で Nym のメールを受信するのに QSpop が必要。
(暗号化メールだけを受信したり出来るようですが私は使っていません)

Nym のメールを最終的に alt.anonymous.messages に送る場合に便利。
(サブジェクトを暗号化して扱えます)

インストール

インストーラから QS をインストールする。

最初に起動した時(最初に Tools | Remailers を選択した時だったかな・・・)に Mixmaster をインストールするように促されるので、ダウンロードしてきた Mixmaster をインストールする。

Help | Update Wizard から必要なプラグインをインストールする。

QuickSilver(Remailers Documents のアップデート)

 

リメイラーの現在のステータスを取得する。

Remailer の Remailer(stats & keys) と Remailer Capability Indicators も参考にして下さい。

Tools | Remailers を選択して Remaiker Statistics & Keyrings を開く。
URL Manager をクリックして、URL Manager で何処からリメイラーの stats & keys を取得するかを選択する。
URL をダブル・クリックするとその URL が一番上にきます。(一番上の URL から取得します)
また自分で URL を追加する事も出来ます。
整合性を取る為に全て同じ所から取得するようにして下さい。

Update をクリックするとリメイラーの stats & keys を更新します。

サーバがダウンしていたりしてエラーになる時はここで取得する URL を変更してみて下さい。
更新が止まっている URL から取得するのは避けるようにしましょう。(メールが届かない可能性が高くなります)

備考

type2.list は QuickSilver は使っていません。
Tools | Update on Send にチェックを入れると毎回送信する前にリメイラーの stats & keys を更新します。(個人的には毎回更新する必要は無いと思いますが・・・)

QuickSilver(基本編)

メールを送信する場合のヘッダ

File | Open | Template から Anonymous Reply を選ぶ。

---------- ここからサンプル ----------
Fcc: outbox
Host: mail.myusual.net
From: me@myusual.net
Chain: *,*,*,*
To: someone@somewhere.net
Subject: Personal Evaluation

ここから本文。
~~
---------- ここまでサンプル ----------

Host: には SMTP サーバを指定 。
From: にはメールアドレス(次のリメイラーに転送される時には破棄される)を指定。
Chain: にはリメイラーを指定。上の例の場合は4つのランダムに選ばれたリメイラーを中継して送信される。数が多くなると追跡されにくくなるが、相手に届かない可能性が高くなる。
To: には送信したい相手のメールアドレス。
Subject: には日本語不可(リメイラーは MIME をサポートしていない)。
本文は Subject の行から必ず1行あけて~~が来るまで。日本語可。JIS で送った方が無難かも・・・
:(コロン)の後はスペースが必要。

USENET へ投稿する場合のヘッダ

File | Open | Template から Anonymous Followup を選ぶ。

---------- ここからサンプル ----------
Fcc: outbox
Host: mail.myusual.net
From: me@myusual.net
Chain: *,*,*
To: mail2news@dizum.com
X-No-Archive: yes
References: <12345@newsserver.invalid>
Newsgroups: alt.test
Subject: Your Subject

ここから本文。
~~
---------- ここまでサンプル ----------

To: には Mail2news Gateway を指定。
X-No-Archive: yes は必要に応じて追加(アーカイブされないようにする)。
(あくまでも、リクエストですのでアーカイブされない保証は有りません)
References: は必要に応じて指定。
Newsgroups: は投稿したいニュースグループを指定。

送信

Send を押すだけ。

ヘッダ編集の補足

copies の指定
Chain: *,*,*; copies=2
リメイラーは信頼性の低いシステムでメールが届かない事もよくあります。
上記のように copies=2 を指定すると、2つの経路で送られ Exit Remailer が1通だけを相手先に送信します。

QuickSilver(Post-To: directive)

Mail2News Gateways を直接使って Usenet へ投稿する以外に Post-To: directive を使って投稿する方法があります。

Mix Key capability flags(Remailer を参照)が Np になっているリメイラーを Exit Remailer に指定して下記のサンプルのようにします。Nm になっているリメイラーを Exit Remailer に指定した場合は Mail2News Gateway を通して投稿されます。

