ジオパークと地域振興
Post date: Nov 24, 2010 10:04:22 AM
日本地理学会2010年秋季学術大会 | 2010年10月2日 | 名古屋大学
日本地理学会2010年秋季学術大会 | 2010年10月2日 | 名古屋大学
[主催]日本地理学会理事会
[オーガナイザー]日本地理学会ジオパーク対応委員会
現在,ジオパークの認知度は徐々に上がり,各地でその運営主体が立ち上がるなど,具体的な活動が開始されている.活動が活発化するなかで,地理学者に期待されているのは,ジオパークの活動と地域振興を結びつける方法論を提示することである.本シンポジウムでは,ジオパークの活動を地域の活性化にどのように結びつけていくかを,ジオパーク活動の実践者や地域の問題に取り組んできた研究者を交え,議論していく.
- 菊地俊夫(首都大学東京):ジオパークと地域振興[趣旨説明]
- 土居利光(多摩動物園):自然資源の保全と適正利用について-東京都小笠原のエコツーリズムにおける小笠原ルールについて-(招待講演)
- 鈴木晃志郎(首都大東京):世界遺産をめぐる諸問題を通じてジオパークのこれからを考える
- 新名阿津子(とっとり地域連携・総合研究センター):山陰海岸ジオパークにおける住民活動と地域振興
- 小泉武栄(東京学芸大):ジオパークと地域の自然再発見
- 富田啓介(名古屋大):東海地方にみられる湧水湿地の特色とその保全活動
- フンク カロリン(広島大):ドイツ自然公園における観光と新しい展開
シンポジウムのまとめ記事
菊池俊夫ほか(2011):ジオパークと地域振興.E-journal GEO Vol. 6, No. 2 pp.191-202