はじめに

2005年に世界合唱シンポジウムが、アジアで初めてこの京都で開催されました。それを機に、京都府立府民ホール“アルティ”では、ホールの特性を生かした「アンサンブルを演奏し、聴き、勉強もできるような催し」を企画し、このシンポジウムの成功を願うとともに、今後の合唱音楽の向上と、府民にすばらしい音楽芸術を鑑賞してもらう機会を作ろうと考えました。

「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル」は、緻密なアンサンブルにより、合唱の基礎能力向上はもとより、大合唱で味わえない重唱や室内合唱の楽しさを味わえる場として、また、日頃合唱活動や声楽演奏活動に研鑽を積まれている演奏会の方々に、発表の場を提供することにより、音楽振興と演奏家の交流を促進することを目標として開催いたします。


【アルティ声楽アンサンブルフェスティバル実行委員会】

代表:伊東恵司(合唱指揮者)
京都市在住。児童・混声・女声・男声…あらゆる形式・ジャンルの合唱指導を行い、全日本合 唱コンクール・宝塚国際室内合唱コンクール等でグランプリ、金賞、特別賞を多数受賞。世界 合唱シンポジウムでは2度にわたり(ソウル・バルセロナ)特別招待演奏団体(「なにわコラリ アーズ」「Ensemble Vine」)に選出される等、海外公演も多数。カワイ出版より「スチューデ ントソングブック(1・2)」「合唱エクササイズ(育成編・運営編)」他、ブレーン株式会社より 「合唱のイントロダクション」を上梓。  
他方で「みなづきみのり」のペンネームで作詞活動を展開。松下耕、千原英喜、信長貴富、 相澤直人…等の作曲家により多数の曲が作られており、2014年には松本望作曲「ゆうやけ」が合唱連盟コンクール課題曲となる。また、合唱物語というジャンルを開拓し、創作物語のテキストと構成全般を担当。「夢見る翼の歌」「青を巡るクジラ」(山下祐加)、「さびしがりやのサ ンタクロース」(松波千映子)等、多数の作品が誕生している。千原英喜によるシューベルトの連作歌曲集「美しき水車小屋の娘」混声合唱編曲版では大胆な日本語訳詞を手がけ話題にもなり、現在、世界の愛唱歌について、新訳、新しい歌詞で歌唱する試みにも挑戦中。イギリス民 謡などが発表され好評を得ている。


特別顧問:松下 耕(作曲家・合唱指揮者)
1962年東京生まれ。作曲家、合唱指揮者。国立音楽大学作曲学科首席卒業。卒業 後、ハンガリーに渡り、合唱指揮法及び作曲法を学ぶ。レメーニ・ヤーノシュ、モ ハイ・ミクローシュ他に師事。作曲家として生み出している作品は合唱曲を中心と して多岐にわたり、作品は世界各国で広く演奏されており、同じく楽譜も国内外で 出版が相次いでいる。同時に指揮者として東京合唱アライアンス〈耕友会〉芸術総 監督として12団体の指揮を務めるほか、耕友会外の国内2団体の常任指揮者を務 め、各国の合唱団から客演指揮者として招聘されている。一般社団法人東京国際合 唱機構代表理事。耕友会芸術総監督。軽井沢国際合唱フェスティバル総合音楽監督。 東京国際合唱コンクール総合プロデューサーおよび芸術監督。東京都合唱連盟副理 事長。全日本合唱連盟東京副支部長。

実行委員:北川 昇(作曲家)

1983年、神戸生まれ。大阪音楽大学大学院音楽研究科作曲研究室修了。作曲を下村正彦、千原英喜の各氏に、合唱指揮を松原千振氏に師事。

男声合唱曲「またある夜に」が平成27年度全日本合唱コンクール課題曲に採用。TBS系ドラマ「表参道高校合唱部!」最終回のエンディングで、代表作「ここから始まる」の演奏シーンが放映され、大きな反響を呼んだ。

作曲活動の傍ら、合唱講習会講師、コンクール審査員等として全国各地に招聘されている。早稲田大学グリークラブ、女声合唱団「歌姫」、大阪大学混声合唱団等の演奏会では、委嘱作品を自ら客演指揮にて初演する等、合唱指揮の分野でも活動の幅を広げている 


 実行委員:村上 果
同志社女子大学学芸学部英語英文学科卒業。専門的に作曲と和声を学び、在学中より編曲、演奏活動を開始。国内外の演奏会に多数出演。その他、アーティストの録音アシスタントを務め、ライブに参加するなど音楽活動は多岐にわたる。Ascolta、Sotto Voce指導・ピアニスト。アンサンブル エヴォリュエトレーナー。

実行委員:小宮 結
東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒業。合唱の盛んな島根県で幼少時より合唱に親しみ、現在は合唱団「葡萄の樹」所属。みやこ・キッズ・ハーモニー指導。