【取材協力のお願いです!】「遠距離介護における高齢者本人の意思を尊重したコミュニケーションに関する研究」について

介護が必要な高齢のご家族をお持ちでありながら、様々な事情でご一緒に、あるいは、近くに住むことができない方は多いと思います。中には、こうした高齢のご家族のもとに、頻繁な帰省を繰り返す、いわゆる遠距離介護をされている方もおられるでしょう。

宇都宮大学で教員をしております、私、中川敦は、2001年から現在に至るまで、10 年以上この遠距離介
護の研究をして参りました(その成果はこちらをご覧下さい)。私の推計では、現在日本で遠距離介護をされている方は1万5千人~3万人おられます。

こうした遠距離介護をされている方の困難を少しでも軽減し、また高齢者ご本人にとってよりよいケアを実現するために、現在、私は遠距離介護をされている方、高齢者ご本人,そしてケアマネさんの間のコミュニケーションに関する研究を行っております。具体的には、「遠距離介護をされている方、ケアマネジャー,高齢者の3者が同席している場面の会話のビデオ撮影」に基づくデータを収集し分析を行います。データは研究・教育以外の目的では使用せず、個人が特定されることもありません。

この研究の取材にご協力頂ける方を募集しております。

遠距離介護の現場への還元のために、ぜひとも皆さんのお力が必要なのです!ご協力を頂いた遠距離介護中の方には謝礼をお支払いします。1回だけの協力でも、協力を辞退することも可能です。

ご協力いただける方、あるいは、該当しそうな方が周囲にいらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。取材が可能かなど、個別の事情も配慮させていただきますので、ご協力の可能性の段階でご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いします。


【「遠距離介護における高齢者本人の意思を尊重したコミュニケーションに関する研究」の取材協力のお願い】

遠く離れて暮らす高齢者ご本人のために、遠距離介護を引き受けている方は日本に1万5千人~3万人おられると推計されます。頻繁な帰省に伴う、身体的・精神的・経済的問題。親の在宅をいつまで支えられるのか。同居すべきか、施設で暮らしてもらうべきなのか。遠距離介護の当事者の方の悩みはつきません。

こうした中で,遠距離介護において,高齢者本人の意思がどのような時に,いかなる方法によって尊重されているのかを解明することは,非常に重要な課題であると考えられます。

宇都宮大学で教員をしております、私、中川敦は、今後も増えていくことが予想される遠距離介護の現場への還元、遠距離介護のみなさんの負担軽減はもちろん,高齢者ご本人のより良い生活を実現するために、このたび遠距離介護をされている方と高齢者の方,そしてケアマネジャーさんの3者が同席している場面で、実際にどのようなコミュニケーションが取り交わされているのかについて、研究を行うことになりました。具体的には、

「遠距離介護をされている方、ケアマネジャー,高齢者の3者が同席している場面の会話のビデオ撮影」

に基づく研究を進めております。

取材においても、収集データから個人が特定されることのないよう取りはからうこと、学術・研究・教育目的以外には使用しないこと、取材に協力していただいた皆さまがご納得いただける使い方しか行わないことなど、をお約束します。また1回だけの協力でも、途中で辞退することもOKです。

両方あるいはどちらか一つの取材でもかまいません。ご協力のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

 
<取材のご協力をお願いしたい方>
・在宅の高齢者ご本人と2時間以上の距離、あるいは県外に住まれているご家族さまで、高齢者ご本人のために2ヶ月に1度以上の頻度で帰省をなされている方。

<取材内容・方法>
「遠距離介護をされている方、ケアマネジャー,高齢者の3者が同席している場面の会話のビデオ撮影」

・会話の内容は特別な話でなくても、ケアやサービスに関するごく普通の会話でかまいません。

・月に1回のケアマネジャーさんの訪問場面、3ヶ月~6ヶ月に1度行われるサービス担当者会議の場面などを想定しておりますが、それ以外の場面でも結構です。
・高齢者の方の介護度、認知度などは問いません。ただし,その場に同席していただける場面を撮影させていただきたいと思います。
・遠距離介護をされている方、ケアマネジャー,高齢者ご本人の3者が参加されておられれば、加えて他の方がおられてもかまいません。
・取材には日本国内であればどこでも私が直接伺います。
・多額の交通費の足しにもならないかもしれませんが、遠距離介護中の方に、1回の撮影につき謝礼5千円をお支払いしたいと考えております。

 

研究・取材にご協力いただける方、ご質問などがある方は、お気軽に下記までご連絡ください。


・関連研究の成果の一部を発表しました。ご協力ありがとうございます。なお取材募集は継続しております。

Atsushi Nakaawa, 2016, Maintaining elderly parent’s autonomy: Conversation analysis of long-distance caregiving, Atypical Interaction ConferenceUniversity of Southern Denmark: Odense.

中川敦,2016年「遠距離介護の意思決定過程の会話分析――ジレンマへの対処の方法と責任の分散」『年報社会学論集』(29) 56-67.

中川 敦, 2015年「遠距離介護者は何をしてるのか――提案の判断と離れて暮らす家族の知識」『総合政策論叢』   (29) 29-44 .


・下記の動画もご参照ください。

中川敦「遠距離介護の福祉社会学―会話分析からのアプローチ」

『宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科ミニ講義




宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科
准教授 中川敦
〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350 宇都宮大学峰キャンパス5号館c棟2階事務室気付
TEL:028-649-5419
enkyo2600◆gmail.com
(◆はアットマークに置き換えてください)
2014年2月10日
(2017年5月18日修正)
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