教室紹介

教授よりご挨拶

当講座は、ヒトの集団データを収集し,病気の発生要因を明らかにする疫学研究を行って来ました.現在は,文部科学省の助成による大規模コホート研究や以下のような種々の研究を行なっています.
  • 胃がんの疫学 (血清pepsinogen値によるリスク予測やピロリ菌感染の疫学)
  • 膵がん,胆道がんの疫学・分子疫学
  • ゲノム疫学
  • 精神症状測定学
  • メタアナリシスを中心とした臨床疫学
また,さまざまな臨床研究の疫学・統計学に関するサポートを行なっています.学部(卒前)教育では,疫学・感染症の予防・生活習慣病(がん,脳卒中,心臓病など)のリスク要因と予防や健診・学校保健・地域医療を担当しており,疾患の多発時に適切に情報を収集し,原因を推定して予防につなげる紙上シミュレーションによる演習は当講座の教育の特色のひとつです.

大学院(修士修了相当の方が対象で3-4年間)は,臨床疫学を含めた疫学方法論の習得が主体となります,データをお持ちか収集予定で適切な分析をしたいと思う方,当講座の研究に参画してくれる方を求めています.関心のある方は是非ご相談下さい.

沿革
公衆衛生学講座は愛知医科大学開学の3年後にあたる1975年(昭和50年)に開講しまし た.初代の岡田博教授(1975-1982)より,加藤孝之教授(1978-1992),佐々木隆一郎 教授(1992-1995),伊藤隆教授(1996-1999),そして,1999年(平成11年)12月に5代目の 菊地正悟教授が着任し現在に至っています.

現在は,教授の菊地正悟,准教授の林櫻松,准教授(特任)の西山毅, 助教の荒井健介,助手の高羽久美子のほか,1名の研究補助員・2名の大学院生・6名の研究員が所属しています.

歴代の教授をはじめこれまでの教室員のべ40名からなる同門会があり, 毎年春には総会を開催して親睦を深めています.

(歴代教授)
  • 岡田 博(おかだ ひろし)
    • 昭和50年4月1日~昭和57年3月31日
    • 専門:急性感染症,結核,非定型抗酸菌症の疫学,循環器疾患の疫学
    • 昭和40年 中日文化賞
    • 昭和53年 保健文化賞
  • 加藤 孝之(かとう たかし)
    • 昭和54年4月1日~平成4年3月31日
    • 専門:イタイイタイ病の疫学,循環器疾患の疫学
  • 佐々木 隆一郎(ささき りゅういちろう)
    • 平成4年4月1日~平成7年12月31日
    • 専門:生活習慣病の疫学
  • 伊藤 隆(いとう たかし)
    • 平成8年10月1日~平成11年3月31日
    • 専門:国際保健
  • 菊地 正悟(きくち しょうご)
    • 平成11年12月16日~
    • 専門:生活習慣病の疫学