PBmaker取扱説明書
このプログラムは、パワーベースボールの選手を作成し、選手リストと選手カードを出力するものです。
選手カードを出力するために、TeXのコンパイラと、dviファイルからpdfファイルへの変換ツール(dvipdfmx等)が必要です。
1. コンパイル方法
バッティングフォームとピッチングフォームの生成比率を、現代野球に合わせて変えたファイルを用意しました。
src/ディレクトリで適宜
btype.C
pform.C
のリンクを貼り直してください。*_orgが本来の生成比率、*_altが生成比率を変えたものになります。
また、選手カードのフォントを明朝体にするかゴシック体にするか選べます。
src/ディレクトリで適宜
cardb.C
cardp.C
のリンクを貼り直してください。*_mcが明朝体、*_gtがゴシック体です。
それから、
make;make install
と入力してください。いくつかwarningが出ますが気にしないでください。
このファイルがあるディレクトリに
PBmaker
というファイルができます。
2. 使用方法
まず、投手と野手をそれぞれ何人ずつ作成するか設定します。
同じディレクトリにある
players.dat
ファイルを編集してください。
ファイルの内容は、1行目が通常の選手(0)か外人選手(1)かの指定、
2行目以降がP、C、1B、2B、3B、SS、OFの人数です。
人数は何人でも設定できますが、合計人数が1000人以上になると選手一覧の表示がずれます。
./PBmaker
と入力すると、選手が作られ、
Table.txt (選手一覧テキストファイル)
Card.tex (選手カードTeXファイル)
の2つのファイルに出力されます。
PBmakerの機能は以上ですが、これだけではTeXファイルのコンパイル、ファイル名の変更等に手間がかかるので、シェルスクリプトを用意しました。
./PBmaker.sh ***
と入力すると(***は適当な名前)、コンパイルからpdfファイルへの変換、ファイル名の変換まで行い、選手一覧を表示します。
出力ファイルは
***.txt (選手一覧テキストファイル)
***.tex (選手カードTeXファイル)
***.pdf (選手カードpdfファイル)
の3つです。ここではdviファイルからpdfファイルへの変換ツールにはdvipdfmxを用いていますが、dvipdfmxがない場合にはお使いの環境に合わせてツールを変えてください。
選手によっては特殊能力が大量につき、カードの幅が広くなることがありますので、その場合はTeXファイルを直接編集してカード幅が広くならないように調節してください。
選手カードは矢印で示した場所をお切りください。
二重線の場所ではありません。
3. ファイル一覧 (*_g.Cは外人選手用)
4. 更新履歴