アジャイル開発とUCD(ユーザ中心設計)を統合した『アジャイルUX』という分野が急速に発展しています。この手法は、価値ある製品をいかに早く作って市場に投入し、ユーザからのフィードバックに基づいて、さらに優れた製品を企画・開発していくことを可能にします。 アジャイルUXは特に米国で急速に発展しています。当初は「アジャイルとUXは相反する」との議論もありましたが、開発現場で試行錯誤を繰り返す中からそれらを上手く統合する方法が明らかになりつつあります。このような大きな潮流は、多少のタイムラグはあるものの日本にも到達することになるでしょう。 さらに詳しい説明は EnterpriseZine「アジャイルUXの潮流 ~ 米国発アジャイル開発の新しい波、只今日本に接近中!?」で読めます。 アジャイルUCD研究会に参加すべき人 アジャイルUXはデザイナのためだけの手法ではありません。開発者、スクラムマスタ、プロダクトオーナーにとっても必要不可欠な手法です。 2011年1月に、日本で初めてのCSPO(認定スクラムプロダクトオーナー)講習会が開催され、ジェフ・サザーランドが自ら本場の手法を紹介しましたが、それらの多くはアジャイルUXで開発されたものでした。 |