---------- ここからサンプル ----------
Fcc: outbox
Host: mail.myusual.net
From: me@myusual.net
Chain: *,*,*,panta
Post: alt.anonymous.messages
Subject: Sample Post

ここから本文。
~~
---------- ここまでサンプル ----------

QuickSilver(Nym 作成)

Nym Account を作成する

NymServer の公開鍵をCypherpunk Keyring にインポートする。ここから公開鍵を取得できます。
NymServer のアドレスで自分の使いたいユーザ名のPGP 鍵を作成する。
Finger(Remailer を参照)でユーザ名が使われていないかチェックする事が出来ます)

nym-config という名前のテンプレートを作っておくと、最後にテンプレートを選択する必要が無くなる。

Tools | Options から Nyms タブを選び Nym Servers に使いたい Nym Server を追加する。

Tools | Nym Wizard で Nym Wizard を開く。
Create Nym Account を選び、Next。
作成した PGP 鍵を入力して、Next をReply Block の編集まで進む。

Reply Block の編集

---------- ここから Reply Block テンプレート ----------
Reply-Block:
 Anon-To: remailer_a
 Latent-Time: +0:00
 Encrypt-Key: passwda
remailer_a
 Anon-To: remailer_b
 Latent-Time: +0:00
 Encrypt-Key: passwdb
remailer_b
 Anon-To: you@your.net
 Latent-Time: +0:00
 Encrypt-Key: passwdc
you@your.net
---------- ここまで Reply Block テンプレート ----------

Reply Block テンプレート の remailer_a, remailer_b を 右上の Remailers をクリックしてリメイラーを選択する。
you@your.net を自分のメールアドレスに変える。
Latent-Time: は次に送信するまでの時間(追跡され難くする)。
Encrypt-Key: は次に送信する前に暗号化するパスワード(Sift Key を組み合わせてランダムに 30桁を超えるようなパスワードも OK です。QS が自動で複合化してくれます。ただスペースは仕様上は OK だそうですが、うまくいかない事があるそうなので使わない方が無難かも)。

送信

QSが作成したメッセージを送信する。

Confirmation Message

Confirmation Message が送られてきたら、そのメッセージにある送信先にアノニマスメッセージを送信する。(サブジェクトも本文も必要ありません)

Confirmation Message が届かない時

リメイラーは Latent Time 等もあり、届くのに時間が掛かります。
それでも届かない時は再送信します。
Nym Wizard から Send nym-config message again を選択して、NEXT。
Replay は先に送った nym-config message と再送信したメッセージが 1 回だけ処理されます。
Resend は先に送った nym-config message が処理されていた場合、もう一度処理されます。

完了メッセージが送られてきたら Nym Account の作成は完了です。

Reply Block のリメイラーの選択

Broken remailer chains を避ける。
リメイラーの地理的な位置を考慮に入れる。
Riot Anonymous Remailer - Geographical Mapping

QuickSilver(Sending Nym Mail)

Nym Mail を送信する時のテンプレート

---------- ここから テンプレート ----------
Fcc: outbox
Host: mail.myusual.net
From: me@myusual.net
Chain: *,*,*
Nym: yournym@nym.alias.net
To: someone@somewhere.net
Subject: Hello!

your message
~~
---------- ここまで テンプレート ----------

Nym Mail を USENET に送信する時のテンプレート

---------- ここから テンプレート ----------
Fcc: outbox
Host: mail.myusual.net
From: me@myusual.net
Chain: *,*,*
Nym: yournym@nym.alias.net
To: mail2news_nospam@anon.lcs.mit.edu
X-No-Archive: yes
References:
Newsgroups:
Subject: Hello!

your message
~~
---------- ここまで テンプレート ----------

X-No-Archive と References: はオプションです。必要なければ削除して下さい。

QuickSilver(Reply Blocks Pointing To Newsgroups)

受信メッセージを alt.anonymous.messages に送信する

USENET に投稿することで受信者を分からなくする。

---------- ここからサンプル ----------
Reply-Block:
Anon-To: mail2news@dizum.com
Latent-Time: +1:00r
Encrypt-Key: passwd
Newsgroups: alt.anonymous.messages
Encrypt-Subject: foobar
Subject: mail for richard
mail2news@dizum.com
---------- ここまでサンプル ----------

