琉球列島における地元主導のツーリズムと自然保護との共生
Post date: Nov 24, 2010 9:46:10 AM
日本地理学会2009年秋季学術大会 | 2009年10月25日 | 琉球大学
日本地理学会2009年秋季学術大会 | 2009年10月25日 | 琉球大学
[オーガナイザー]尾方隆幸(琉球大)・目代邦康(自然保護助成基金)・小野有五(北海道大)
琉球列島は,自然保護・環境保全とツーリズムの両立が強く求められている地域である.本シンポジウムは,「琉球列島におけるジオパークの可能性」「亜熱帯地域・石灰岩地域特有の自然観光資源を生かした現場の取り組み」「地元住民が主体となって企画・実行するエコツアー」の3つのテーマによって構成される.シンポジウム形態は公開とし,一般市民を交えて,広い視野から持続的な観光のあり方を討議したい.
- 趣旨説明:尾方隆幸(琉球大)
- 尾方隆幸(琉球大):ジオツーリズムにおける自然地理教育の役割
- 高橋 巧(おきなわワールド):沖縄島南部の石灰岩地域におけるガイドツアーの実践
- 藤田祐樹・山崎真治(沖縄県立博物館):人類学・考古学からみた沖縄のジオツーリズムの可能性
- 大島順子(琉球大):沖縄におけるジオツーリズム推進の可能性
- 目代邦康(自然保護助成基金):沖縄における自然保護活動の現状
- 小野有五(北海道大):琉球列島のエコツーリズム――先住民族エコツーリズムの視点から
[コメント]
河名俊男(元琉球大),目崎茂和(南山大)
シンポジウムのまとめ記事
尾方ほか(2010):琉球列島における地元主導のツーリズムと自然保護助成基金との共生.E-journal GEO Vol. 5 (2010) , No. 1 pp.63-69