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Round 7「夏休み、調査前のGPS道場」

2011/07/06 1:02 に Yasuhisa Kondo が投稿   [ 2011/08/05 19:56 に更新しました ]
日時:2011年7月30日(土)10:00~13:00
場所:東京工業大学大岡山キャンパス
申込サイト: http://atnd.org/events/17640

プログラム

10:00~11:30 Part 1. GPSの使い方道場

ハンディGPSによる位置情報取得の方法とPCへのデータ転送、Google Earthへの情報表示の方法を実習形式で学びました。

道場主(講師):近藤康久 @yaskondo 

実習内容:
  1. 講師&参加者紹介
  2. GPSの基礎知識
  3. ハンディGPSの貸し出し、使い方解説
  4. キャンパス内芝生広場にて測位実習
  5. PCへのデータ取り込み(GPS Babel)
  6. KML形式への変換(GPS Babel)
  7. 地図上での軌跡表示(Google Earth)
  8. 質疑応答

11:45~13:00 Part 2. 夏休みの研究道場

ライトニングトーク(5分×4本)+ディスカッション(55分)

道場主(司会):近藤康久
師範(コメンテーター):阿児雄之 @ta_niiyan

1. GPS及びTSを用いたクメール遺跡の実測調査
佐藤 桂(東京文化財研究所文化遺産国際協力センター・特別研究員)
アンコール・ワットに代表される古代カンボジア遺跡は現在確認されているだけでも総数5000を超えるが、それらの大半がいまだ十分に調査されないまま略奪と崩壊の中に放置されているのが現状である。発表者は2005年からプレア・ヴィヘア州コー・ケー遺跡群においてGPS及びTSを用いた建築及び土木遺構の実測調査を行い、図面作成と同時に遺構の分布や地勢との関係に注目した分析を進めてきた。その概要と今後の展望を報告したい。

2. GISで時空間を考えるには
杉浦真琴(名古屋大学大学院情報科学研究科・博士後期課程)
近年、時間という概念をGISによる空間解析に組み込むという研究が行われており、時間を重要な分析尺度とする考古学の中で利用できないかと考えています。LTからの意見交換を期待しています。

3. 地形と地下地質から復元した古環境:大阪湾臨海域を例に
伊藤有加(東京大学大学院新領域創成科学研究科・博士後期課程)
大阪湾臨海域における地形と表層地質(沖積層)の解析から,約6000~5000年前の縄文海進期の最高海面期の海岸線とその古環境(地形システム)を推定した.
表層地質の解析には,約1万本以上の高密度なボーリング地質柱状図データを用いて,高精度解析を行うことにより古環境を復元することができる.現在,GISを用いて地下地質から推定した古環境を面的(可視的)に表現することを試みている.

4. 三浦半島先史遺跡の時系列変化の分析(将来構想も含めて)
加藤 晋(総合研究大学院大学先導科学研究科・博士後期課程)
先史時代の遺跡は無作為にその”場所”に立地している訳ではない、むしろ遺跡分布は時代毎の環境の変化や生業等の社会的、経済的な側面によって規定されていると考えられる。本研究では、時代や地域ごとにどのような要因で居住域(遺跡立地)が決定されているかを解明したい。本発表では、考古学的研究の蓄積が進んでいる三浦半島の旧石器時代から古墳時代までの遺跡立地の分布変化を時系列で扱い、遺跡立地決定要因の検討を行う。
現在より普遍的な遺跡立地選択要因の検討を行う為に、東北地方の縄文時代遺跡を対象に、遺跡立地と自然環境要因との関係について研究を行いたいと考えている。手法としては、遺跡分布データとGISレイヤー化した自然環境データとの間の関係について、重回帰分析等の統計的な分析を行いたいと考えている。
当日の様子

360度撮影システムGigaPanによるパノラマ写真
http://gigapan.org/gigapans/0246343e112b42951207fbfbdda0c4db/

関連行事

7月30日(土)午前 Archaeo-GIS Workshop(本イベント)
7月30日(土)午後 初心者向けGIS勉強会(14:00~17:00 同会場にて)
7月31日(日)終日 野川巡検 http://atnd.org/events/16087
8月1日(月)終日  Fieldnet ワークショップ「写真術を学ぼう~静物編」 http://fieldnet.aacore.jp/  
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Archaeo-GIS Workshop,
2011/07/25 8:33
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