Exit Remailer の Anon-To: を自分のメールアドレスではなく Mail2News Server にする。

ESUB(Encrypt-Subject)

サンプルのサブジェクト "mail for richard" から MD5 message digest が作られ、それをパスワード "foobar" で暗号化(その時の date/time を random values として)される。そして、48 桁のユニークなサブジェクトが作られる。

メッセージの取得

NNTP Account Profile の Subjects に

mail for richard
esub=foobar; mail for richard

のように設定する。
上は esub を設定していない場合、下は設定した場合。

QuickSilver(Multiple Reply Blocks)

Reply Block を複数設定する。

---------- ここからサンプル ----------
Reply-Block:
Anon-To: you@your.net
Latent-Time: +2:00r
Encrypt-Key: passwdb1
you@your.net

Reply-Block:
Anon-To: you@your.net
Latent-Time: +1:00r
Encrypt-Key: passwdb2
you@your.net
---------- ここまでサンプル ----------

上の例の場合は2通のメッセージが送られてくる。
一方のリメイラーチェインが壊れていてもメッセージを受け取ることが出来る。

複数のリメイラーチェインからランダムに送信されるようにする。

複数のルートがランダムに使われるようにして追跡されにくくする。

---------- ここからサンプル ----------
Reply-Block: p=0.5
Anon-To: remailer1
Latent-Time: +1:00r
Encrypt-Key: key1
remailer1

Reply-Block: p=0.5
Anon-To: remailer2
Latent-Time: +1:00r
Encrypt-Key: key2
remailer2
---------- ここまでサンプル ----------

上の例では1/2の確率で remailer1 へ送信され、1/2の確率で remailer2 へ送信される。
p=0.5 の p は アルファベット1文字なら何でも良い。p の値をトータルした時に1にならないとメールが送信される事が保証されなくなる。

QuickSilver(Finger)

Finger でニム・サーバのヘルプやニム・サーバに登録されているニムのリストを取得できます。(Finger に対応しているサーバとしていないサーバがあります)

Tool | Finger で Finger Client を開く。
リストから選択して Finger をクリックする。
(リストにない場合は自分で入力して Finger をクリックする)

help@ニム・サーバ

ニム・サーバのヘルプファイルを取得する。

list@ニム・サーバ

ニム・サーバに登録されているニムのリストを取得する。

abc@ニム・サーバ

ニム・サーバに abc というアカウントが登録されているかどうかチェックする。

また E-MAIL で help@ニム・サーバや list@ニム・サーバにメールを送信すると結果が自動返信されます。
ニム・サーバに登録されているニムのリストは USENET にも定期的にポストされています。

QuickSilver(Barred Remailers)

あるリメイラーを使用停止にするには Disable と Barred Remailers があります。
Disable は 選択したリメイラーキーを使用停止にして、そのリメイラーを使わないようにする。Enable にしてすぐに元に戻す事が出来ます。

Barred Remailers はそのリメイラーが新しいキーを発行してもそれを取り込みません。また、Exit Remailer としてだけ使わないようにする事も出来ます。

Disable

Keyring | Open から Mixmaster あるいは Cypherpunk を選び Mixmaster Keyring 又は Cypherpunk Keyring を呼び出す。
使用停止したいリメイラーを選び、Enable/Disable ボタンを押す。
元に戻す時は元に戻したい Disable されたリメイラーを選び、Enable/Disable ボタンを押す。

Barred Remailers

Keyring | Open から Mixmaster あるいは Cypherpunk を選び Mixmaster Keyring 又は Cypherpunk Keyring を呼び出す。
Barred Remailers ボタンを押して、Barred Remailers List を呼び出す。
[name] [address] の形でリメイラー名とアドレスを指定して OK ボタンで Barred Remailers List を閉じる。
// サンプル
cracker remailer@gacracker.org
bilgates bilgates@securenym.net

リメイラーチェインの Exit Remailer として使いたくない時は下のように指定する。
// サンプル
cracker remailer@gacracker.org,last
bilgates bilgates@securenym.net,last

QuickSilver(Nym Account の削除)

