フトアゴヒゲトカゲ
Bearded Dragon (Pogona vitticeps)
平均寿命:10−15年
全長:45−56cmくらいまで
体重:285-510g
成熟期:1-2歳
原産地:オーストラリア中央部
生息地:砂漠地帯・荒野から森林地帯まで広範囲に及ぶ。一部樹上生活も営む
性格:比較的おとなしく、攻撃的に噛むことはない
社会性もあり人にもよくなつく。昼行性
ハウジング
オスは特に個別飼育が望ましいがオスとメスを一緒に飼育することは可能
幼生は成熟個体と別に飼育する
成熟固体1−2匹に対し60cm x 120cm の通気性の良い入れ物
床材:新聞紙・ペーパータオル・アルファルファ ペレット・ウッドバークなど。砂・猫砂・くるみ殻・おがくずなどは餌と一緒に食べて蓄積することがあるので不適。
シェルターや隠れる場所
水皿
UVライトは床から45-50cm程度に設置、水槽の蓋などで遮らない
温度:低温域27℃、バスキングスポット32-35℃、夜間21℃以上
餌:成長期は雑食、成長後は雑食性はあるが草食性がメインになる。
幼生
サイズの小さいコオロギ・ワーム類にカルシウムをまぶして毎日与える
少量の葉物野菜も置いておく
マルチビタミンのサプリは週に1−2度
成長後
葉野菜などをメインに1−3日に一度餌の消費状況を見ながら与える
市販のフトアゴ用フードも給餌の一部として使用できる
昆虫類は少なくとも2回に1回はカルシウムをまぶして与えるか、あらかじめガットローディングしたものを与える
マルチビタミンは1−2週間に1度与える程度
フルーツも少量与えることができる
推奨される検査
1年に1度の健康診断と糞便検査
人獣共通感染症:サルモネラ症
よく見られる病気
内部寄生虫(蟯虫・コクシジウム・原虫類)
クリプトスポリジウム感染症
宿便または腸管閉塞
代謝性骨疾患
産卵障害各種
結膜炎・角膜炎・眼球周囲炎
膿瘍
皮膚外傷
細菌性・真菌性皮膚炎
黄色真菌病(yellow fungus disease)
胃腸炎
呼吸器感染症
脱皮不全