高濃度ビタミンC静脈注入療法

ビタミンCの抗酸化作用や健康への影響については以前から広く知られており、人のガン治療では40年以上前から行われていますが、近年その効果が見直されています。これまでの研究からビタミンCとビタミンKは血液中の濃度が一定以上に達すると健常な細胞には影響をおよばさず特定のがん細胞をAutoschizisというメカニズムで破壊することがわかりました。またその効果はビタミンCとKを一定の割合で投与すると効果が高まることも発見されています。

実際のがん患者への投与症例では高い効果が得られたケースから全く効果が見られなかったケースまで様々で、抗がん剤としてのビタミンC使用は賛否が分かれていました。

一方最近では抗酸化作用により抗がん剤治療中に併用することで抗がん剤による副作用(倦怠感・吐き気・食欲減退・痛み・睡眠異常など)が大きく緩和されることが報告されています。またがん以外の疾病において高い治療効果が得られた症例もあります。