Tools | Nym Wizard で Nym Wizard を開く。
Delete a nym account にチェックして NEXT をクリック。
削除したいアカウントを選択して Finish をクリックすると Confirm Delete ウインドウが表示される。

Move nym to retired nyms basket

ニム・サーバから削除されなかった時にメッセージを再送信したり、ニムを元に戻したり、同じ鍵でもう一度ニムを作成したり出来るようにニムをリタイアード・ニム・バスケットに移動させる。

Just delete nym from system

ニムをシステムから削除してしまう。

Create nym-delete message

ニム・サーバに送信するメッセージを作成する。

Confirm 画面が出たら OK をクリック。
nym-delete message をニム・サーバに送信する。

実際にニム・サーバからアカウントが削除されたかどうかの確認

公開されているニム・サーバは USENET にポストされます。
確認メッセージ等は送信するニム・サーバとしないニム・サーバがあるようです。

QuickSilver(Retired nyms の操作)

nym-delete message の再送信

ニムをリタイアード・ニム・バスケットに移動させておいた時は、nym-delete message をニム・サーバに送信したのにニム・サーバから削除されない時に nym-delete message を再送信できます。

Tools | Nym Wizard で Nym Wizard を開く。
Retired nyms にチェックして NEXT をクリック。
アカウントを選択して Send delete again をチェックして Finish をクリックする。
後はニムを削除する時と同じです。

Retired nyms を元に戻す

Tools | Nym Wizard で Nym Wizard を開く。
Retired nyms にチェックして NEXT をクリック。
アカウントを選択して Reinstate をチェックして Finish をクリックする。
Confirm 画面が出たら OK をクリック。

Retired nyms を削除する

Tools | Nym Wizard で Nym Wizard を開く。
Retired nyms にチェックして NEXT をクリック。
アカウントを選択して Remove をチェックして Finish をクリックする。
Confirm 画面が出たら OK をクリック。
再確認されるので OK をクリック。

QuickSilver(Tips)

  • Remailers Documents のアップデートでエラーになった時にセーブするかどうか聞いてくるが、セーブしないようにする。
    データベースが壊れてしまう事がある。
    また、送信時に Remailers Documents のアップデートをするチェックは外しておいた方が良いような気がします、データベースが壊れて再インストールする手間を考えれば、手動でたまにアップデートすれば良いと思います。
  • Tools | options の Nyms タブで "Auto-decrypt nym encrypt-keys on initiation of decrypt/verify" のチェックを入れておくと、Nym Mail を受信した時に受信メッセージの PGP Decrypt ボタンをクリックして自動でリメーラ間で追加した暗号を復号化出来る。

    QuickSilver 以外で Nym Mailを受信した時はヘッダを含めてクリップボードにコピーして、QuickSilver の Clipboad | Receive を選ぶと Auto-decrypt が使える。

    手動で複合化する時は Reply-Block の Encrypt-Key に設定したパスワードを入力して複合化する。その時は Reply-Block の逆に復号化していく。
  • 送 信時にエラーに成ったときはエラーメッセージがキューに残り、次回にそれを送信しようとしますが、おかしく成っている事があります。そのメッセージを再送 信しようとして、またエラーが続くようならそのメッセージをキューから削除して、新規メッセージとして送信し直しましょう。
  • ヘッダ部は1行に80桁しかサポートしていません。To: や References: や Newsgroups:
    に複数設定して80桁を超える時は下の様に行を分けて下さい。その時にスペースを入れるのを忘れないようにする。
    Newsgroups: alt.anonymous.messages,
    alt.privacy.anon-server
  • Nym Wizard での Create と Modify は QuickSilver 内でアカウントの情報を持っているかどうかの違いだけで最終的に作成されるメッセージは同じになります。
    もしデータベースが壊れてニム・アカウントの情報が無くなってしまった時は同じ鍵で Create し直しましょう。
  • SMTP のポート番号が標準の 25 と違う場合は下記の様にポート番号を続けて指定する。
    Host: bikikii.ath.cx:2525
  • stunnel を使っていて通信異常で終了した時は stunnel でセッションが繋がったままになっている事があります。その場合は stunnel を再起動しましょう。